鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第26話「悲しむ前に」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第26話のネタバレ,あらすじを吹き出し,会話方式でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第25話で、頼朝(大泉洋)は御所に帰ろうとしたところ意識を失い、落馬してしまいます。

 

鎌倉殿の13人の第26話のあらすじは、頼朝が鎌倉に戻ってきたところからはじまります。鎌倉殿の13人の第26話のタイトルは「悲しむ前に」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第26話

建久9年(1198)12月末に頼朝(大泉洋)は御所に運ばれ、眠っていました。落ち着いているように見えて、医者の見立てはもってあと数日。

政子(小池栄子)や義時(小栗旬)などの北条家が受けた衝撃は大きかった。それでも、政子は涙ながらに言います。

北条政子
この人は、必ず助かります。今までも何度もこんなことは・・・

義時は、政子に気をつかいながら廊下にでると梶原景時(中村獅童)と畠山重忠(中川大志)がいました。2人に真実を伝えます。

義時
助かる見込みは、100に1つもない。
梶原景時
あの方は、天に守られておいでだ。
義時
神仏のご加護はもうないと本人もおっしゃっておりました。速やかに、政の新しい形に移行しなければいけない。それまでは、内密にしておきたいのです。

頼朝が落馬したことを見た者を口どめし、状況が漏れないようにします。

 

政子は一睡もせずに、頼朝に付き添います。その時、源頼家(金子大地)は鹿狩りにでたまま戻ってきていませんでした。

北条政子
頼家はまだ?
安達盛長
まだ戻っておりません。

義時は、内密にしつつも頼家の乳母夫の比企能員(佐藤二朗)に伝えなければなりませんでした。

義時
鎌倉殿は、落馬され頭を強く打たれたご様子です。できることはすべてやり終えましたが、その時が来たらすぐに代始めの儀を行います。鎌倉殿は、若君を跡継ぎにお望みでした。

比企能員は館に戻ると、道(堀内敬子)と頼家の側室せつに話します。

比企能員
鎌倉殿が死ぬぞ。これからは、若君の時代じゃ。

一方、北条家では、りく(宮沢りえ)が時政(坂東彌十郎)に発破をかけます。

りく
ここまで、頼朝の縁かを支えたのは北条家。

あなたが覚悟を決めないと、これからは比企の思うがままになり、北条は蚊帳の外においやられてしまいます。

鎌倉は、あなたがおつくりになられたのです。頼朝が挙兵できたのはあなたのおかげです。他人にとられてはなりませぬ。

時政は、りくの檄をうけて阿野全成(新納慎也)夫婦のもとへ向かいます。

時政
鎌倉殿の後を継いでくれ。
全成
私が?しかし、若君がおられます。
時政
あの若さでは、御家人はついてこん。

一方、義時は頼家が鎌倉殿になる手続きを4人の文官に教えてもらっていました。そして、やるべきことをすすめることになったところ三浦義村(山本耕史)がやってきました。

三浦義村
頼朝、死ぬらしいな。

義時は、義村を見込んで頼み事をします。頼家とつづじのことです。

義時
三浦から乳母夫をだしてもらいたい。これから、北条と比企はもめごとになる。その時に、三浦に間に入ってほしいんだ。
三浦義村
条件次第だな。乳母夫の件、鎌倉殿が考えたことにしてくれ。それなら、どこからも文句がでない。

義時は、それをのみました。

 

翌朝、頼家が狩りから戻ってきました。そして、義時と今後について話をします。

源頼家
いっそのこと、公にしてしまえ。
義時
いえ、朝廷への文書が完成するまでは・・・

義時は、手続きを終えるまでは争いの火種になるようなものを避けたい。

源頼家
わしが跡継ぎになることは決まっているのだ。隠すこともなかろう。御家人を集めて、何が起こったか知らしめよ。比企にやらせろ。
義時
比企殿にやらせれば、父が文句を言い、父がやれば比企殿が黙っていないでしょう。

この辺りの権力闘争を頼家は、まだわかっていません。結局、どちら側でもない足立遠元が御家人に報告する役になります。

そして、政子がうたた寝している間に、頼朝は縁側に座っていて政子が目を覚まし縁側に行くと頼朝は亡くなりました。

 

跡継ぎを正式に決める前に、頼朝が亡くなり比企家と北条家が対立しました。嫡男・頼家をおす比企能員と頼家はまだ若いとし、異母弟の全成をおす北条時政。

義時
御台所に裁きをゆだねるしかない。

義時は、2人の間に入ってそういいます。

 

政子は、頼家を呼んで確認します。

北条政子
本気で鎌倉殿を継ぐ意思はあるの?
源頼家
正直申して、私には自信がありません。
北条政子
そたなの父上と約束したの。坂東をまとめ、平家を滅ぼす。

そして、自分の跡を継ぐ立派な男子を産むようにと。あなたは、まだ若い。されど、今の混乱から鎌倉を守れるのはあなたしかいない。新しい鎌倉殿になるのです。

源頼家
かしこまりました。母上。

政子がいなくなった後、頼家は梶原景時(中村獅童)と話します。

源頼家
言われた通り、1度は断った。
梶原景時
それで良いのです。これからは、若君の思ったとおりに進めていけば良いのです。鎌倉殿。

そして、頼家は御家人たちを集めて二代目鎌倉殿を継承することを宣言しました。

 

一方、時政は政子のところに怒ってやってきました。

北条政子
北条をおもう気持ちは、私とて同じです。父上は、北条あっての鎌倉とお考えですが私は逆。鎌倉あっての北条です。鎌倉が栄えて北条も栄えるのです。

時政は、納得いかないままでていきました。

 

義時は、火葬を終えた後で広場にたたずんでいました。そこに、頼時(坂口健太郎)がやってきました。

北条頼時
鎌倉殿が落馬した時の着衣の汚れ方から、先に気を失い、そのため馬から落ちています。振り落とされたわけではありませぬ。
義時
よく見抜いたぞ、太郎。

これで、頼朝の武士としての最後の面目がたちました。これで、義時が鎌倉でやることはない。

義時
私は、これで鎌倉を離れます。鎌倉の中心には、姉上がいます。

義時は、伊豆に退く決意を政子に告げました。

北条政子
小四郎、卑怯よ。私は、あなたに言われて腹をくくってたんですから、少しは責任をもちなさい。

そういって、政子は頼朝の形見である観音像を義時に渡しました。鎌倉の13人のネタバレ,あらすじ第26話はここまで。鎌倉の13人のネタバレ,あらすじ第27話につづく

鎌倉殿の13人感想第26話

鎌倉殿の13人第26話のあらすじでは、源頼朝が亡くなりました。その後の道筋をたてて義時が鎌倉を去ろうと考えますが、政子に止められるというストーリーでした。

ついに、源頼朝が死んだかってのが最初に感じた感想です。これまで、何度となく天に助けられていましたが、今回は助けられませんでした。

 

気になったのは、梶原景時です。頼家のことを動かしているように感じました。頼家は、なぜに梶原景時を信頼してるのでしょうか。

北条でも比企でもないというところが大きいのかな。梶原景時が後ろにいると、なんか嫌な予感がするんです。影が多い人物なので、頼家がやや心配ですね。

 

印象に残ったのは、頼朝の無事を願って、北条と三浦の3人で水をかぶるシーン。途中で切り上げて、ばちがあたらないかってのに笑ってしまいました。

その後の、三浦義澄も面白かったです。何言ってるかわかりませんでした。

 

しかし、北条は無茶しようとします。全成をいきなり世継ぎにするのは、さすがに無理があります。ずっと仏門に入っているものをいきなり鎌倉殿にはさすがに厳しい。

実衣(宮澤エマ)まで、御台所になることを喜んでいましたし・・・源頼家は頼りないけど、順当にいけば普通、そうなります。余程のことがないと、全成は無理です。

 

しかし、義時は冷静でした。しっかりと、時政に対しても自分の意見をぶつけました。源頼朝の側でずっと仕えてたので、力強さもでてきました。

政子のいうように、義時がいなくなったら鎌倉はしんどいと思います。今後の混乱が必至です。鎌倉殿の13人第26話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第27話の感想につづく

 

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