虎に翼あらすじ第113話「世間の注目」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第113話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第112話で、星家では百合(余貴美子)の物忘れが少しずつひどくなっていました。寅子(伊藤沙莉)も体調がすぐれません。

 

虎に翼のあらすじ第113話は、「原爆裁判」が世間から注目を浴びるところからはじまります。虎に翼第113話のタイトルは「世間の注目」です。

虎に翼あらすじ第113話

寅子(伊藤沙莉)は、国側の法学者に質問しました。

寅子
鑑定人は、米国にも国にも賠償を求められないとして、今苦しんでる被爆者はどこに助けを求めるべきだと考えますか。

国側の法学者は、法学者として答えられることはないと回答しました。

 

アメリカによる原爆投下は国際法違反かどうかを問う「原爆裁判」が記事に掲載されます。竹中(高橋努)が記事にすることによって、原爆裁判が注目を集めはじめたのです。

そのため、毎回傍聴人がたくさんやってくるようになります。寅子は、その記事を読んで考え込んでいました。

星航一
その記事、僕も読みました。胸に溜めているものを僕にわけてくれないか。
寅子
法的に賠償責任を問うのは難しい。考えても、考えても自分に何ができるのかわからないのよ。

そんな中、星家では百合(余貴美子)の認知症がひどくなっていました。

 

「竹もと」では、いつものように桂場(松山ケンイチ)がテストをしています。

梅子
これ、いつものです。

寅子もそこに居合わせます。

桂場
昨日、政治家たちがにおわせてきたよ。原爆裁判をすみやかに裁判を終わらせるように。原爆裁判が注目を集めるようになって、政治家たちが慌てるようになったんだ。ふざけやがって。
寅子
このところ考えてしまうんです。法を司る自分の無力さを。
桂場
司法に何ができるのか。そのことだけ考えろ。

そして、「原爆裁判」は当事者尋問の申請がなされました。寅子が悩み落ち込むとき、航一はただ黙って一緒にいてくれます。

寅子
航一さん。ありがとうね。被害者本人が法廷に立つ意味ってなにかしらね。
星航一
裁判官の印象が良い方に働くかもしれない。でもそのかわり・・・
寅子
好奇の目にさらされて、確実に傷つくことになる。なぜいつも国家の名のもとに個人が苦しまなければならないのか。

その頃、家では百合(余貴美子)の痴呆がどんどん進行して、シチューが腐ってるといって捨てます。

優未
落ち着け、落ち着け。深呼吸・・・

それをタバコを吸って中に入ろうとしなかった、のどかに優未の怒りは爆発します。

優未
バカ、バカ、バカ、バカ

優未は、のどかを思いっきり蹴っていなくなります。虎に翼第113話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第114話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第113話の感想

虎に翼第113話のあらすじでは、寅子は原爆裁判のことで悩んでいました。航一がそんな寅子に寄り添います。

一方、星家では百合の痴呆がいよいよ深刻になってきて、優未がストレスをためていました。そして、それがのどかに爆発するというストーリーです。

 

一番に思ったのは、やっぱりこういう裁判になると国側から圧力かかってくるよねって思いました。国だけでなく、アメリカからも圧力かかるのかなって。

だから、雲野先生(塚地武雅)も亡くなってしまったのかなって邪推してしまいます。一般的に考えると原爆投下は明らかに国際法違反ですからね。

 

それを政治で、なかったことにしたのが事実ですよね。なので、それを裁判でひっくり返すのは難しいのは確かです。

ただ、よねや寅子がいうように被爆者がどこに助けを求めたらっていう言葉はその通り。結局、弱い人が泣き寝入りってのが真実なのかもしれません。

 

これをNHKの朝ドラでやるってのは、すごいなあって改めて思います。ドラマじゃないと、日本はアメリカに絶対言えないですから。

それにしても、百合は大変ですね。一番の被害者は、優未なのかもしれません。寅子や航一は仕事があります。

 

のどかにしてもそう。ただ、のどかは仕事が悩みなのかもしれませんが。学生である優未が一番時間をともにしますので、ストレスは半端ない。

まあ、一緒にいるお手伝いさんが一番しんどいのかもしれませんが。でも、百合の認知症の問題はどうするのかな。

 

この時代、そういう施設もないだろうし。すっごく難しい。解決策が見えないですよね。虎に翼第113話の感想はここまで。虎に翼第114話の感想につづく



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