べらぼう ネタバレ,あらすじ第33話「打壊演太女功徳」

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第33話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第32話のあらすじで、新之助(井之脇海)などの長屋に住む人が、米が配られないことから打壊しをしようとしていました。

 

べらぼうの第33話のあらすじは、1787年(天明7)5月、新之助(井之脇海)が幟を立てるところからスタートします。べらぼうの第33話のタイトルは「打壊演太女功徳」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第33話

1787年(天明7)5月、新之助(井之脇海)が幟を立てました。政に対する不満をぶつけたものでした。新之助一派が田沼家のご用達の米屋におしかけ雪崩こんでいく。

新之助
天誅だ。俺たちの苦しみを思い知れ。

そういって、新之助たちは米をばらまきました。打ち壊しにどんどん人が参加して、たくさんの人が加担することになります。

その頃、騒然となっている江戸を田沼意次(渡辺謙)が見下ろしていました。意次以外は、何が起こっているのかわからず吞気にかまえています。そこに打ち壊しの知らせがくる。

田沼意次
起こってしまったか。

かけつけてきた、町奉行・曲淵景漸(平田広明)の説明によると、襲われているのはご用商人が多く売り渋った米屋でした。幟もたって、政を改めるように押し入っていました。

田沼意次
打ち壊しが広がらないように、まずは町木戸を閉めさせるようにすれば指図を出せばよいかと。そのうえで、米屋と喧嘩したと捕えればよいのではないでしょうか。
松平康福
そのように、とりはからえ。

町奉行・曲淵にそのように命じました。

松平康福
で、米はいつでるのだ。
水野忠友
米は参らぬやもしれません。
松平康福
では、どうするのだ。主殿

そこに、伝達係が田沼意次に文を届けます。文は蔦重(横浜流星)からでした。意次はすぐに、蔦重に会います。

田沼意次
面を上げよ。

蔦重は、顔中あざだらけになっていました。

田沼意次
どうしたその顔、打ち壊しにでもあったのか。
蔦重
それより、お知らせしたいこととお伺いしたいことがありまして。
田沼意次
まず、知らせから聞こう。
蔦重
例の石を投げ入れた男ですが、奉行所の前でみかけました。こたびは打ち壊しの気運をあおっておりました。そして、あの男は源内先生のところにも出入りしていたことを思い出しました。昔のことなので、間違いないとはいえませんが。

意次の顔色が変わります。

田沼意次
承知した。それで、聞きたいこととは?
蔦重
でるはずだった米がでなくなったのは、なにゆえかと。
田沼意次
頼んだものが米の手配に手間取っているとのことだが、いずれにしても米がすぐに来るようなことは思わん方がいいやもな。
蔦重
素人考えなのですが、米じゃなくて金はだせませんか?
田沼意次
金だと?
蔦重
米はなくても、お金はありはしませんか。とりあえず金を配って、それで米を買えるようにすれば、お上も考えてるとなりませんか。米をどうするかの問題は残りますが、米を手配するまでの時は稼げるかと。
田沼意次
うまい策かもしれぬな。そんなに案じておったのか。
蔦重
こんなこと、早く収まるのが一等ようござんしょ。
田沼意次
中身が決まり次第、追って伝える。
蔦重
伝える?
田沼意次
今度は、市中に金をばらまくことを広めてもらわねばならぬ。
蔦重
それをまた、うちがやりますので?
田沼意次
もう木戸も閉まっておるだろうし、泊まっていけばよい。

蔦重が翌日、蔦屋に帰ると・・・米俵1俵を外に置くというのを打ち壊しの人たちの対策に考えていました。

米を炊くと、打ち壊しの連中がやってくる可能性があったので逆に米一俵をおく作戦を、てい(橋本愛)が考えたのです。

てい
町はどのような様子なんですか。ここには打ち壊しが来てないので、実際の様子がわからないのです。
蔦重
めちゃくちゃですわね。店は壊され、道は米だらけで。米を懐に入れると盗人になるだろ。だから、それを道路にまいたいり、川に投げ入れる他ないんだよ。

そこに炊き上がったばかりのご飯がやってきます。

蔦重
できるだけ早く幕引くってのが一等いいんだ。
みの吉
んじゃ、摺物をまたすんのかい。
蔦重
今度は、打ち壊しの最中に受け取ってもらわなきゃいけねえ。
みの吉
受け取ってもらうのは難しい気がするんですよね。
蔦重
もう一工夫いる気がすんだよな。

打ち壊しのあった米屋では、飢えた人々が放り出された米を盗む人がたくさんいました。そこに、丈右衛門だった男(矢野聖人)が強奪した金品を広げます。もってけ、もってけと煽る。

新之助
盗みはやめてもらいたい。これは、われらの思いを示すための打ち壊しだ。

丈右衛門だった男は、誰が盗んだかなんてわかんねえとつっかかります。

新之助
とにかく、やめてもらいたい。

二人がそういうやり取りをしているところに、与力がやってきて捕えようとしたところに、田沼意知(宮沢氷魚)の葬儀に石を投げてきた男が再び石をなげつけて、騒動を大きくします。

そして、他の者たちも一斉に役人に石をなげつけはじめてしまう。それを新之助は止めようとします。

新之助
やめろ、やめろ。

これに、逆に怒った同心の一人が打ちこわしをしていた連中に突っ込んでいきます。その結果、命を落とすことに。

このような状況を伝え聞いた、田沼意次は諸大名たちに提案をします。

田沼意次
ここは、御手先組をだしてはいかがでしょうか。

御手先組とは、今でいうところの軍隊(自衛隊)のようなものです。

松平康福
よし、さっそく上様に上申せよ。

そして、田沼意次は米を出そうとしない諸大名や旗本に言います。

田沼意次
この騒動は、御手先組だけでは解決しません。騒ぎをおさめることができるのは、米だけでございます。そのために、身を切ったとなれば打ちこわしを収めたものとして後世に残るでしょう。どうか、英断いたしたく。どうか。

打ちこわしは、各所で続いていました。しかし、本来の目的は失われ盗みを働く者が増えていきます。

新之助
やめろ。これは、打ちこわしだ。盗むな。盗むな。

懸命に止める新之助ですが、その勢いを止めることができなくなっていました。そこに、大きな太鼓の音が鳴りました。斎宮太夫(新浜レオン)が独特の歌いまわしで言います。

「天から恵みの銀がやってくるううう」

留四郎
お救い銀がでるってさ。
次郎兵衛
お米じゃなくて、銀なのかい?
留四郎
米にかえられるんだってさ。ここの幟にあるとおり。

後ろの方では、蔦重とみの吉が同じ内容の摺り物を配っていました。

 

太鼓の音に鳴り物、斎宮太夫の声でみなが注目していきます。

蔦重
よっ斎宮太夫!

新之助はこの奇跡のような光景をじっとみていました。娯楽では腹はふくれない。だが、娯楽には人を動かす力がある。

新之助
米が出る・・・米が出るのか。

自分のやってきたことが無駄ではなかった。新之助はそう思うのでした。新之助は、ふと蔦重に視線をうつすと、怪しい人に見られていた。新之助は、その雰囲気に不穏なものを感じます。

蔦重
行くべえ。獅子・・・

摺物をそういって配っている蔦重の肩をその男がたたきます。蔦重が振り返った瞬間、短刀を出して刺されると思った瞬間に新之助が間に入りました。

次郎兵衛
重三

みの吉、留四郎、次郎兵衛が慌てて駆けつけます。

蔦重
でいじねえ、俺はでいじねえ。
新之助
これは、打ちこわしだ。人を殺める場所ではない。

新之助は脇腹から出血しながら、そう訴えました。

 

新之助を刺した男が、再び蔦重に襲い掛かろうとしましたが、それを長谷川平蔵が斬捨てて言います。

平蔵
これより狼籍を働く者は容赦なく切り捨てる。見物をしている者は召し捕える。かような目にあいたい奴はおるか。

平蔵が斬捨てた男は、すでに死んでいました。

平蔵
蔦重、大事ねえか。
蔦重
へえ。俺は。新さんが
平蔵
医者に見せた方がよいな。

そういって新之助を医者に連れていくように命じます。

蔦重
新さん、医者に行きましょう。
新之助
行かずともよい。
蔦重
ちゃんと手当しねえと後からまずいことに。

刺された傷にくらべて、明らかに状態が重い。

平蔵
刃に毒でも塗られておったのかもしれぬ。
蔦重
急ぎきましょう。
新之助
おふくと坊のところで。知らぬ医者のところで、生き途絶えるより
蔦重
合点承知の助

蔦重は、明るくふるまいながら新之助に肩をかして歩きます。

蔦重
やりましたね。新さん。これで、米の値は間違いなく下がります。
新之助
下がるか。
蔦重
へえ。お上も米屋も欲張るとこうなるってわかったと思いますわ。
新之助
蔦重、俺はなんのために生まれてきたのかわからぬ男だった。源内先生の門をたたいて、おふくと坊も守ることができず。
蔦重
なに言ってるんですか。新さんは、字もきれいで目の付け所もいい。すこぶる値打ちのある人でさ。
新之助
蔦重を守れてよかった。俺は、世を明るくする男を守るために生まれてきた。

新之助の言葉が急に止まり、蔦重に重くのしかかった。

蔦重
新さん、よしてくだせえ。重いでさ、テメエで立ってくだせえ。

蔦重は、ついにしゃがみこみます。また、一人自分が恩を返せないまま死なせてしまった。蔦重の心は、ボロボロに壊れてしまいます。

蔦重が新之助の墓地に手を合わせていると、歌麿がやってきました。

歌麿
蔦重、これみてもらいたくてさ。

それまで、まるで覇気のなかった蔦重が歌麿の絵を見たとたん力がみなぎります。

歌麿
これが、俺ならではの絵でさ。

歌麿が描いたのは、自然物の絵でした。

蔦重
生きてるみてえだな。
歌麿
絵ってのは、命をうつしだすところがあって。いつかは消えていく命を紙の上に残す。命をうつすことが俺の償いかもしんねえって思って心が軽くなった。
蔦重
歌、新さんが死んだ。俺かばって。俺、ここに穴掘って埋めてさ。そしたら、おふくさんと、とよ坊の骨がでてきてさ。俺は、墓穴掘って埋め込んだんだって。
歌麿
新さんってどんな顔して死んだ?いい顔しちゃいなかった?

蔦重は、新之助が亡くなったときの顔を思い出します。

歌麿
俺は、新さんいい人生だったと思うわけさ。好きな女と一緒になって、苦労もあっただろうけど、きっと楽しいことも山ほどあって。最後は世に向かって、テメエの思いぶつけて。だから、とびっきりいい顔をしてなかったかい。
蔦重
いい顔!今までで、一番いい顔。男まえで。おめえに、おめえにうつしてもらいたかった。

蔦重は、そう言って涙をながしました。歌麿は、泣き続ける蔦重の側にたたずんでいました。べらぼう第33話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第34話のネタバレ,あらすじにつづく



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