虎に翼あらすじ第92話「恐怖を覚える寅子」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第92話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第91話で、星航一(岡田将生)が寅子(伊藤沙莉)の家に来たことで、優未(竹澤咲子)は星が寅子のことを好きなのか気にします。

 

虎に翼のあらすじ第92話は、寅子(伊藤沙莉)が売春事件を担当するところからはじまります。虎に翼第92話のタイトルは「私のせいにしないで」です。

虎に翼あらすじ第92話

新潟市内で寅子(伊藤沙莉)が担当する売春事件が発生しました。その事件で、森口美佐江(片岡凜)が補導されていることを知りました。

新潟市内では、女子高生が売春をもちかけて財布をひったくる事件が多発していました。その犯人の2人と美佐江が一緒にいたからです。

 

やはり、その女子高生も赤いブレスレットをしていました。その後、美佐江が三条支部の寅子を訪ねてやってきます。

寅子
今日はどうしたの?
美佐江
ご存知ですよね。とんだ災難にあいました。学校の友達と一緒にいたらお巡りさんに声をかけられて。
寅子
その人たちも腕飾りを上げる特別な存在。元木君も赤い腕飾りをつけたわよね。
美佐江
じゃあ、私はこのあたりで。
寅子
待って。こんなことあなたの事件の担当ではない私が言うことではないの。お願い。本当のことを話してちょうだい。ここに来たのは、本当は全部話したくてきたんじゃない。

美佐江は言葉に詰まります。

美佐江
自分でも恵まれていることはわかっています。家庭環境も自分自身も何もせず、誰かが近寄ってくるということは私に魅力があるんでしょう。

でも、強いて言えば法律の本を読めばそれが悪いことに定義されるのかわからない。なぜ悪人から物を盗んだらいけないのか。

なぜ、自分の体を売ったらいけないのか。どうして人を殺したらいけないのかわからない。

寅子
答えが欲しくて待っているってこと?
美佐江
待っている?何をですか。心から納得できれば、すっきりするのでしょうね。
寅子
私、今すぐにはあなたがすっきり納得する答えは出せないと思う。だから、一緒に考えてみない。週に1度でも、2度でも一緒に話して考えてみましょうよ。

寅子がそう話をしたときです。優未(竹澤咲子)がそこに入ってきました。

優未
お母さん。一緒に帰れるかなと思って。

美佐江は優未を見てニヤリとします。寅子はそれに恐怖を感じて優未を抱きしめました。美佐江はその様子を見て、何も言わずにその場から立ち去っていきました。

森口(俵木藤汰)の父親が怒ってやってきます。

寅子
娘さんともう一度、話をさせてもらえませんか。それが無理なら、娘さんときちんと話してみてもらえませんか。
杉田太郎
あとは、親子の問題ですから。それこそ、我々が介入することでない。

そして、森口美佐江が審判されないことが決まりました。

星航一
森口美佐江さん、審判しないことが決まりました。
寅子
そうですか。

寅子が航一(岡田将生)とライトハウスに行くと、美佐江は男子学生と一緒に勉強をしていました。男子学生は腕飾りをしています。

虎に翼第92話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第93話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第92話の感想

虎に翼第92話のあらすじでは、森口美佐江が警察に補導されたことで寅子が心配するというストーリーでした。

最終的に、森口美佐江は家裁で審判されることはありませんでした。しかし、美佐江はすごく怖いですよね。

 

美佐江が登場しただけで、空気が凍り付きますよね。なんであんなに怖いんだろ。なんで、犯罪がいけないのかって、もう哲学の域です。

寅子もすぐに答えることはできませんでした。寅子は、自分の感覚でこれはいけないってのが理解できるので、美佐江の気持ちはわからないでしょう。

 

私も、正直なんで人殺しがいけないのかって答えるの難しい。裁判して死刑で人を殺めることはあるのに、それは殺人にならない。

不思議と言えば、不思議です。ただ、幼いころから相手の気持ちを考える。人が嫌がることをしないって教えられているからそう思うのかな。

 

決して、法律で決まってるから殺人がいけないって思ってるわけではないんです。だから、美佐江の気持ちもわからなくはない。

道徳教育が大切なのかな・・・う~ん。ただ寅子は関係ないと言えば関係ないから、口出しするべきではないのかなとは思いました。

 

美佐江の問題の終着点がちょっと見えないですね。虎に翼第92話の感想はここまで。虎に翼第93話の感想につづく



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