あんぱん あらすじ第61話「次郎の死」

このページでは、NHK朝ドラ「あんぱん」の第61話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

あんぱんあらすじ第60話で、高知が空襲で焼け野原になっている中で、のぶ(今田美桜)はなんとか無事でした。

 

あんぱんのあらすじ第61話は、終戦から5ヶ月経過したところからはじまります。あんぱん第61話のタイトルは「次郎の死」です。

あんぱんあらすじ第61話

昭和21年(1946)1月、終戦から5ヶ月経過していました。日本中が食糧難で、飢えた子どもたちが町中にあふれかえります。

GHQの指揮のもと、学校は軍国教育から変化していました。教育の改革、過酷な食糧難、日本国民は敗戦国として厳しい現実を目の当たりにしていました。

 

朝田家の夕食も質素なものになってしまいます。羽多子(江口のりこ)は、野菜だけのお汁を申し訳なさそうに詫びた。

羽多子
これだけしかのうてすみません。
メイコ
やっと戦争が終わったのに、食べ物がないらあて。
蘭子
うちは、戦争が終わってくれて嬉しい。負けるがやったら、もっと早く終わって欲しかった。
くら
羽多子さん、次郎さんの病状はどうながね?
羽多子
海軍病院に入っても、薬が足りんき満足な治療もできないみたい。
くら
のぶは、学校休んで付き添っとるがやろ。
羽多子
はい。
蘭子
学校も進駐軍が来て大変らしい。教科や教える内容を変えんといかんき、辞める先生も多いみたい。
メイコ
そうなが?のぶ姉ちゃんはどうするが?
蘭子
それは、姉ちゃんが決めることやき。
釜次
愛国の鑑やき、厳しいわな
羽多子
今はとにかく、次郎さんの側におりたいがやろ。

次郎(中島歩)の肺の病気は肺結核で、ひどくなっています。

のぶ
次郎さんの好きなお芋の煮っ転がしです。
次郎
うまい。よく芋が手に入ったね。
のぶ
闇市で買いました。盗まれないように。
次郎
え?
のぶ
前にお腹を空かした子供たちに盗まれてしまったことがあったがです。親を亡くした孤児たちが日本中、いるがでしょうね。
次郎
うん。
のぶ
もっと、召し上がってください。黙っていてすみません。私、教師を辞めたがです。
次郎
やっぱりそうか。すまん、僕のせいで。
のぶ
次郎さんのせいではありません。私は、子どもたちに間違ったことを教えてきた。戦争は必ず日本が勝つ。男の子には立派な兵隊になるように。

子どもらになんて謝ったらええがか。言葉がみつかりませんでした。

のぶは、終戦後最初の授業で子どもたちのまなざしが忘れられませんでした。

のぶ
あの子らの澄んだ瞳を見たら、なんちゃあ言えんなってしもて。教壇に立つ資格がないと思ったがです。
次郎
君らしいねえ。間違いを認めて謝った人がどれだけおるか。僕も船で戦況を見たけど、この戦争は悲惨なものになるとおもってた。

でも何もできなかった。大きな波にあらがえなんだ。その勇気がなかったがや。大事な夢ができた。今度、教えちゃるき。

のぶ
うちは、子どもらまで巻き添えにしてしまった。
次郎
やっと終わったんやき、これからの話をせんかえ。
のぶ
ごめんなさい。次郎さん、いつか言ってましたよね。戦争が終わったら、いろんな国の人と写真をとりたいって。
次郎
今は、もっと大事な夢ができた。

そういって、日記に書かれた記号を見せました。

のぶ
なんですか。それ
次郎
なんやと思う?
のぶ
字でもないし、絵でもない。なに書いちゅうですか。

看護婦が次郎に、検査の時間を告げ検査に行こうとします。

次郎
今度教えちゅうき。
のぶ
はい。

それから数日たった日、次郎は突如亡くなってしまいます。のぶは、病院で呆然としてました。あんんぱん第61話のネタバレ,あらすじはここまで。あんぱん第62話のネタバレ,あらすじにつづく



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