べらぼう ネタバレ,あらすじ第8話『逆襲の「金々先生」』

このページは、2025年(令和8年)のNHK大河ドラマべらぼう第8話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第7話のあらすじで、蔦重(横浜流星)の吉原細見は西村屋(西村まさ彦)の吉原細見より人気になりました。

 

べらぼうの第8話のあらすじは、稲荷神社に花の井(小芝風花)が手を合わせてるところからスタートします。べらぼうの第8話のタイトルは「逆襲の「金々先生」」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第8話

花の井
重三の細見がうまくいきやすように。

そういって、稲荷神社にお願いしていました。

蔦重
あっ、いた。

蔦重(横浜流星)は、風呂敷をもって花の井(小芝風花)に会いにきました。

花の井
なんだい。その風呂敷。
蔦重
なんもねえ、売り切れだ。評判良くてさ、どんどん仕入れてくれてこのままいけば倍なんて余裕だ。
花の井
それ、まだ本屋が仕入れてくれただけだろ。
蔦重
どうしてそういうこと言うんだい。喜んでくれると思って、お前に一番に知らせに来たのに。
花の井
わっちも助太刀しやんすよ。ふらりと物見に来る客もいんでしょう。そん時に、細見を求めたくなるように気合い入れやんす。

その頃、巷で言われていたよりもずっと軽い刑で鱗形屋(片岡愛之助)は刑務所からでることになりました。その鱗形屋を鶴屋(風間俊介)が訪ねてます。

鶴屋
では、須原屋さんの尽力で?
鱗形屋孫兵衛
ええ、柏原屋には随分と詫び金を支払うことになったが。
鶴屋
ところで、こちらはご覧になりました?蔦重が鱗形屋さんがいない間に出した細見です。

鶴屋はそういって、蔦重の新しい細見「籬の花」を見せました。鱗形屋は、食い入るように「籬の花」を見つめます。

鶴屋
見事でしょう。これを半値で売るといいます。
鱗形屋孫兵衛
こんなものは、ただ枠組みを変えたにすぎない。
鶴屋
私もそう思いますよ。
鱗形屋孫兵衛
あれは、吉原の引札屋です。本屋なんてもんじゃない。

蔦重の新しい吉原細見(籬の花)は、西村屋(西村まさ彦)の「新吉原細見」に圧勝します。しかし、「新吉原細見」も決して出来が悪いわけではりません。

 

売り出すと、行列をなすほど人気でした。

忠五郎
案ずるほどではなかったのかもしれませんね
西村屋
別に負けたってわけじゃねえのさ。

そこに、蔦重が呼び売りと一緒にやってきます。

蔦重
「籬の花」は新吉原細見の額で2冊買えるんだから驚きだ。大名跡を襲名した瀬川も掲載しています。

蔦重は、派手に宣伝しました。

西村屋
あの野郎!
蔦重
しかも「籬の花」は、大名跡・瀬川の襲名が掲載。瀬川が乗ってるのはこっちだけ。

蔦重が吉原細見を売り、瀬川(小芝風花)が客を呼び吉原は大賑わい。吉原の親父たちは、そのことを喜びます。

一方、女郎たちは大忙しです。瀬川を目当てにくる客の相手をすることも多く大変。瀬川自身も休む間もなく働きました。

 

瀬川の束の間の休みは、蔦重からもった赤本「塩売文太物語」を読み、昔のことを思い出していました。そんな中、瀬川は鳥山検校(市原隼人)に出会います。

鳥山検校は、大富豪で盲人です。鳥山は、かすかな物音で周りのことを読みます。

鳥山検校
すまぬ。驚かすつもりはなかったのだが。

瀬川やいね(水野美紀)は驚きました。

いね
まあ、驚くこと。どうやってわかったの。
鳥山検校
息を呑んだ音がした。声や足音、衣ずれのことで大抵のことはわかる。おい花魁にお持ちしたものを。

鳥山検校は、瀬川に本や双六をプレゼントしてくれます。

鳥山検校
初会では、口もきかず退屈だろうから。自分のことは気にせず、皆で楽しむが良い。
いね
まあ、なんというお心遣い。ありがとうございます。
瀬川
もしよろしければ、一冊よみんしゃいましょうか。
鳥山検校
それでは、しきたりに反するだろう。
瀬川
花魁の姿を楽しむのが初会。声を楽しんで、なんの罰がありましょう。
鳥山検校
見世が許すなら嬉しいことだが。
いね
本のお礼のことでどうざんしょ。
花の井
ありがとうござりんす。

瀬川は鳥山検校が持ってきてくれた本を選びます。そこで、驚きます。鱗形屋(片岡愛之助)の判が押された青本が3冊もあったからです。

同じころ、蔦重も鱗形屋の青本「金々先生栄花夢」を手にしていました。

蔦重
義兄さん何を読んでるんですか。
次郎兵衛
これ見た?三味線仲間が教えてくれたんだけどよ。これが面白いのなんのって、たくさん仕入れた方がいいよ。

蔦重が中を見てみると、蔦重が鱗形屋で働くころに集めていたものばかりでした。

次郎兵衛
なっ、良くできてるだろ。まるで、見てきたようでよ。
蔦重
そりゃあ、そうでしょう。見てきた話しなんですから。
次郎兵衛
もしかして?
蔦重
俺が聞きまわったネタで、鱗形屋が面白い本を出したってことですよ。

 

瀬川は、鱗形屋の本が出ているということは、蔦重が地本問屋になるという話が潰れてしまうのではないかと心配していました。そこに蔦重がやってきます。

瀬川
重三、これ見たかい?
蔦重
ああ、どうだった?
瀬川
わっちは、初めて青本を面白いと思ったよ。
蔦重
だよね。俺もあっち間に読んじまったよ。
瀬川
鱗形屋は、すぐに持ち直したってことかい。あんたの仲間入りの約束は守ってもらえるのかい?
蔦重
うん。昨夜、吉原の親父たちに相談したところ、すでに対策を考えていてくれた。扇屋の親父さんなんて、地本問屋をまとめて吉原漬けにして首が回らないようにしてやるって。
瀬川
吉原を立て直そうっていうのは、もうあっちら2人だけじゃなくなったってことだね。
蔦重
おおそうだな。仲間が増えたってことだ。
瀬川
ありがたい話だねえ。まったく。
蔦重
花魁のおかげだ。ありがとう。

そして、蔦重は瀬川に「女重宝記」をプレゼントしました。

蔦重
俺は、お前にはとびきりに幸せになってもらいたいんだ。名のある名家の人に身請けしてもらいたい。お前ならなれると思うし、女郎は世間知らずが多いから身請け後に苦労するものが多いと聞く。この本を読めば必要な知識が学べる。
瀬川
重三にとって、あっしはただの女郎なんだね。吉原にいる無数の女郎の一人。
蔦重
けど、特別に幸せになって欲しいと思ってるぜ。幼いころからえらく世話になってるし。
瀬川
ばからしゅうありんす。

瀬川は、蔦重のことが好きだったのでそうつぶやきましたが、本は受け取りました。

 

そんなある日、鱗形屋と西村屋、鶴屋(風間俊介)が蔦重を訪ねてやってきました。そこに、吉原の親父たちも集まってきます。

鶴屋
今後、地本問屋は付き合いの長い鱗形屋を支えていくので、蔦重を仲間に入れることをなかったことに。
蔦重
うちが出すのは、吉原からみによるものだけとします。鱗形屋さんが出すような青本や芝居絵本、往来物などは一切だしません。それならば、本の増えすぎで共倒れはないかと。どうか、それで仲間に入れていただくことはできませんでしょうか。
鱗形屋孫兵衛
細見は出すんだろうが。
蔦重
細見はこちらで作り、無料でお譲りするのではいかがでしょうか。売れた分だけが地本問屋さんの実入りになります。
西村屋
雛形若菜は?
蔦重
どうぞお続けください。どうでしょう。鱗の旦那。皆様にも決して悪い話ではないと思うのですが。

好条件をだす蔦重に、喜ぶ地本問屋もいました。しかし、鶴屋は他の地本問屋をその場から追い返しました。そして言います。

鶴屋
今日、同行していない者にも意見を預かっておる話もございまして。吉原者は、卑しい外道。市中にかかわらないで欲しいと思っている方がいるのでございます。
蔦重
その人たちと直接会わせてほしい。直に話し合って、親しみをもってもらうしかねえと思うんです。
鶴屋
その人たちは、吉原の者たちと同じ座敷にいたくないって具合で。
駿河屋
嘘くせえんだわ。お前。

そういった瞬間、駿河屋(高橋克実)が怒って鶴屋を階段から蹴り飛ばします。

駿河屋
俺だって、あんたらと同じ座敷にはいたくねえんだわ。

そういって、吉原の親父たちは地本問屋を吉原への出入りを禁止にしのたでした。べらぼう第8話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第9話のネタバレ,あらすじにつづく



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