光る君へ ネタバレ,あらすじ第44話「道長の歌」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第44話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第43話で、双寿丸(伊藤健太郎)が大宰府に行くことになり賢子(南沙良)は悲しみます。

 

光る君への第44話のあらすじは、三条天皇(木村達成)は譲位を拒み続けるところからはじまります。光る君への第44話のタイトルは「」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第44話

三条天皇(木村達成)は譲位を拒み続けます。そして、道長(柄本佑)に対して褆子を藤原頼通(渡邊圭祐)に嫁がせたい旨を伝えます。

藤原道長
頼通には、すでに隆姫という妻がおります。
三条天皇
それでも、世継ぎがたくさんおる方がそなたもよいだろう。

そういって、強引に三条天皇は話をすすめていきます。譲位を引き延ばすための作戦であるのは間違いないが、道長はむげにすることもできず断ることもできません。

そのため、道長と倫子(黒木華)で頼通を説得します。しかし、頼通は強く拒否をしていました。

藤原頼通
そのようなことを申すなら、私は隆姫と一緒に都を出ます。藤原も左大臣の嫡男であることも捨てて、静かに暮らします。

かつて、道長もまひろ(吉高由里子)に対して同じようなことを話していました。そのことを思い出します。

三条天皇
褆子と頼通の話はすすんでおるのか。
藤原道長
政務の方が忙しく、頼通に会えておりません。

道長は、忙しいから会えていないとごまかしました。

三条天皇
それならば、准摂政にそなたをしよう。それならば、政務は少し楽になるだろう。

翌日、三条天皇は道長を准摂政として宣旨をくだしました。

 

道長は、姸子(倉沢杏菜)を訪ねました。妍子はこのところ酒におぼれています。

姸子
父上の道具として、年の離れた帝に入内して・・・私の慰めは酒だけにございまする。
藤原道長
いずれは、禎子を敦良親王の后にする。
姸子
敦良親王の后は、妹の嬉子なのではないのですか?
藤原道長
嬉子もいずれ后に奉る。

姸子は、道長の言葉にあきれてしまいます。

 

道長は、頼通と褆子の結婚を三条天皇に諦めさせるために、頼通が重病であることの噂を流します。噂は、三条天皇のところにも届きました。

三条天皇
霊がついている者に、姫はやれんわ。万策尽きたか・・・
藤原さねすけ
譲位に条件をつけてみてはいかがでしょうか。東宮に敦明様を迎えるなら譲位。それ以外の皇子なら譲位せぬと申せばよろしゅうございます。
三条天皇
そういたそう。そなたは、朕の唯一の忠臣であるな。
藤原さねすけ
資平は忠臣でございますゆえ、お忘れなく。

実資(秋山竜次)は、自分の息子の売り込みも忘れませんでした。

 

その後、三条天皇は実資の助言通り、敦明を東宮にすることを条件に譲位することを決めます。こうして、彰子(見上愛)の子・敦成親王は9歳にして即位することに。

即位の日の前日、道長はまひろ(吉高由里子)の局に姿を見せました。

まひろ
御父上より早く、帝の摂政になられお見事でございます。
藤原道長
嫌味を申すな。お主がもっとも嫌いなことであろう。
まひろ
なにか用ですか。
藤原道長
用は別にない。お前に会いにきた。いい咎められても、お前といると安堵する。不思議だな。

道長は去っていきました。

 

1016年(長和5)2月、後一条の即位礼がとり行われます。道長は、摂政となり名実ともにトップの地位に立ちました。彰子は、国母になります。

この頃、為時(岸谷五朗)は家族に出家の決意をしました。為時は、4月に三井寺に出家します。

 

道長は、左大臣と摂政を兼務していました。道長は左大臣で公卿たちの意見を聞くことが大事だと思いますが、公卿たちは道長に権力が集中しすぎることを警戒します。

藤原公任
公卿たちは、左大臣様が兼務がすることで権力が集中していると感じています。内裏の平安を思うなら、左大臣を辞するべきだと思います。

この年の終わり、道長はまひろの局にやってきました。

藤原道長
摂政と左大臣をやめようと思う。わしがやっていては、世の中はなんも変わらん。
まひろ
摂政におなりになって、まだ1年もたっておられませんのに。

道長は、頼通に摂政の座を譲ることを決めていたのです。

まひろ
頼通様にあなたの気持ちは伝わっておりますの?
藤原道長
俺の思いに、なんの意味があろう。

道長は自分の人生のむなしさを感じていました。

まひろ
頼通様に伝わらずとも、いつか気づくやもしれませぬ。次の代、次の代と一人で成せなかったことも、時を経れば成せるやもしれませぬ。
藤原道長
そうか。お前だけは念じてくれ。
まひろ
はい。

1017年(寛仁元年)3月、道長から頼通(渡邊圭祐)へと摂政が変わりました。空席となった左大臣には、藤原顕光(宮川一朗太)が右大臣には藤原公季(米村拓彰)就任します。

頼通が摂政になったことで、高倉殿に道長、倫子、妻・隆姫、威子、嬉子があつまりました。

藤原頼通
威子、後一条天皇に入内してくれ。

威子は年齢差が9つあるため、嫌がりましたが・・・翌年の春に入内します。

 

その後、譲位後の三条天皇は娍子(朝倉あき)と敦明(阿佐辰美)に見送られ、この世を去りました。敦明は父を失って、自ら東宮を降りました。

1年後の1018年(寛仁2)10月、彰子は太皇太后、姸子は皇太后、威子は中宮となり道長の娘が后を独占します。

藤原道長
今日のような良き日を迎えて、これほどうれしいことはない。心から礼を言う。
姸子
父上と兄上以外、めでたいと思っておるものはおりませぬ。
藤原彰子
頼通がよりよい政をなせるように願っておる。

宴が催され、まひろや倫子が参加します。頼通が舞を舞い、宴もたけなわの中で道長は歌を詠みました。

藤原道長
このよをば わがよとぞおもう もちづきのかけたることも なしと思えば。実資、返歌を。

「このよ」は「この世」を指し、「もちづき」は三人の后をさしている。

藤原さねすけ
あまりに優美な歌ゆえ、返歌は詠めませぬ。かわりにみなで、この詩をよみましょう。

光る君へ第44話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第45話のネタバレ,あらすじにつづく



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