あんぱん あらすじ第67話「たかしのトキメキ」感想

このページでは、NHK朝ドラ「あんぱん」の第67話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

あんぱんあらすじ第66話で、のぶ(今田美桜)は「高知新報」に入社して、初めて自分で記事を書き、それが朝刊に掲載されました。

 

あんぱんのあらすじ第67話は、のぶ(今田美桜)が高知新報の夕刊担当になるところからはじまります。あんぱん第67話のタイトルは「たかしのトキメキ」です。

あんぱんあらすじ第67話

のぶ(今田美桜)が働く高知新報は、朝刊だけでなく夕刊もだすことになり申請をだしました。夕刊の編集長は、東海林(津田健次郎)です。人員は3名。東海林が決めます。

東海林
岩清水、お前は夕刊の担当や。のぶ、お前もや。
のぶ
はい。

先輩の岩清水(倉悠貴)と一緒に、のぶも夕刊の担当になりました。

のぶ
あの言われた通り、持ってきました。他にもあるので、持ってきます。
東海林
のぶ、まだ申請中や。焦るな。よし、決めた。引越しや。

東海林は、2人を物置に連れていきます。

東海林
今日からここが、夕刊の編集局にする。今はやることがないが、掃除からはじめるか。
のぶ
はい。

東海林は何もせず、のぶと岩清水が片づけと掃除をします。

のぶ
編集長、掃除が終わったら取材に出させてください。
岩清水
僕もです。
東海林
その前に、どんな夕刊誌にするからじっくり構想を練ろう。むやみに取材に出ても無駄になるだけだ。
岩清水
寒いから外に出たくないだけじゃないですか。
東海林
それもある。けど、俺は新聞を信用していない。ええ加減なことばっかり書く新聞にほとほと愛想がつきた。
岩清水
何をいうがですか。
東海林
戦争を美化して、出征をして扇動して戦争が終わったらそれまでのことなかったことにして、正反対のことを書く。そんな新聞を誰が信じるかい。
岩清水
けんど、東海林さんもいっぱい記事を書いてきたじゃないですか。
東海林
そうや。そやから、俺は自分に愛想つきとる。
のぶ
記者はどこまでいっても、世の中に問い続けるしかないがじゃないですか。すみません。生意気なこと言って。
東海林
かまん。続けて。お前は夕刊に何を書きたい。
のぶ
いえ、私はそんな・・・
東海林
三人しかおらんがで。はよう、猫の手にも戦力になってもらう。否定されるのを恐れるな。記者の鉄則や。
のぶ
私は、東海林さんと同じです。教師しよったとき、間違ったことを子どもらに教えてきました。それで戦争が終わったら、全部なかったような顔をして生きちゅうがかもしれません。そんな私が自分の言葉で記事を書くというのは、正直恐ろしいです。
東海林
それにしては、気合いの入った記事かくやないか。
岩清水
孤児の記事は、えかったです。
東海林
決めた。俺らが描くのは、噓偽りのない生の声や。戦後の今を生きる人の声にならん声や。つまらん記事書いたら、ゴミにポイだからな。
岩清水
ええですね。
東海林
つまらん記事書いたら、ゴミにポイだからな。
岩清水
本当にやりますからね。
のぶ
うちは、それぐらいではへこたれませんき。

その頃、たかし(北村匠海)と健太郎(高橋文哉)は、進駐軍から廃品回収した雑貨を売ることで生活をしていました。

たかし
これさ、アメリカさんにとってはゴミなんだよ。
健太郎
ゴミやなかよ。アメリカさんが使わなくなっただけたい。
たかし
そういうのも捨てちゃうんだよな。そりゃ、日本も負けるはずだよ。
健太郎
柳井くん、とりあえずしけた顔やめ。

康太(櫻井健人)も廃品回収をする仲間になっていました。その中で、たかしはアメリカの雑誌を発見しました。

最先端のデザインにたかしのこころは踊りました。

健太郎
元気になっとうやないね。

ラジオからは、のど自慢の子どもの歌声が流れていました。あんぱん第67話のネタバレ,あらすじはここまで。あんぱん第68話のネタバレ,あらすじにつづく



あんぱん第67話の感想

あんぱん第67話のあらすじでは、高知新報で夕刊を出す話が浮かびあがり、のぶは東海林と岩清水と一緒に夕刊の配属になりました。

東海林は、戦争前後で真逆のことを記事に書くことに苦悩を抱えています。しかし、のぶの言葉でそれがふっきれ、夕刊では現場の生の声を届けることをテーマにします。

 

当時の新聞記者は、悩んでいたでしょうね。戦争前と戦争中は軍国主義の記事を書いて、日本中を高揚させるような記事ばかり。

それを書かなければ、検閲が入り黒塗りにされてしまうところがありました。それが、戦争に突っ走るきっかけにもなったわけですが。

 

それが、今度は戦争は間違っていた。日本が悪かったという記事を書かなければなりません。GHQが占領統治をしていたから仕方ないわけすが・・・。

戦後教育が変わっていったのも、敗戦国だからです。戦争は、はじまりも終わりもすべて嘘。だから、何が正しいかなんてわからない。

 

日本側から見た事実とアメリカ側から見た事実も異なります。なので、仕方ない部分はあるんですけどね。180度違うことを書かなければならないのは。

その時代、時代に世の中に問い続ける。それが、報道機関の任務なのかもしれませんね。どうしても、主観が入ってしまうので難しいとは思いますが。

 

たかしは健太郎と腐れ縁のように、商売やっていますね。なんか、あの雑誌が今後に影響をもたらすのかもしれません。

あと、のど自慢はメイコになにか大きな影響を与えそうな予感。メイコについては、先の展開が見えてきましたね。あんぱん第67話の感想はここまで。あんぱん第68話の感想につづく



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