べらぼう ネタバレ,あらすじ第36話「鸚鵡のけりは鴨」

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第36話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第35話のあらすじで、蔦重(横浜流星)がお世話になった田沼意次(渡辺謙)が亡くなりました。

 

べらぼうの第36話のあらすじは、蔦重(横浜流星)の黄表紙が評判のところからスタートします。べらぼうの第36話のタイトルは「鸚鵡のけりは鴨」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第36話

村田屋
新作の黄表紙も評判。しかも、「万石通」も売れ続けてるたあ、天下の蔦屋は乗りに乗ってるなあ。

そういって、村田屋(松田洋二)は蔦重の背中を叩きます。

蔦重
いやいや、もう先生たちが面白いものを作っていただいたおかげです。
村田屋
しかし、思い切ったもんだねえ。田沼落としをやめ、越中守様を皮肉るなんて。
蔦重
皮肉ってねえですよ。人聞きの悪いのはやめてくだせえ。
村田屋
うそつけ。どう読んでも皮肉ってるだろ。
蔦重
ご公儀も大変ですね。頑張ってくだせえって後押ししてるんですわ。
岩戸屋
けど、今の流れには合ってらあね。ここのところ、越中守様の評判も落ちてきて。
松村屋
田沼様だからって、死人に石を投げてもいいってのはいただけなかったな。文武、文武も落ち着いてきましたし。
蔦重
ありゃあ、地道に励めってことですから。辛いことは続かねえってことですかね。
村田屋
すっとぼけやがって、見越してやってんだろ。

そこに、鶴屋(風間俊介)がやってきます。

鶴屋
蔦屋さん、これ奉行所から何か言われてませんか?

鶴屋はてい(橋本愛)と同じ心配をしていました。

蔦重
越中守様は、黄表紙が好きって話があるんですよ。

本屋一同はびっくりします。

蔦重
私たち、意外とやりたい放題かもしれませんよ。

蔦重は調子に乗っているころ、定信(井上祐貴)は黄表紙を読む時間がないほどに忙しい時間をすごしていました。そのため、若手に役目を与えようとしても断られてしまいます。

松平定信
ここのところ、見込んだ者に役目を与えようとしても、断られることが多くてな。田沼の名残者である長谷川、曲淵と外しきることができぬのだ。

そして、水野為長(園田祥太)が渡した報告書の1枚目に目を通して、顔が強張ります。翌日、本多忠籌(矢島健一)を呼びます。

松平定信
そなたが賄賂を受けておるとの報告があった。そなたは、黒ごまむすびの会よりずっと私の信友であり腹心。なんたることか。
本多忠籌
申し訳ありません。当家の家老が。きつくいっておきますので。
松平定信
こたびは許す。だが、次はないと思え。
本多忠籌
ははあ。

本多はひれ伏しました。

 

とはいえ、田沼の頃は賄賂があったから役目につきたかった。しかし、現在は賄賂がない。役目を果たすためには、家禄から持ち出しが増える。

そのため、役付きになったとしてもお金がなくなっていくだけで、うま味がないという現実があったのです。役目をみなが辞退するには、それが理由でした。

松平定信
だから、倹約せよと言うておる。私の言う通りにしておれば、うまく回るようにとりはからっておるのだ。

本多は、恋川春町の「鸚鵡返文武二道」を定信に渡しました。

本多忠籌
越中守様はすぐれた方にございます。しかし、越中守様をもってしても思うがままに動かないのもまた世でございます。

本多が帰った後に、定信は「鸚鵡返文武二道」を読破しました。

松平定信
そなたは知っておったのだな。私がかようにコケにされていることを。これは、謀反も同じじゃ。

定信は、水野にそう怒ります。そして、本を破り捨てる。

 

翌日、奉行所の前に与力と同心がたくさん蔦屋の前にやってきました。

蔦重
いかなる御用でございましょうか。
与力
蔦屋重三郎か。こたび、「鸚鵡返文武二道」、「天下一面鏡梅鉢」、「文武二道万石通」の三作を絶版とする。
蔦重
絶版!?

蔦屋の中に与力たちがなだれ込みます。そして、3作すべてを没収して引きあげていきました。

 

店を片付け、蔦重が途方にくれているとそこに鶴屋がやってきます。

てい
黄表紙好きというのが間違いだったのでしょうか。
鶴屋
たとえまことであったとしても、もう好きではないということでしょう。
蔦重
罰ってこれで終わるもんですか。これ以上のお咎めとか・・・鶴屋さん。越中守様に会うことはできませんか。越中守様に直接いう良い折だと思うでさ。

俺たちだって、良い世にするためにやってんだって。この際、きちんと直談判してみようかと。

鶴屋
老中と言えば、田沼様のように思ってるかもしれませんが、老中は町方に気軽に会ったりしませんよ。
蔦重
そうは言っても、人と人じゃないですか。腹を割って話をすれば・・・
てい
旦那様が身2つに割られるだけかと。
蔦重
そんなことになるかね。
鶴屋
とにかく今は派手に動かないでください。他の地本問屋も探られかねませんし。

蔦重は、鶴屋にくぎを刺されたのでこれ以上うごくことはできません。

唐来三和
まあさんと、春町先生は大事ねえかね。家のほうとか。
蔦重
御公儀に身元ってバレてますかね?
てい
お上が調べれば、すぐに足がつくでしょう。

そこに、みの吉(中川翼)がやってきます。

みの吉
旦那様、まあさんと春町先生が。
蔦重
なんだ。どうした。
みの吉
表にいらっしゃって。
喜三二
筆を折る。殿に怒られちまって。うちの殿はなにせ御年15歳でさ。
蔦重
佐竹の殿様って、そんなに若いんですか。
喜三二
若いから、ふんどしのことを慕っておってな。呼び出しに、浮かれていってな。それで・・・黄表紙だけでなく、遊びまわっていたことも嗅ぎつけられてな。ご先祖に申し訳がたたないって顔真っ赤にして涙浮かべて怒られてなあ。
蔦重
けど、なにも辞めなくても、名を変えて続ければいいじゃないですか。
喜三二
国元に戻れって言われて、もう江戸にはいられねんだわ。
蔦重
飛脚でやりとりするってのは、どうです?
喜三二
遊びってのは、誰かを泣かせてまでやるこっちゃねえしね。
蔦重
わかりました。春町先生のところは?お殿様、ご存知でしたよね。
春町
うむ。当家の場合は、それが災いしてな。殿が恋川春町ではないかと疑われて。でも殿が俺が春町であることを話して、隠居していることにしたのだ。
蔦重
それで、ことは収まりますので?
春町
俺は直参ではない。これ以上、お咎めはないだろうと。
蔦重
隠居して、倉橋のお家は大事ねえですか。
春町
禄が減ったりはあるだろうが、殿も気にかけてくれておるしな。これからは、戯作の方でもう少しな。
蔦重
末永く、よろしくお願いの介にございます。

南畝(桐谷健太)からは文がきており、平秩東作(木村了)が病気であることを知りました。東作は、田沼派の勘定組頭・土山宗次郎を匿ったことが発覚して厳重注意を受けた。

それから、蔦重とは疎遠になっていたが、南畝とはやりとりが続いていたのです。後日、蔦重は南畝と須原屋(里見浩太朗)と一緒に平秩東作のお見舞いに行きました。

平秩東作
そりゃあ、不埒さんはしぶてえねえ。
大田南畝
みなしぶとく、戯けようとな。戯けをせんとや生まれんけんや。

南畝は明るくふるまいますが、東作は力なく笑う程度です。

蔦重
東作さんも一緒に戯けましょうと。

そういって、歌麿(染谷将太)の「画本虫撰」を東作に見せました。

平秩東作
こりゃあ、キレイだねえ。今度は、削らねえでくれるのかい。
大田南畝
もちろん。

「狂歌才蔵集」をつくったときに、東作の歌は田沼派に近いということで削除された過去があったからです。それからしばらくして、東作はこの世から旅立ちました。

東作の死からしばらく経った5月初め、東蝦夷地で戦が起きます。クナシリ・メシナの闘いです。松前道廣(えなりかずき)が残虐な方法で鎮圧します。

 

今後、蝦夷地をどのように扱うかについて幕府内にて議論されることになります。江戸城で、定信が若年寄をあつめて意見を募りました。

本多忠籌
そもそも蝦夷の民が暴れたのは、松前家と請負商人の仕打ちが醜いため。鎮圧のやり方も残虐で・・・
松平定信
蝦夷の民の恨みは、ますます深いということだな。
本多忠籌
松前に任せておけば、また同じことが起きるかと。
松平定信
ゆえに、蝦夷地を松前から取り上げるべきと。

反対するものもいましたが、定信は心を決めました。

 

治済(生田斗真)と徳川御三家の面々に、諮問を行います。

松平定信
もはやこれは国難にございます。かくなる上は、天領にするべきかと。
徳川治保
蝦夷は遠い。松前に命じ、備えさせるほうが手堅いのではないか。戦は得意であるようだし。
松平定信
蝦夷の民が相手であれば。異国が相手となれば、松前だけでは心もとないかと。
徳川治貞
国を守るのは御公儀の最たる役目。武家の本分でもあるしな。
松平定信
仰せの通りにございます。
徳川宗睦
こたび、すみやかに鎮め武家のつとめを果たしたといえよう。功を立てたにもかかわらず、そこから所領をとりあげるとはいかがなものかと。
松平定信
こたびの反乱は、松前の政がなっておらぬため。政が醜いのは、上知にあたいするかと。
一橋治済
掛かりはいかがするのじゃ。
松平定信
蝦夷にて交易や開墾で賄おうと思っております。蝦夷には、金銀もあると聞きますし天領とすれば、幕府の金庫も潤うものかと。
一橋治済
なるほどのう。わしはそれでよいが、そなたはそれでよいのか。
松平定信
と申しますと。
一橋治済
田沼病と揶揄されぬかと心配しておる。
松平定信
それがしが田沼病?
一橋治済
町方による「勘定所御用達」は看板を変えただけで、田沼とやり方は同じではないか。
徳川治貞
御用商人は田沼の発明ではないし、清廉な商人を選ぶことが大事かと。
一橋治済
そうであったか。しかし、財政を立て直すために蝦夷を取り上げるのは田沼の発案だろう。
徳川治貞
田沼に限らず、あの時にそう思った者は他にもたくさんおった。
一橋治済
民はどう思うかのう。そなた、黄表紙を取り締まっておるようだが・・・

そういって、恋川春町「悦贔屓蝦夷押領」の本をだします。

徳川治貞
たかが戯本。民の戯言にござる。

そう反論しても、一橋治済(生田斗真)は勝ち誇った顔をしていました。

 

その夜、一橋邸には松前道廣(えなりかずき)の姿がありました。

松前道廣
では、上知とはならぬ様子で?
一橋治済
紀州の老いぼれがほざいておったが、まあ。あやつは田沼の下に見られるのは我慢ならぬはずじゃ。

屋敷に帰った定信はすぐに「悦贔屓蝦夷押領」を再度、読みました。定信は、ずっと皮肉られていることにようやく気づきいた。

松平定信
恋川春町、倉橋格なるものを呼び出せ。

翌日、春町は呼び出し状をもって蔦屋にやってきました。

蔦重
いっそ、春町先生の考えを腹割って話すってのはなんねえんですかね。
春町
あっちは、将軍補佐。こっちは吹けば飛ぶような1万石の小大名の家来ぞ。
蔦重
けど、黄表紙すきってのも嘘じゃねえかもしんねえし。許されるなら、俺も一緒に参りますし。
春町
うまくいけばよいが。うまくいかなければそこで手討ち。小島松平家が取りつぶしにもなりかねん。うてん博打だな。
蔦重
んじゃ、嘘八百ならべて這いつくばって許しをこうんですかい。そんなこと、春町先生がうまくできるとは思えねんですが。
春町
そこよな。
蔦重
いっそ、病で死んでしまうってどうです?病で隠居ってのは本当だったことにして。その後は、別人として絵と戯作を生業として生きていくとか・・・さすがに、ねえですね。
春町
いや、それが最善かもしれぬ。

そのことを、殿も話して春町はそれを認めてもらいました。

 

一方、喜三二(尾美としのり)が国に帰る日が近づいてきたので、蔦重は駿河屋で送別会を開きました。

蔦重たちは、喜三二がもう一度かけるように、みんなで示し合わせて送別会を運びます。やがて、喜三二が書くことを約束してくれます。

喜三二
ところで、春町は?
蔦重
ちょっと、風邪ひいたみたいで。まあさんには、改めてって。

駿河屋(高橋克実)が別人を用意してくれ、春町が別人になれる段取りは整います。これで何もかもがうまくいくと蔦重が思った時のことです。

蔦重が店に戻ったら、てい(橋本愛)から春町が蔦屋を見ていたことを聞きます。

蔦重
えっ?春町先生が?
てい
具合が良くなり歩きに出てきたっておっしゃっていたのですが。

蔦重は、嫌な予感がします。

喜三二
蔦重・・・さっき家に戻ったら、春町のところから知らせが来てて・・・春町が腹切ったって

喜三二の顔は血の気が引いて蒼白でした。

 

蔦重と喜三二は、春町の弔問に行きました。春町の遺体の所々に、白いものがついている。

蔦重
これは?豆腐?

そして、春町の遺書を蔦重が読みます。

春町
蔦重、すまぬ。例の件が抜き差しならぬ状態になってしまってな。

蔦重が蔦屋に帰ると、たくさんの人たちが集まっていました。

歌麿
本を書いただけなのに、なんでこんなことになるんだよ。

蔦重も喜三二もその答えが見当たりません。蔦重が写して帰った辞世を南畝が読みます。

大田南畝
我もまた身はなきものとおもひしが今はの際はさびしかり鳧
北尾重政
鳧は、鴨。鸚鵡のけりは鴨でつけるというひねりですかね。
蔦重
あの・・・春町先生のここに豆腐がついていたんですよ。もしかしてですが、あれって・・・
北尾政演
豆腐の角に頭をぶつけたってことにしたかったってことかい
歌麿
なんでそんな。
喜三二
戯作者だから。真面目な男だったじゃない。ふざけるときでも。恋川春町は、最後まで戯けねえとって思ったんじゃねえか。

そういって、喜三二は涙をながします。

 

定信のもとに、恋川春町の死が松平信義(林家正蔵)より報告されました。

蔦重
至極真面目な男が武家として、戯作者としてそれぞれをまっとうしたとお伝えください。そして、戯ければ切腹しなければならない世はいったい誰を幸せにするのか。学もない本屋にはわかりませぬ。

信義は蔦重の言葉のままを定信に伝えました。

松平定信
ご苦労であった。

定信は、布団に入り絶叫します。べらぼう第36話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第37話のネタバレ,あらすじにつづく



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