らんまん第17話あらすじ「タキの決意」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第17話ネタバレ,あらすじを吹き出し形式（会話方式）でお伝えしています。

らんまん第16話のあらすじで、万太郎（神木隆之介）が思いを断ち切るように、ドイツ製の顕微鏡を片付けました。

らんまん第17話のあらすじは、竹雄（志尊淳）がタキ（松坂慶子）と話すところからはじまります。らんまん第17話のタイトルは「タキの決意」です。

らんまん第17話あらすじ

顕微鏡を片付けて以来、万太郎（神木隆之介）は峰屋の仕事を頑張るようになりました。酒を知ろうと酒蔵の中を見て回ったり、顧客の名前を覚えようと当主になる気が芽生えたように思えました。

しかし、その様子をみて竹雄（志尊淳）は複雑な気持ちになります。そのため、タキと二人で話をします。

東京で、若と喧嘩しました。植物の道と峰屋を天秤にかけて、わしらを捨てる気かと。問いただしました。若は、草木を嫌いになったわけではありません。本当は、先生にも見込まれていました。けど、若はわしらのために・・・わしのせいで・・・。

竹雄、卑怯とは思わんぞ。いつかは誰かがいわないかんかった。

若は、佐川に戻ってからは寝られてないようです。わしはもう幾日も若の笑顔をみちゅりません。大奥様、わしはどうしたらええんでしょうか。

よう話してくれたの。

タキは、そういって黙りこんでじっと考えていました。

後日、タキは万太郎に掛帳を分家にまわってとってくるように命じました。そのタイミングで、万太郎の部屋に入ります。

万太郎の部屋で、顕微鏡をみつけたり標本の作り方や観察結果などが細かく書かれています。最後には、東京大学、植物学教室、田辺教授のところに赤線が引かれていました。

ヒサ、わしに任せてくれるかえ。

タキは、ある決意をしました。そして、タキ（松坂慶子）は、万太郎（神木隆之介）と綾（佐久間由衣）の2人を呼びました。

2人がやってきました。

おまんらに話がある。子どもの頃は、体が弱かった万太郎が無事生きてきた。綾も家業に熱心な丈夫な子にそだった。これから先は、おまんら2人がわしにかわって峰屋を支えて欲しい。おまんら2人は夫婦になれ。

は？夫婦？

万太郎と私が？

2人が混乱していると、タキが説明しました。二人は、兄弟ではなくいとこ同士だったのです。綾の母は、タキの娘。

綾が2歳の時に両親がコレラで亡くなりました。同じころにタキの夫と息子もコレラで亡くなりました。その時にいたのが万太郎だけでした。

ようやく万太郎が生まれてきたばかりで、無事に育つかもわからない。明日にも死ぬかもしれん。そんな時じゃった。

もし、万太郎が亡くなれば峰屋本家は途絶えます。それを心配して綾を引き取ったのです。

もし、万太郎になにかがあっても、綾が婿をとれば峰屋を守ることができる。本家を絶やさず、峰屋を守る。それがわしらの役目。おまんらが夫婦になれば、峰屋は今後も安泰じゃき。

おばあちゃん。無理じゃ。姉ちゃんは、姉ちゃんじゃ。わし姉ちゃんとは夫婦になれん。

そうです。万太郎のことは、ずっと弟と思ってきました。

これまで姉弟で育ってきたので、当然受け入れることができません。

いとこ同士で結婚するのは、よくあること。

槙野家を守っていかなければいけないのはわかります。けど、夫婦にならんでも。

おまんら自身をみてみろ。当主のおまんは、いつまでも仕事に身が入らん。頭の中は、草花ばかりじゃ。代りに、おなごの綾が家業に強情を張っておる。おまんらは、いびつなんじゃ。

これがおまんらにとって一番ええ。綾やったら、誰よりも峰屋を盛り立ててくれる。峰屋にとってはこれ以上ないおなごじゃ。

ほんなら、わしのために姉ちゃんを縛りつけるちゅうことですか。

それは、綾の願いでもある。おまんは、ずっとこの家におってえい。2人とも聞き分けろ。これは、わしの願いじゃ。育ててもらった恩を忘れるな。

ずるいが。そんな言い方。恩は、わかっちょります。本家に引き取られんかったら、私は今頃どうなっておったか・・・。

祝言は、夏に執り行う。

弟に寄り添うがは、無理じゃき。わしも好きな相手ぐらいおったがじゃき。

そういって、綾は出て行ってしまいました。残った万太郎は、タキを攻めました。

わしと結婚せんかったら、姉ちゃんがおれんってあんまりじゃ。

おまんには、わからん。家の中で立場がない女がどれだけみじめなもんか。

ほんなら、わしが守る。強い当主になる。植物学は、きっぱりあきらめる。どうせ、わしの人生しかたなきの。

どうせ？

どうせわしは、こんな家に男で生まれ、この年まで生き長らえてしもた。

万太郎、なんということを。わしもヒサもおまんをどんな思いで育ててきたか・・・おまんは・・・

わしも言いとうないわ。ほんじゃき、どんなに植物学やりとうでも、諦めろゆうて、ここで言い聞かせちょるじゃろが。どうせ、わしは当主じゃ。ほじゃけ、諦めるしかない。せめて姉ちゃんだけは・・・犠牲になるがはわしだけで十分じゃ。

万太郎

そういって、万太郎も部屋をでました。

万太郎（神木隆之介）は、やりきれない思いを抱えて酒蔵に行きました。そこに、竹雄（志尊淳）がやってきました。

若、すみません。話きいちょりました。

竹雄、聞いちょったがなら話が早い。おまん、早う姉ちゃんにいうてこい。好きじゃいうて。

めっそうもない。

東京でも、お土産買いよったじゃろ。

わしは、奉公人。お嬢様とは立場が違いますき。

おまんがただの奉公人じゃったら言わん。ずっと一緒に育ってきた、おまんじゃき。姉ちゃんを幸せに・・・

そのタイミングで、竹雄は万太郎を突き飛ばしてしまいます。そこに、女中のたま（中村里帆）がやってきました。

こちらに、綾さまはおられませんか？お花の先生がお待ちなんですが、どこにも見当たりません。

それを聞いて、竹雄と万太郎は外に飛び出しました。万太郎たちは、綾が行った方向を人に聞いて走りだしました。

らんまん第17話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第18話のネタバレ,あらすじにつづく。

らんまん第17話の感想

らんまん第17話のあらすじでは、タキが万太郎と綾を結婚させようとしました。祝言を夏に挙げることまで決めていました。

しかし、これまで姉弟で育った綾と万太郎は、それに反発しました。万太郎は、竹雄に告白するように伝えますが竹雄は万太郎に怒りました。

なんか、すごい展開ですね。タキがいきなり結婚させようとするのは、強引すぎたかなって思います。確かに、本当は従弟かもしれません。

しかし、ずっとこれまで姉弟で育ってたわけですから・・・反発はあるに決まっています。タキは、2人が納得すると思ったのかな？

時代が今と異なるので、素直にタキの言うことを聞くのが普通だったのかもしれません。けど、やっぱり綾と万太郎にも感情があります。

今まで姉弟だったのが、夏から夫婦になれって言われても気持ちの整理がつきません。ちなみに、綾は好きな人がいるって話していました。

おそらく、幸吉（笠松将）なんでしょうね。竹雄は、万太郎に言われて告白したらドツボにはまってしまいそうな予感です。

綾はますます混乱してしまいます。竹雄と綾では立場も違うので、万太郎に怒り突き飛ばしました。竹雄が一番つらい立場です。

万太郎と綾が結婚するかも？って思ったら、今度は綾に好きな人がいるのがわかって一番つらい。竹雄に頑張って欲しいな。らんまん第17話の感想はここまで。らんまん第18話の感想につづく。

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