鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第27話「鎌倉殿と13人」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第27話のネタバレ,あらすじを吹き出し,会話方式でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第26話で、義時(小栗旬)が後継の準備をすすめる中で、源頼朝(大泉洋)が亡くなりました。

 

鎌倉殿の13人の第27話のあらすじは、建久10(1199)年1月、京に頼朝の訃報が届いたところからはじまります。鎌倉殿の13人の第27話のタイトルは「鎌倉殿と13人」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第27話

1199年(建久10)1月、京に頼朝の訃報が届きます。鎌倉殿として、源頼家(金子大地)がはじめてみなの前で、所信表明する日がきました。

源頼家
私は、父・頼朝が成し遂げてきたこと。成し遂げることができなかったことを引き継ぐ。その上で、父を超える。

頼家がみなの前で所信表明をした直後のことです。

比企能員
これより先は、鎌倉殿に判断をしてもらう時は比企能員をとおすようお願いいたいます。
時政
待たれよ。その役目は、北条時政が引き受けた

その2人を頼家が制して言います。

源頼家
わしが直にきく。比企や北条を特別扱いせず、誰であれ実力のあるものを登用していくつもりだ。

時政と比企がなにかいいたそうなところ、頼家は引き揚げます。

梶原景時
お見事でございます。あの者たちは信じてはいけませぬ。頼朝さまは、御家人に心を開いておりませんでした。それがしを除き
源頼家
肝に銘じておこう。

頼家は、梶原景時(中村獅童)に信頼を寄せていました。そして、義時(小栗旬)には若手人材を集めるように指示しました。

まずは、嫡男・北条頼時(坂口健太郎)に声をかけkます・。

義時
鎌倉殿に若くて、力のあるものを集めるように言われた。お前も加わってくれ。

また、義時の異母弟。北条時蓮(瀬戸康史)もあえていれました。

義時
鎌倉殿がおかしな方向に進まないよう、目を光らせておいてくれ。動きを逐一知らせてほしい。

2月に入り、京では後鳥羽上皇の後見役である土御門通近の暗殺計画が発覚しました。暗殺を計画したのは、一条家でした。

一条家は、頼朝との関係が深く大姫(南沙良)を嫁がそうとした先です。そのため、捕えられたものとの関係を説明するように、書状が送られてきました。

三善康信
上皇さまより、鎌倉みずからが処罰するように達しがきております。

頼家は、上皇様の意向に沿うべきだとの言葉を受け入れ、処罰するように使者を送ります。

 

頼家の命により義時が集めた若手の御家人の勉強会がはじまりました。教えるのは、三善康信(小林隆)です。

三善康信
政のおおもとは、訴えの裁きにございます。双方の話を聞いて、どちらが正しいか判断いたします。

さらに、頼家は蹴鞠を習わせました。蹴鞠は、教養としての位置づけです。上洛して、朝廷と蹴鞠をするときに役立つという。

一方、頼家はたくさんの訴えの裁きにうんざりしていました。つつじ(北香那)のいる部屋にやってきました。

源頼家
くだらぬもめごとが多くて、うんざりだ。

そうぼやいている時、側室のせつ(山谷花純)が頼家を探しにきます。ここでは、女同士の戦いがありそれに嫌気がさして頼家は部屋を後にします。

一方、義時はしばらく頼家のことを見守るべきか。それとも、手をかすべきか迷っていました。しかし、比奈(堀田真由)は比企能員(佐藤二朗)の姪なので頼家の性格をよくしっている。

比奈
困ったときほど助けてくれといえない性分なんですよ。木に登って降りれなくなった時に、絶対に助けてくれっていわなかったんです。

そこで、義時は頼家のためにひと肌脱ぐことにします。しかし、それには景時の協力が必要でした。さっそく、景時に提案します。

義時
政のことですが、これまで通り4人の文官で訴訟にかんする評議を行い、道筋をつけます。そのうえで、鎌倉殿が裁決する。このやり方なら、鎌倉殿の負担は減ります。梶原殿には、文官と鎌倉殿の間をとりもっていただきます。
梶原景時
それはよい。

景時は、すぐに頼家にこの話を伝えます。

源頼家
それが一番の近道だな。あいわかった。

義時は、このことを比企能員に報告に行きました。

比企能員
よい考えだ。しかし、梶原が入ってなぜ比企が入らん。比企を入れて6人衆にしよう。

すると、時政(坂東彌十郎)も言います。

時政
梶原と比企が入って、なぜ北条が入らん・。7人衆だ。

そうしているうちに、北条と比企が御家人たちを勧誘していきます。

梶原景時
知らぬ間に12人衆になっておる。つまらぬ内輪揉めに使われては困る。

景時の忠告は、もっともでした。これ以上、人数を増やさないため政子(小池栄子)に了承をもらいにいきました。

義時
あわせて12人。この者たちが鎌倉殿をお支えしていくことになります。
北条政子
一人追加してほしい人がいます。頼家はまだ若い。都合が悪いと、逃げ出してしまうことがある。叔父として、側にいてあげてほしい。13人目はあなたです。

そして、廊下で頼家に会います。

源頼家
5人衆は、最終的に何人になった。
義時
13人でございます。
源頼家
わしは、それほど頼りないか。精一杯やっているつもりだが・・・。お前は入っていないのだな。何があっても、お前だけは私のそばに・・・。
義時
頼朝さまのこともそのようにお支えしてまいりました。頼朝さまも初めから鎌倉殿だったわけではございません。新しい鎌倉をみなでつくってまいりましょう。

翌日、頼家が訴訟の取次を行う13人が集まりました。

源頼家
父上は、最後まで御家人に心を許さなかった。私も同じだ。景時、残念じゃ。紹介しておきたいものたちがおる。入れ。

6人の若者が入ってきました。頼時、時蓮、比企能員の2人の息子など6人の若者を連れてきたのです。

源頼家
わしが選んだ手足となって働いてくれる者たちだ。これより、政は私とこの者たちで行う。お前たちと切磋琢磨して、新しい鎌倉を作ろうではないか。

義時は、呆然として6人を見送りました。鎌倉殿の13人のネタバレ,あらすじ第27話はここまで。鎌倉殿の13人のネタバレ,あらすじ第28話につづく。

鎌倉殿の13人第27話の感想

鎌倉殿の13人の第27話のあらすじでは、今後の政を進めていく中で、頼家とタイトルの「13人」が決まったというストーリーでした。

しかし、頼家はとっても残念な人物ですね。頼朝(大泉洋)が御家人を信頼してなかったから、自分も同じように考えると言うのは、無理があります。

 

頼朝がそれでも良かったのは、初代であったからというのは非常に大きいです。しかも、恐怖政治をしていたので、坂東武者は怖くてついっていったというのが実態です。

同じことを頼家がやろうとするのは、難しい。最後に梶原景時が言っていたように、頼朝が亡くなるのは、早すぎたという言葉が芯をくっているなって思いました。

 

残念ながら、今の頼家についていく御家人はいない。しかも、側にそれをなんとかできる者もいない。義時や梶原景時が本来はそういう役目です。

北条や比企という偏った見方をしないという意味では、一番は梶原景時が良いのでしょうが・・・13人の中に入ったのが、頼家は嫌だったみたいです。

 

若手の方に、義時の息子などがいますが、彼らが頼家を支えることができるとも思えない。2代目で、裸の王様の状態である頼家が御家人を信頼できない。

これは、ちょっと致命的な状態かなって思います。頼朝が坂東武者から、反感をかっていたのとはわけが違うように思います。

 

もう少し、暴走しないように政子(小池栄子)が間に入った方がよいのでは?と感じました。鎌倉殿の13人第27話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第28話の感想につづく。

 

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