鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第47話「ある朝敵、ある演説」

このページは、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第47話のあらすじ,ネタバレを吹き出し形式・会話方式でわかりやすくお伝えしています。

鎌倉殿の13人のあらすじ第46話で、政子(小池栄子)は義時(小栗旬)の暴走を止めるために、尼将軍になり三寅の代理することになります。

 

鎌倉殿の13人の第47話のあらすじは、京で謀反がいるところからはじまります。鎌倉殿の13人の第47話のタイトルは「ある朝敵、ある演説」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第47話

北条政子
実衣には、これから政を手伝ってもらうことにしました。
時房
尼副将軍ですね。
北条政子
すぎたことは、すぎたこと。兄妹手を取り合って前に向いて進んでいきましょう。
実衣
私のこと殺そうとしたでしょう。首をはねろって言ったでしょう。
義時
言ってない。言ってないよな。わが妹、愛しき・・・これからも鎌倉のため尽くしてくれ。

義時(小栗旬)が廊下を歩いていると、頼み事をされます。しかし、その話を突っぱねます。

義時
そんなことまで、私を頼るな。
三浦義村
お前も変わったものだな。昔は、誰かれの頼み事を聞いていたのに。立場が人を変えるな。

そして、義時は昔のことを思い出します。

義時
そんなこともあったなあ。

 

承久元年(1219)7月、京都で異変が起きました。鎌倉殿が三寅に決まったことから、源氏の末流・源頼茂が謀反を起こし内裏を燃やしました。

源頼茂は腹を斬って死にますが、内裏は焼け落ち宝物は燃えてしまいました。

 

後鳥羽上皇(尾上松也)は、内裏を再建するために鎌倉の御家人に費用の捻出を命じました。

後鳥羽上皇
日ノ本中の武士から財をとりあげろ。義時は、それを良しとしない。それで、御家人との間に亀裂が入る。義時は、孤立。

内裏の再建の資金集めは、鎌倉を分裂させる作戦の1つでした。

時房
上皇さまから、内裏の費用を捻出するようにお達しがきております。
義時
放っておけ。
大江広元
尼将軍に決めていただきましょう。
北条政子
あちこちで、火事がおきています。まずは、鎌倉を立て直してからにしましょう

政子と大江広元(栗原英雄)の支持を得て、要求を先送りにすることを決断しました。泰時(坂口健太郎)や御家人たちは、鎌倉と京の関係悪化することをを懸念していました。

北条泰時
父上、上皇様の狙いはそこだったのではないでしょうか。父上と御家人たちの中を引きさこうとしているのでは?

御家人たちの声を聞いた三浦義村(山本耕史)は、上皇様と御家人の間を取り計ろうとしていました。

一方、のえ(菊地凛子)が政子のところに行って跡継ぎの話をします。

北条政子
小四郎が太郎を跡継ぎにしたいなら、それでよいと思いますよ。
実衣
鎌倉で多くを望みすぎると、ろくなことになりませぬよ。

承久3年5月15日、後鳥羽上皇は京都守護の伊賀光季を襲撃して、自害させました。伊賀光季は、義時の義兄です。

後鳥羽上皇
これにより、北条討伐ののろしとする。みなにそう伝えよ。

後鳥羽上皇は声高らかに宣言しました。その数日後、後鳥羽上皇の使者が三浦館にいました。三浦義村(山本耕史)の手に、義時追討の院宣が渡たすためでした。

その日、三浦館には義時のことをよく思っていない御家人の一人・長沼宗政(清水伸)がきていました。

三浦義村
上皇様からの院宣だ。これをもとに・・・
長沼宗政
俺にもその院宣がきた。

その頃、義時は伊賀光季の書状で後鳥羽上皇が兵を挙げたことを知り、驚きました。

義時
攻めてくるぞ。

後鳥羽上皇の挙兵に対応をするため、御所に政子、義時、時房、大江広元が集まります。そこに、三浦義村も呼ばれ長沼宗政も同行しました。

大江広元
上皇様は、有力な御家人に院宣をだしているはずだ。
三浦義村
これが私のところに来ました。三浦義村、北条に尽くす所存です。
長沼宗政
私のところも同様にきた。

そして、三浦館に来ていた使者を取り調べると後鳥羽上皇は、8種類の院宣がだされていることがわかります。それを見て、義時は時房と泰時(坂口健太郎)を呼び言います。

義時
これは、8人の御家人に院宣だ。この院宣をよく読め。これは、鎌倉を攻めこむ院宣ではない。私を追討する院宣だ。太郎、わしはお前が後を継いでくれることを何よりも喜んでおる。お前なら、鎌倉を任せることができる。
北条泰時
どういう意味ですか?
義時
私のために、鎌倉を戦場にはできない。

義時は、そういって政子のところに行きました。義時は、自ら執権を降りることを決めたのです。

北条政子
なりませぬ。承服できません。京に行ったら首をはねられるわ。
義時
それは、いってみなければわかりませぬ。私を憎む御家人たちも多い。あとは、太郎に任せます。
北条政子
もう一度、よく考えて。小四郎。
義時
もとは、伊豆の片田舎の次男坊。それが、上皇様が口にするどころか、兵を差し出す。征夷大将軍・源頼朝と並んだのです。面白い人生でございました。

そして、義時は御家人たちを招集しました。御家人たちが勢ぞろいしたところ、義時は後鳥羽上皇との経緯を話しはじめます。

義時
すでに聞いているものもおるだろうが・・・
義時
待ちなさい。鎌倉の一番上にいるのは私です。あなたは下がりなさい。

そこに、政子が現れました。政子は、義時の話を止めて紙を取り出し読み始めます。

北条政子
頼朝さまが朝敵を討ち果たし、関東を治めてこのかた、その恩は山よりも高く、海よりも・・・

政子は、大江広元の書いた文章を読んでいました。しかし、途中で読むのを辞めます。そして、本音を話しはじめました。

北条政子
後鳥羽上皇が狙っているのは、鎌倉ではなく義時の首です。鎌倉を守れるなら命は捨てるとこの人はいった。あなた達のために、犠牲になろうとした。

もちろん、私は反対しました。しかし、その想いは変えられなかった。ここであなた方に聞きたい。あなた達は本当にそれでよいのですか?

執権を憎む人が多いのは、私も知っています。彼は、それだけのことをしてきた。一度たりとも私欲に走ったことはありません。

義時がずっと、憎まれ役の厳しい態度をとってきたのは鎌倉を守ろうとしてのことでした。政子は、御家人にそれを強調します。

北条政子
ここで、上皇様にしたがって西の言いなりに未来永劫なるのか。坂東武者の世の中を作るのか。今こそ、戦って頼朝さまの恩にこたえる時です。

向こうは、執権の首を差し出すと思っています。そんな卑怯な男は、坂東には一人もいない。そのことを上皇様に教えてやりましょう。

ただし、敵は官軍。上皇様につきたいのであれば、止めはしません。

政子は、御家人たちを鼓舞して一つにまとめました。政子の言葉に、御家人たちは大きな雄たけびをあげました。

北条泰時
ここにいる者たちに、そのようなものは一人もいません。今こそ、一致団結し尼将軍をみなで守りましょう。執権殿のもと、敵を打ち払う。ここにいるたちはみな、その想いです。違うか~。

「お~」と沸き返る坂東武者たち。

北条泰時
執権殿、これが上皇様へ対する我らの答えです。

義時は、目に涙を浮かべました。鎌倉殿の13人第47話のネタバレ,あらすじはここまでです。鎌倉殿の13人最終回/第48話のネタバレ,あらすじにつづく。



鎌倉殿の13人第47話の感想

鎌倉殿の13人第47話のあらすじは、後白河上皇が義時追討の院宣を御家人たちにだしました。そこで、義時は京に行って命を捨てようとします。

しかし、それを尼将軍である政子が止めました。そして、鎌倉は西のいいなりにならないと徹底抗戦をすることを決めました。

 

なんか、坂東武者たちはすごく盛り上がっていました。ただ、あそこの中にも必ず反乱分子がいるんだろうなって思いました。

三浦もそうだし、長沼もそうでした。なので、きっと他にも義時に対して恨みを持っている人間は多いです。

 

そして、義時の三番目の妻である・のえもまた反乱分子の一人だと思います。自分の兄が京の守護をして殺されてしまいました。

のえは、兄を守らなかった義時に対して怒っていました。ただ、義時からするとそんなことよりも、ずっと大切なのは鎌倉をどう守るのか。

 

だから、のえにも義時は狙われることになりそうです。北条義時は、最後どのように死ぬことになるのか。三浦義村に殺されるのでしょうが、のえも関係しているのか。

最終回のタイトルが「報いの時」ですので、どんな報いの時が待っているのか。殺し合い。騙しあいの果てが楽しみです。

 

久しぶりに1年間ずっと楽しめる大河ドラマでしたので、最後が気になります。鎌倉殿の13人第47話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第48話/最終回の感想につづく

 

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