あんぱん あらすじ第47話「最後の晩餐?」感想

このページでは、NHK朝ドラ「あんぱん」の第47話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

あんぱんあらすじ第46話で、昭和16年(1941)、日本は真珠湾攻撃をして太平洋戦争に突入しました。そのため、朝田パンは休業中になります。

 

あんぱんのあらすじ第47話は、たかし(北村匠海)が働いているところからはじまります。あんぱん第47話のタイトルは「最後の晩餐?」です。

あんぱんあらすじ第47話

昭和16年(1941)、日本はハワイを真珠湾攻撃しました。太平洋戦争に突入します。

釜次
いよいよ、アメリカと戦争か。

小麦粉が配給になったこともあり朝田パンは休業中になりました。家の前では配給が行われて行列ができていました。

釜次
やむは、どこでどうしようるじゃろうか。

年が明けて、たかし(北村匠海)は環境がかわり製薬会社で働いていました。たかしは宣伝部で、健太郎(高橋文哉)は広告事業者に就職しています。

仕事を終えて、たかしが下宿先に帰ると健太郎がカレーを作っていました。

たかし
うまい。よくこんな材料そろっていたね。
健太郎
取引先の食堂にわけてもらったとよ。肉もカレー粉も。
たかし
豪華なご飯だなあ。健ちゃん、仕事どう?
健太郎
どげんもこげんも、上司は文句しか言うちょらん。芸術もわかってないとに。柳井君は、どげいとね。仕事
たかし
俺、なんで製薬会社に入ったのかわからなくなってさ。伯父さんに恩返しするために、製薬会社入ったのに、伯父さんがいなくなって。
健太郎
そげんね。
たかし
新しい戦争もはじまった。弟は京都帝国大学に受かって、弁護士になるために勉強しているのに。俺は何をやってるんだろう。
健太郎
柳井君、ぼやっとしとらんとカレーちゃんと味わってくれん?
たかし
ごめん、今日の健ちゃんなんかおかしくないか。カレーも辛いし。
健太郎
そげん?さっき、うまかって言っちょったがね。文句言わんと、食う。今日で最後っちゃけん。
たかし
え?
健太郎
赤紙が来たとよ。やけん、明日福岡に帰るったい。2日目のカレーは柳井君が独り占めしてよかからね。

健太郎(高橋文哉)に召集令状が届き福岡で入隊することになります。2人で過ごす最後の夜は、こうして突然やってきたのです。

翌朝、健太郎はカバンを手に駅に向かっていました。たかしはその後ろをついていきます。健太郎は振り返り言います。

健太郎
柳井君、会社反対だろ。もう行き。
たかし
駅まで送るよ。
健太郎
泣いちゃうから、ここでよかとよ。また会えたらよかね。
たかし
会えるに決まってるだろ。生きて、また会おう。

二人は、抱き合った。健太郎が再び歩きだしたところに、たかしは大きな声で叫びました。

たかし
健ちゃん、昨日のカレー辛かったけど美味しかったよ。また作ってくれ
健太郎
よかばい。

たかしは、涙をこらえて健太郎を見送りました。

 

ある日、のぶの元に次郎(中島歩)が帰ってきました。

次郎
ただいま。
のぶ
たまるか~。次郎さん。今回は、早いお帰りながですね。

戦争の影響で航海が中止になったのです。二人は、久しぶりに一緒にご飯を食べます。

次郎
うん。すごいうまい。
のぶ
おいもの煮っ転がしが。
次郎
二人で食べたら、なんでもうまい。さすがや。
のぶ
褒めてもなんでもでませんき。
次郎
そや、次の週末・・・実家に行かせてもらってもええやろか。
のぶ
みんな、喜ぶと思いますき。

その後、次郎は写真を現像するところをのぶに見せました。

のぶ
次郎さんは、どうして写真を好きになったが。
次郎
うん。航海に出たら、見たこともない外国の景色や人に出会う。写真はそれを切り取って、それを君にも見せられる。写真を見てたら、写真の前と後ろも想像できるがよ。
のぶ
次郎さんは、戦争が終わったらそれを自分の目で見に行きたいがですね。
次郎
ああ、のぶとどこにでも行ける時代がくるといいな。そうや、君もとってみんかえ。それがええ。のぶの実家にも持っていこう。
のぶ
もう。

あんぱん第47話のネタバレ,あらすじはここまで。あんぱん第48話のネタバレ,あらすじにつづく



あんぱん第47話の感想

あんぱん第47話のあらすじでは、戦争が激化して日本は太平洋戦争に突入しました。また、健太郎に召集令状が届き、たかしと一緒にカレーを食べました。

また、のぶのところに次郎が帰ってきます。次郎は写真を撮ったり現像したりすることで、のぶは喜ぶというストーリーでした。

 

健ちゃんに召集令状がやってきてしまいましたね。カレーでのたかしとのやり取りは、ちょっと面白かったです。

でも、生きて帰ってこれないのかなってのは、心配になりました。生きて帰れる人ばっかりじゃないので不安になりました。

 

たかしにとっては、健ちゃんはすごくいい関係だったので・・・なんとか生きて帰ってきてほしいなって思います。

逆に、のぶは良かったですね。次郎が予定より早く帰ってくると思ってなかったから。夫婦のご飯でのやり取りもほほえましかったです。

 

写真という次郎の趣味は、かっこいいですね。この時代には、なかなかいなかったんじゃないかな。ちょっとハイカラすぎます。

魂が抜かれるって言われてた時代ですからね。あんぱん第47話の感想はここまで。あんぱん第48話の感想につづく



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1件のコメント

 のぶに縁談のすすめがたくさん来て、結局、二郎と結婚を決めたわけだが、その間、のぶからたかしの「た」の字も出なかったことがとにかく残念だった。結婚相手としてたかしは全く眼中にない、気にもしていないという演出ぶりだった。また一方、その前後に、たかしは赤いバッグを購入し、のぶにプレゼントしようとしたり、卒業制作にも、のぶらしき女の人を中央に描く、完成後にはのぶへ思いを伝えようとする演出がされていた。このあたりで、何か無性にむかむかした気分が沸き上がり、「あんぱん」視聴への熱がかなり冷めた。
 史実では、戦後、同僚として2人は初めて顔を合わせて結婚に至るが、戦前・戦中のことはお互い実際は知らないので結ばれるのも当然ありうる話。しかし、ドラマではすでにたかしとのぶは幼馴染だったし、そんな人間関係の中、前夫の二郎さんともたかしは会っている。普通ならば知っているだけにかえって結ばれない2人であろうと思われる。気まずいでしょ?! でもまあ結ばれるわけですよね。二郎が死亡したから、二郎との子どももできなかったからという環境から二郎の代わりとして、二郎の後釜として結びつくのでは本当に全くの興ざめである。
 のぶのたかしに対する「いちばん古い友達」から「結婚したい人」へと変容する気持ちや言動の変化をいかに視聴者がすっきりと納得する形で演出してくれるかにとにかく期待。今後はそこを最高・最大の視聴ポイントとして「あんぱん」を観ます。視聴者にとって納得でき、もやもや気分が一掃できる展開を今後期待している。
 「アンパンマン」を生み出した夫婦の絆、愛情あふれる話として霧が晴れて熱をもって最後まで「あんぱん」視聴ができることを願う。

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