鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第40話「罠と罠」

このページでは、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第40話のあらすじ,ネタバレを会話形式・吹き出し方式でわかりやすくお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第39話で、義時(小栗旬)が執権として力を握り、暴走しはじめていました。また、鎌倉殿に世継ぎができずに悩んでいました。

 

鎌倉殿の13人の第40話のあらすじは、後鳥羽上皇(尾上松也)が難題を鎌倉に押し付けるところからはじまります。鎌倉殿の13人の第40話のタイトルは「罠と罠」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第40話

建暦2年(1212)、後鳥羽上皇(尾上松也)は閑院内裏の修復をやろうと考えます。しかし、それにはお金と労働力が必要でした。そのため、それを鎌倉にやらせようとします。

後鳥羽上皇
実朝なら、喜んで引き受けるだろうな。北条義時がどうやって乗り切るのか見物じゃのう。近頃、調子に乗っているからお灸をすえてやろう。

そう高みの見物をきめこみます。

 

一方の坂東武者は、この修復工事に不満を持つ者がたくさんいました。そのため、和田館に集まります。和田義盛(横田栄司)は、周囲をなだめます。

和田義盛
言いたいことはわかった。上皇様が鎌倉殿に命じられたからしょうがないだろ。

しかし、やがて反対派の旗頭のように担がれます。義時(小栗旬)の耳にもそのことは入っていました。義時にとっては、それが頭痛のタネでありした。

翌年2月、泉親衡の乱がおきます。泉親衡は、信濃の武士でありますが、義時も他の宿老たちも知らない名前でした。

三善康信
御所を襲って、北条殿を狙っていたようです。

三善康信(小林隆)が集めた情報を評議で伝えます。そして、参加した者の名簿が大江広元(栗原英雄)によって、義時に渡されます。

大江広元
この中に、和田の御子息がおられました。

和田義直や和田義重、和田胤長らは泉親衡から誘われて話を聞きに行っただけだという。泉親衡は、御家人たちを焚きつけていなくなっていました。

大江広元
気になることが。泉親衡が調べても何もでていません。においますな。西からの。
義時
上皇様がからんでいるのか?
大江広元
鎌倉の政を北条が動かしているのが気に入らないのではないでしょうか。御家人をたぶらかして、揺さぶっているのでは?

泉親衡の正体は、源仲章(生田斗真)でした。

 

和田義盛は、泉親衡に騙されたと和田の親族を援護しました。

和田義盛
どうか、俺に免じて許してくれ。つい調子にのってたんだよ。戦を起こす気なんかこれっぽっちもなかった。
義時
和田殿の顔を見ると、ばかばかしくなる。和田胤長だけは、許すわけにはなりません。
和田義盛
かわいい甥っ子なんだよ。
義時
命はとらぬが、それなりの罰は覚悟しておいてくれ。

しかし、和田胤長は他の御家人を誘っていたので処罰は後日になります。

大江広元
あの時を思い出しますなあ。上総介広常。

大江が言ったあの時とは、上総介広常(佐藤浩市)が殺された最後のことです。

義時
最も頼りになるものが、最も恐ろしい。消えてもらうか。
大江広元
よい機会かもしれません。

和田胤長は、陸奥国に流罪が決定しました。しかし、和田義盛と一族98人がそれを免除してほしいと訴えにやってきました。

義時
ここで引けば、政の威信にかかわる。
和田義盛
鎌倉殿に会わせてくれ。会えばわかるんだ。頼む。
時房
今日のところは、お帰りを・・・

和田義盛は、実朝に届くように大声で叫びました。

 

その後、和田義盛はその件について三浦義村(山本耕史)のところに行き憤ります。和田は三浦義村はいとこで気心が知れています。

和田義盛
かわってしまったよな。蔵の中で、黙ってた次男坊はどこいったんだ。
三浦義村
力になってやってもいいぞ。いっそ、北条を倒して俺たちで鎌倉をつくるのはどうだ?

三浦義村は、そうけしかけkました。

三浦義村
和田義盛がたてば、多くの御家人がついてくる。御所に攻め入って鎌倉殿を救い小四郎の首をとる。北条ばかりが得をする世の中を俺たちが変えるんだ。

和田胤長の娘が、父に再会できぬまま息を引き取りました。小さな悲劇が和田義盛の心が動きました。

 

一方、義時のやり方に泰時(坂口健太郎)が反発していました。

北条泰時
なぜ、和田をそこまで追い詰めるのです。まかり間違えば戦になります。

泰時は、そう言いながら義時が考えていることに気づきます。義時は、和田からしかけられるのを待っていたのです。

義時
北条の世を盤石にするため、和田には死んでもらう。
北条泰時
和田殿がなにをしたというのですか?
義時
私の代はいい。10年経ち、20年経ちお前の代に必ず和田一門が立ち上がる。

義時は泰時のために、和田が邪魔になると考えていました。しかし、泰時は納得できません。

北条泰時
私のため?ばかげています。私は、誰とも敵対することなく安寧の世を作ります。父上は、間違っています。

泰時があまりの勢いで反発したことで、義時は怒ります。

義時
太郎、謹慎を申し付ける。

その直後に、和田の動きを三浦義村が義時に報告にやってきました。

三浦義村
あと一押しだ。髭のおやじは、必ず挙兵するぞ。

泰時は、三浦が表向きでは和田と共に行動をし、裏で義時と通じていることに驚きました。

 

一方、泰時から事情を聴いた政子(小池栄子)はなんとか和田とのいざこざを治めるように考え義時を叱ります。

北条政子
もう誰も死なせなくないの。
義時
それは、私も同じです。

義時は、政子の言葉にその場では引きます。しかし、すぐに大江広元(栗原英雄)に告げます。

義時
和田を焚きつけるいい手を思いついた。

通常であれば、罪人である和田胤長の館は和田一門が引き継ぎます。それを義時が自分のものにしたのです。

源実朝
義盛が怒るのは当たり前ではないか。
義時
狙い通りでございます。戦には、大義名分が必要です。向こうが兵を挙げれば、謀反です。われらは、その鎮圧のために兵をだせます。以後、戦になりますので外出はお控えください。

その後、義時は時房(瀬戸康史)に命じて戦の準備を行います。

 

一方、実朝はなんとかしようと考え、政子に会いに行きます。

源実朝
母上、義盛と会う方法はございませぬか。これ以上、挑発に乗らぬように戦を止めたいのです。

そして、実朝と義盛は政子の手引きで会います。

源実朝
義盛、挙兵してはならぬ。
和田義盛
兵をあげなければ、武士として末代までの恥でございます。

義盛は、鎌倉殿に理解を求めます。

源実朝
いつまでも側にいてくれ。小四郎も鎌倉を思ってのこと。二度と行き過ぎがないよう、私が目を光らせておく。和田義盛は、鎌倉一の忠臣じゃ。それはわしが一番わかっておる。

和田義盛の目に涙が浮かびます。

 

そして、政子、義時、実朝、義盛が集まります。

源実朝
北条と和田、手を取り合ってこその鎌倉。わしに免じて、こたびは矛を収めてもらえないか。

和田義盛も北条義時も鎌倉のために尽くすことを約束しました。その後、源実朝は和田義盛をすごろくに誘い席をたちます。

政子は、義時を呼び止めます。政子は、義時が今も和田を滅ぼそうとしていることがわかっていました。

北条政子
戦することなく鎌倉を栄させてみせなさい。

そう叱りつけました。和田義盛は、廊下で義時がでてくるのを待っていました。

和田義盛
考えてみれば、みな死んじまったなあ。昔からいるのは、俺と平六ぐらいだ。今の鎌倉殿は、賢いしなにより心が温かい。

ようやく俺たちは、望みの鎌倉殿を手に入れたのかもしれんぞ。政はお前に任せるよ。なにか困ったことがあったらいえ。力になるから。これからも支えあっていこうな、小四郎。

そういって、和田は実朝とのすごろくに向かいました。

 

その頃、和田館では和田義盛の帰りが遅いことから、北条に謀られたと思っていました。そのため、大江広元の館を襲い、その後に御所で和田義盛を助け出す計画を立てていました。

そして、八田(市原隼人)、長沼宗政(清水伸)らに三浦義村が言います。

三浦義村
先に言っておくが、この乱は失敗する。俺が、向こうにつくからだ。兵を挙げたら、寝返ることになってる。この先も鎌倉で生きていたいなら、和田には手をだすな。

八田、長沼は三浦につくことをきめました。

 

そして、和田義直が先発隊を率いて出陣しようとしていました。

三浦義村
供に、北条を倒そうぞ。
巴御前
お待ちください。起請文を書いてください。和田を裏切らないと。
八田
我らが信じられないのか。

しかし、三浦義村たちは起請文を書きます。

三浦義村
寝返る手はなくなった。小四郎。すまん。

鎌倉を舞台にした最大の戦、和田合戦に火ぶたが切って落とされました。鎌倉の13人第40話のネタバレ,あらすじはここまで。鎌倉殿の13人第41話のネタバレ,あらすじにつづく。



鎌倉殿の13人第40話の感想

鎌倉殿の13人の第40話のあらすじでは、和田合戦が起きる前夜というところまできました。義時以外は、鎌倉にいるもの誰もが戦をしたいと思ってない。

それにもかかわらず、戦に突入するというのはなんとも辛い話です。義時は、時政と同じ道をたどっているように見えるのですが・・・大丈夫なのかな。

 

こっから、和田合戦に突入ですが・・・和田義盛がもう少し早く帰っていれば、兵を挙げることはなかったのになって思ってしまいました。

まあ、義時が言っていたように、いずれは戦になることはあったと思います。ただ、この時点では戦はなかった。義盛も鎌倉殿の言葉を無下にはできないですから。

 

力を持ちすぎる者が、殺される鎌倉では最終的に義時がやられるんでしょう。それだけ、義時は力をもちすぎてしまいました。

誰の言うことも聞かない。そんな人物になってしまったのです。ただ、唯一の救いはそれを政子と泰時は気づいているということです。

 

義時がやろうとしていることがなんとなくわかるので、事前に止めることができる。政子がいなくなったら、もう誰も義時を止められませんから。

和田義盛はいいやつだったんですけどね。横田栄司さんがとてもいい味をだしてくれていました。いよいよ和田合戦です。鎌倉殿の13人第40話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第41話の感想につづく

 

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