べらぼう ネタバレ,あらすじ第35話「間違凧文武二道」

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第35話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第34話のあらすじで、蔦重(横浜流星)は田沼意次(渡辺謙)をたたく黄表紙をつくることを決めました。

 

べらぼうの第35話のあらすじは、松平定信(井上祐貴)の腹心が蔦屋にやってくるところからスタートします。べらぼうの第35話のタイトルは「間違凧文武二道」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第35話

年が明けて、しばらく経った頃に新刊を求めて水野為長(園田祥太)が蔦屋を訪ねてきました。水野為長は、松平定信(井上祐貴)の腹心でした。

蔦重
今年売り出された本にございます。

本の山から、定信は一番上にあった本を手にとります。喜三二(尾美としのり)の「文武二道万石遠」という黄表紙でした。

松平定信
水野、これはもしや・・・

松平定信を持ち上げ、田沼意次たたく内容になっていたものを見たのです。定信は、感動のあまり目を潤ませます。

松平定信
私はいっそう励まねばならぬ。

やる気まんまんの定信は、家斉(城桧吏)に献言しました。

松平定信
儒者をつとめておりました者を此度、将軍家のお抱えとしてはいかがかと。

傍らに控えているのは、朱子学者の柴野栗山(嶋田久作)でした。

松平定信
面をあげよ。

栗山は、邪気を感じてるのか治済(生田斗真)をじっと見つめます。

一橋治済
わしの顔に何かついているか。
栗山
ご無礼をお許しください。お顔に思わず見惚れてしまいまして。
松平定信
田沼病を根本から脱却するために。お力添えを願った次第です。
一橋治済
根本からとは何をするのだ。
栗山
この世は、しょせん人の集まり。正しき人にならねば、正しい世にはなりませぬ。それは、孔子の教えであります。
松平定信
ゆえに、まずは世人の範たるべき武家に心得を叩きこもうと考えております。私は、この日の本を根本から叩きなおします。

その頃、日本橋にある蔦屋には多くの客が「文武二道万石遠」を求めてやってきていました。

みの吉
旦那様、一丁先までお客が並んでるんですけど。

「文武二道万石遠」が売れに売れたことで、職人や手代、てい、女中、小僧まで駆り出されて作業をしていたからです。

蔦重
よし、もってけ泥棒!

蔦重は、まだ綴じられてないものを渡します。

みの吉
えっ?このまま渡してしまうのですか。
蔦重
綴じ糸もつけてな。
みの吉
太っ腹ですね。じゃあ、やっちまいますか。
蔦重
ちゃんと、お代はもらえよ。
みの吉
えっ?さっき・・・
蔦重
言葉のあやだ。べらぼうめ
てい
しかし、とんでもない売れ行きですね。
蔦重
おていさん。これは、世の中の流れが一気に変わるんじゃねえですかね。

その後、蔦重は歌麿(染谷将太)と打ち合わせをしていました。そこで、ため息をつきます。

歌麿
浮かねえ顔して、売れてるんだろ。
蔦重
売れてはいんだけどもよ。

蔦重は、実は定信をからかっていた内容が伝わらずに、田沼がぬらくらであることだけが伝わっていたのです。

歌麿
俺の狂歌絵本は?
蔦重
そっちは、お前の絵が良いものだからよお。
歌麿
人ってのは、思いがけない取り方をするもんだねえ。

そこに、ていが帰ってきました。

てい
歌さん、お世話さまにございます。
てい
旦那様、どうも、ふんどし守様が将軍補佐というものになられたらしいです。
蔦重
将軍補佐って、なんだいそりゃあ。
てい
上様がご成人するまで、代わりに政を執り行うそうで・・・ふんどし守様は、事実上公方様と同じと世間では言われております。
蔦重
ちくしょう、おていさん。一つ相談なんだけどよ。
歌麿
じゃあ、俺はこれで。
蔦重
んじゃ、それよろしく頼む。

店の外に出た歌麿は愚痴りました。

歌麿
もう、俺はただのお抱え絵師だな。

黄表紙が逆効果だったことから、蔦重は戯作者たちを集めて作戦会議を開きました。

蔦重
どうも、ふんどしをからかっているのが伝わりにくいみたいで。うちがふんどしを励ましているってとられてるみたいで。
喜三二
ふんどしを落とすつもりが、担いでしまったってことか。
唐来三和
ふんどしのふんどし担ぎだな。
喜三二
次は、田沼様をたたくのを辞めればいいんじゃないか。
蔦重
そうすっと、露骨にからかうだけになってしまうので。
喜三二
塩梅がむずかしいねえ。
唐来三和
あべこべの世相をおかしく並べたてるのはどうだい?

蔦重は、その中で春町(岡山天音)が気になりました。浮かない顔をしていたからです。

蔦重
春町先生、何か言いたいことでも?
春町
俺のこいつが一番売れてないというのは、まことか。

こうなったときは、少々面倒だと思った蔦重たちはすぐにフォローします。

北尾政演
蝦夷は、市中にあまりなじみないネタだったんで。
喜三二
そうそう。ネタのせいだよ。ネタの。
蔦重
誰が描いても、こうなりましたさ。
唐来三和
先生は、担がなかったんだから一番いい仕事をしたってことだぜ。

そういわれても、春町は納得しません。

 

そんな春町も、自分の上司である松平信義に面白かったと言われたことで、吹っ切れます。また、松平信義は松平定信(井上祐貴)の政を志は立派だが伝わるかどうかと聞きます。

蔦重や喜三二たちが心配していましたが、そこに春町がやってきました。

春町
殿が面白いことをおおせであった。俺たちもからかいも通じなかったが、ふんどしの志もまた、簡単には伝わらないのではないか。
蔦重
道場への入門は引きもきらねえ。論語は大売れだとも聞きますけども。
春町
まさにそこだ。これまでに励んでいたものは、今さら道場に入門せぬし論語を買ったりせぬ。つまり、今わいておるのはにわかの新参者だ。
蔦重
新参者?
春町
しかし、文を武も少しかじったからといって、その真髄がわかるという類ではない。何年、何十年もの修養を要するものだ。だから、やたら知ったかぶりをするトンチキ侍を生み出すのではないかとおおせであった。
蔦重
トンチキ侍・・・
春町
先ほども店先の品を弓で射っておるトンチキ侍がおった。
蔦重
文武に優れたものを生み出そうとすると、大勢のトンチキが生まれちまうって・・・これ以上ない、皮肉でさあね。
春町
であろう。

そこに、南畝(桐谷健太)がやってきました。

蔦重
南畝先生、どうしました。
大田南畝
田沼様・・・田沼様がお亡くなりになったらしい。

江戸で蟄居していたまま亡くなりました。享年70歳。

 

その頃、江戸城では田沼意次が亡くなった知らせを受けた松平定信がもらしました。

松平定信
とうとうくたばったか。

しかも、松平定信は葬儀に投石するものがいることを予想するや否や・・・

松平定信
投石を許せ。この葬列には、石を投げたものを処罰せぬようにせよ。これ以上、民は恨みつらみをぶつける的をなくすのだ。思う存分、投げさせてやれ。

それから数日後のことです。水野から報告書を受けてショックを受けます。

松平定信
これは、まことのことか。
水野忠友
大奥が殿には、隠しておられたものかと。

将軍・徳川家斉(城桧吏)が大奥の女中との間に子供をもうけたのでした。

 

そんなある日、歌麿が蔦屋に顔をだします。

つよ
旦那様、女将様、歌先生がいらしたんですけど。

つよ(高岡早紀)はにやにやしていました。歌麿が女性を連れていたからです。

てい
そちらの人は?
つよ
いい人かい。そうに決まってるよねえ。
蔦重
うっせえ。ばばあ。黙ってろ。
歌麿
まずは、石燕先生の話から。
蔦重
先生がどうかしたのか。
歌麿
亡くなっちまって。先月の頭に。
蔦重
なんですぐ知らせよこさねえんだよ。
歌麿
急だったし、後始末も多くて。

歌麿が夕飯に呼びに行くと、絵を描きながら座ったまま亡くなっていたという。

歌麿
蔦重、俺、所帯持とうと思ってさ。
てい
やはりそういうことですか。
歌麿
おきよって言うんだ。あっ、ついでに、おきよは聞こえないし、しゃべれないから。
蔦重
歌、俺この人と会ったことがある気がするんだけど。
歌麿
そうだよ。お堂で、絵拾ってくれた人だよ。
蔦重
ああ、あの時の。
歌麿
たまたま鉢合わせで会って、それから、おきよの絵を描いたんだ。言葉がねえんで、何考えてるのかよくわからないんだけど。それを考えるのも絵にするのも楽しくて。蔦重、俺ちゃんとしてんだ。
蔦重
ちゃんと?
歌麿
ちゃんと名あげて。金も稼いで。おきよにいいもの着させたくて。ちゃんと幸せにしてえんだ。
蔦重
おお
歌麿
それで、石燕先生のところをそのまま借りれないかと思ったんだけど、手持ちじゃ足りなかったから。これ買ってくれねえ。

歌麿がそういってだしたのは、笑い絵でした。

 

蔦重とてい、つよが順番に見ていきます。3人とも息を呑むほどの作品です。

蔦重
よく描けたなあ。
歌麿
おきよのおかげなんだよ。おきよがいたから、幸せって何かわかって。そしたら、幸せじゃなかったことも絵にできた。
蔦重
おきよさん。こいつにこんな絵を描かせてくれてありがた山にごぜえます。

蔦重は、その日一人で祝い酒を飲んでいました。ていは、ずっと歌麿が描いた笑い絵を眺めていました。

蔦重
おていさん。笑い絵そんなに好きだったのかい?
てい
歌さんの絵だったら、虫の絵のほうがよほど好きです。でも、これに心血注いでいるのはわかります。ならば、ちゃんと見なければ・・・私は蔦屋の女将ですから。
蔦重
あいつが、ちゃんとしてえって。それが嬉しくてさ。
てい
では、ちゃんと仕立てて、ちゃんと売らなきゃならないですね。歌さんに支払った100両を取り戻せるように。
蔦重
今、金の話はしなくていいんでねえかい。
てい
私は、蔦屋の女将ですから。

秋になり、いよいよ春町の草稿があがってきました。蔦重と南畝、喜三二、政演、三和、ていも加わって原稿を回し読みします。

蔦重
このしまい方は傑作ですね。

そこにいる誰もが文句のつけようのない草稿でした。蔦重が仕上げに入ろうかといいかけた時です。

てい
お待ちください。これはさすがに、お武家様をからかいすぎではないでしょうか。これでは、文武などすすめても無駄だと言わんばかり。
蔦重
けど、これに近いことが現に起きてるわけで。
てい
だからこそ、まずいんじゃないかと。私はこれを出せば危ないんじゃないかと。

いつものように、夫婦喧嘩に発展していきます。そこに、次郎兵衛(中村蒼)がやってきました。

次郎兵衛
ちょいと面白い話を小耳にはさんでさ。どうも越中守様は黄表紙が大好きらしいぜ。
蔦重
それは、まことなのですか?
次郎兵衛
前に屋敷で奉公してた人に聞いたから、間違いねえよ。

そうと聞いて、蔦重は本づくりに着手しました。

 

蔦屋の店頭では、恋川春町「鸚鵡返文武二道」と唐来三和「天下一面鏡梅鉢」などの黄表紙。歌麿の錦絵が並んでいました。

それは、蔦屋にとって運命の分かれ目になる年でした。べらぼう第35話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第36話のネタバレ,あらすじにつづく



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