光る君へ ネタバレ,あらすじ第8話「招かれざる者」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第8話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第7話で、まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)もいる打毬の試合を見に行きました。

 

光る君への第8話のあらすじは、東三条殿で宴が行われているところからはじまります。光る君への第8話のタイトルは「招かれざる者」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第8話

源倫子(黒木華)の家で、打毬の話をしています。道長(柄本佑)がかっこいいとか行成がかっこいいなどの話で盛り上がります。まひろ(吉高由里子)は、それを聞いてドキリとするだけでした。

一方、東三条殿で宴が行われていました。そこには、道長、直秀(毎熊克哉)、藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)、藤原行成(渡辺大知)が参加していました。

 

はじめてこんな立派な屋敷を見た直秀は、道長に屋敷の案内をお願いしました。道長は、案内をしながら質問します。

藤原道長
ところが左手の傷はいかがした。
直秀
散楽の稽古をしている時に、小枝が刺さった。

その後、直秀はまひろのところにいました。

まひろ
直秀はなんで打毬にでたの?散楽のため?
直秀
ああ。打毬の時、あいつらのくだらない話、お前も聞いただろ。あの時、お前が走っているのが見えた。
まひろ
別にどうでもいいけど。
直秀
俺もどうでもいい。どうせもうすぐ都を去るし。
まひろ
直秀は都の外を知ってるの。
直秀
ああ。海がある。海には漁師がおり、山には木こりがおる。都は囲まれた鳥籠だ。俺は、鳥かごででて山に行く。
まひろ
山の向こうに海があると。
直秀
一緒に行くか。
まひろ
行っちゃおうかな。
直秀
行かねえわな。

時を同じくして、土御門前で左大臣・源雅信(益岡-徹)、関白・藤原頼忠(橋爪淳)、右大臣・藤原兼家(段田安則)が宴を開いていました。

藤原頼忠
帝は、叔父・藤原義懐を権中納言にしようと考えています。
源雅信
これ以上、義懐の横暴を許さないためにはこの3人の結束が大切です。
藤原兼家
ならば、わが家の三男・道長を左大臣さまの姫に婿入りさせてください。

しかし、それに対して雅信は即答しませんでした。

 

源雅信が源倫子にその話をすると、倫子は嬉しそうな顔をします。

源雅信
なんだ。そのまんざらでもない顔・・・
源倫子
まんざらでもない顔などしておりませぬ。

 

寛和2年1月、義懐が権中納言に就任した陣定の席で花山天皇(本郷奏多)の下達として伝えます。

藤原義懐
陣定は、当分開かない。

その言葉に、他の公卿たちは反発します。

藤原兼家
帝であっても間違うことはございます。それを諌めることないのは、天に背く政になります。それでは、世の中が乱れかねません。

兼家は、源雅信、藤原頼忠と一緒に帝に直訴しようとしに行きますが、その場で意識を失って倒れてしまいます。

花山天皇
右大臣め、いい君じゃ。
藤原義懐
お上、これは天の助けでございます。お上は、決してそのような心を見せられませんように。

兼家は、意識が戻らぬまま東三条殿に連れて帰られ医者が容態を確認します。兼家が倒れたのが、呪詛によるものか病気によるものかわかりませんでした。

藤原道隆
これより、父上の代理は私が行う。晴明を呼べ。

兼家の嫡男・藤原道隆(井浦新)が安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)を呼びました。

安倍晴明
これでは何も見えん。右大臣様と私だけにしてください。

安倍晴明は、他の者たちを部屋からだし祈祷をはじめます。その数日後、僧を呼び盛大な祈祷が行われました。

晴明もたくさんの陰陽師を引き連れて、祈祷を行います。その最中に、霊魂がおりてきます。寄坐が突然話します。

藤原よしこ
子どもを返せ。

そういって、兼家に突っかかります。安倍晴明は、花山天皇に兼家の容態を説明する際に藤原忯子(井上咲楽)の霊が右大臣についていると説明します。

花山天皇
それはまさか、よしこが成仏できていないということか。
安倍晴明
そのようにございます。
花山天皇
何故、そのようなことに。
安倍晴明
おそらく、右大臣を恨むあまり。
花山天皇
右大臣こそ死ねば。死ね、死ね、右大臣。
安倍晴明
そのようなことを言うと、よしこさまがこの世にとどまってしまいます。

そんなある日、まひろの父・藤原為時(岸谷五朗)が内裏の整理をしていると藤原道兼(玉置玲央)がやってきました。

藤原為時
右大臣様のいかがおあしますか。
藤原道兼
時折、意識を取り戻すがほとんど寝ておる。見通しは暗い。為時殿には、長い間、父がお世話になったと聞いておる。お手伝いいたす。
藤原為時
お看病にかえられませ。
藤原道兼
父は、わしのことを嫌っておるからいいのだ。

為時は、道兼の左手にあざがあることに気づきます。そのあざの質問をすると、道兼は答えました。

藤原道兼
前夜、正気に戻った際に打たれたのだ。父には、小さいころから可愛がられた覚えは一切ない。いつも叩かれたり、蹴られたりした。生死をさまよってまで、わしのことを嫌っておる。
藤原為時
お辛いことでありますな。
藤原道兼
俺はどこにいっても嫌われ者だ。帝の側に仕えても、右大臣の子というだけで遠ざけられるし。

その数日後です。道兼が為時と飲みたいと、まひろ(吉高由里子)の家にやってきました。そこに、まひろが帰ってきます。そのため、為時は慌てます。

藤原道兼
為時殿のご息女か・・・
藤原為時
はっ

まひろは、道兼が目の前にいたことに動揺を隠すことができずに部屋に逃げ込みました。しかし、すぐに思い直します。

まひろ
私がなぜおびえなくてはならないの。

まひろは、ちやは(国仲涼子)の形見である琵琶をもって道兼と為時の前にでました。

まひろ
このようなことしかできませぬが・・・お耳お汚しに

まひろの琵琶を聞いた道兼は、それを喜びます。

藤原道兼
見事だ。琵琶は誰に習ったのか。
まひろ
母でございます。
藤原道兼
母御はいかがした。
まひろ
母は、7年前に亡くなりました。
藤原道兼
それは、気の毒だったな。ご病気か。

道兼は、自分が殺したのが母であることを知りません。それでも、まひろは気丈に答えました。

まひろ
はい。失礼いたしました。

道兼が帰った後に、為時はまひろに謝罪しました。

藤原為時
帰ったぞ。すまなかった。
まひろ
なぜお詫びなされるのですか。
藤原為時
よくぞ耐え抜いてくれた。
まひろ
私は、道兼を許すことはありません。しかし、あの男に振り回されるのは嫌なのです。それだけにございます。

その晩、東三条殿に盗賊が入りました。道長らがかけつけ捕らえた盗賊の覆面をはがすと、驚くことに直道(毎熊克哉)でした。

光る君へ第8話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第9話のネタバレ,あらすじにつづく



光る君へ第8話の感想

光る君へ第8話のあらすじでは、直秀の左腕を道長が気にしていました。また、直秀はもうすぐ都を離れることをまひろに教えてくれます。

道兼は為時と接近していたことから、まひろは道兼に家で会いました。そして、道兼に母のことを聞かれ答えます。

 

今回を見ていると、直秀はまひろのことが好きなのかもしれませんね。偶然出会った相手ですが、道長に近づくなって言ってみたり。

そう考えると、直秀の行動がつながってきます。とはいえ、散楽をしている相手なので、まひろの相手には無理ですよね。

 

しかし、まひろは大人になりましたね。以前だったら絶対に、まひろは道兼のところに行って琵琶を弾いたりできなかったはずです。

道兼は、ちやは(国仲涼子)のことを未だに気づいていないのがすごい。まひろが無愛想ってのは、自分のせいなのに。

 

道兼と道長は、兄弟にもかかわらずまったく違いますね。性格も顔もすべてが違います。それにしても、道兼が為時と仲良くしているのはなぜなのかな。

花山天皇に取り入ろうとしていたからなのかもしれません。右大臣の息子ということで、遠ざけられているので、なんとか懐に入ろうとしてるのだと思います。

 

そうであるなら、その作戦は成功したことになります。光る君へ第8話の感想はここまで。光る君へ第9話の感想につづく



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