鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第12話「亀の前事件」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第12話のネタバレ,あらすじを吹き出し形式(会話方式)でお伝えします。

鎌倉殿の13人のあらすじ第11話で、千鶴丸を成仏させるために、伊東祐親(浅野和之)を梶原景時(中村獅童)が殺させました。

 

鎌倉殿の13人のあらすじ第12話は、義時(小栗旬)が伊東祐親(浅野和之)の最後を八重(新垣結衣)に説明するところからはじまります。鎌倉殿の13人第12話のタイトルは「亀の前事件」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第12話

義時
立派な最後だったようで。

義時は、そう八重に説明しますが八重は納得できません。親が亡くなった八重をおもって、義時は八重が住み慣れた伊豆の江間に帰るようにすすめます。

その時の伊豆は、北条家の領地になっていたからです。

 

その後、阿野全成(新納慎也)と実衣(宮澤エマ)の祝言が行われました。政子(小池栄子)の出産も近くなり、頼朝の下に時政(坂東彌十郎)ら中核のメンバーが集まります。

今回から新たに、大江広元(栗原英雄)が加わりました。長年、朝廷につとめ政にくわしいことから推薦されてやってきます。

 

そして、政子の子の乳母夫には、比企能員(佐藤二朗)がつきました。そのため、政子は比企館に移り住みました。

寿永元年8月に政子は、念願の男の子を授かりました。名前は、万寿です。後に2代将軍になる、源頼家(金子大地)です。

 

このころ、頼朝は隠れ家を持っていました。御所では、言いたいことが言えないケースが多い。そのため、隠れ家を用意しているという名目でした。

そして、頼朝が乳母夫に時政を選出しなかった理由を義時に話します。

源頼朝
一つの家に力が集まるのは、よくないと思ってな。

義時は、そのことには納得をしました。しかし、妾である亀(江口のりこ)が寄り添って、八重の文句を話すところにイラっとしました。

その後、義時は伊豆に住む八重に会いに行きます。八重は、父・伊東祐親を殺したのが源頼朝であることを知りながらもなお、気持ちは頼朝にありました。

八重
あのお方は、千鶴丸の敵をとってくださったのです。

頼朝と政子の子・万寿は体が弱かった。それを聞いて、全成は実衣にポツリとこぼします。

全成
親の不徳が子に災いをもたらす。

全成は、実衣に頼朝の妾の存在を打ち明けます。それは、すぐに時政やりく(宮沢りえ)に伝わることになりました。

りくは、政子にそのことを伝えに伊豆に行きます。政子は、怒り狂います。その状況を想像していたように、りくは政子に耳打ちします。

りく
都では、妾をもつことはよくあることです。鎌倉殿が都を真似たのであれば、後妻打ちで仕返しをしましょう。

政子が亀の館を形だけ壊して、頼朝に肝を冷やしてもらう作戦です。実行役には、りくの兄・牧宗親(山崎一)が買ってでます。

一方、義時から相談を受けた三浦義村(山本耕史)は、すぐに亀を別の場所に移すように動きました。そして、頼朝の隠れ家は義経(菅田将暉)が警護します。

 

義時が義経に「頼朝のため」だと話して、警護してくれていたのです。そして、義経が警護をしているところに牧宗親がやってきました。

源義経
ご用件は?
牧宗親
ここは、鎌倉殿の妾の家で、政子の頼みで少しだけ家を壊すのだ。

悪びれる様子もない宗親に、義経は納得して家臣の弁慶(佳久創)に隠れ家を壊させ、火で燃やしてしまいます。

翌朝、頼朝は焼け跡にたって呆然とします。すぐに、会議が開かれなぜこのようなことになったのか確認をします。

 

義経が火をつけたことを認め、謹慎の処分になります。牧宗親に大きな原因があるとして、髷を斬りました。このことに、りくは怒って頼朝のもとにやってきます。

りく
そもそも鎌倉殿の女癖の悪さが原因ではないか。

そこに、政子もかけつけ頼朝を攻めます。頼朝は攻められて逆切れします。

源頼朝
身の程を知れ。下がれ。

今度は、そのことに時政が怒ります。

時政
やってられるか。わしは降りる。伊豆に帰る。

時政は、そう言い残し部屋を後にしました。

 

これまでのやり取りをじっと見て、分析しているものがいました。大江広元です。広元は、それを源頼朝にアドバイスします。

大江広元
まずは、政子さまとゆっくり話し合ってください。時政殿は、必ず戻るはずで義経様も戦になれば働いてくれるでしょう。そして、義時殿は手放さぬようにしてください。あの者は、鎌倉殿に忠誠をつくします。

広元は、もう一つ言いかけましたが口をつぐみました。鎌倉殿の13人のネタバレ,あらすじ第12話はここまで。鎌倉殿の13人のネタバレ,あらすじ第13話につづく

鎌倉殿の13人の感想第12話

鎌倉殿の13人は、亀の前事件が起きるというストーリーでした。ここまで亀を側女にしているのを心配していましたが、それが形となって現れた回でした。

亀の前事件は、牧宗親の髷を落としましたが・・・なんか牧宗親が可哀想になりました。あそこまでやったのは、義経が明らかにわるいですよね。

 

義経は、馬引きもしないっていうし・・・協調性がまったくない。いくら戦上手でも、こんなことを繰り返していると頼朝と対立してしまいます。

政子のためと館を焼くまでするのは調子に乗りすぎなのかなって思いました。ただ、今回の件については義時も悪かった。

 

義時が義経になんのために、見張りをしなければいけないのか説明しておくべきでした。あと、亀の居場所は政子に伝えるべきではなかった。

義時がきちんと義経に経緯を説明しておけば、館を焼くところまではいかなかったはずです。

 

時政が怒って伊豆に帰るっていったシーンは面白かったです。お前が怒るところでは・・・って、頼朝の言葉はまさにそうです。

時政は、怒ったとしても伊豆に帰る必要はなかったはず。義時もいましたし、まだなんとかなるレベルでした。

 

でも引き下がれなくなったんでしょうね。結局、時政が伊豆に下がってしまうと北条が弱くなってしまうので、あまり得策でないと思うんですけど・・・。

牧宗親に対する仕打ちと政子に対する対応が余程腹立ったんでしょう。あと、義時に対する八重の塩対応が印象的でした。

 

八重はまだ、頼朝のことが好きなのかなって感じました。鎌倉殿の13人第12話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第13話の感想につづく。

 

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