べらぼう ネタバレ,あらすじ第2話『吉原細見「嗚呼御江戸」』感想

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第2話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第1話のあらすじで、蔦重(横浜流星)は吉原に客がたくさん来るようになる対策を考えました。

 

べらぼうの第2話のあらすじは、蔦重(横浜流星)が唐丸(渡邉斗翔)に話すところからスタートします。べらぼうの第2話のタイトルは「吉原細見「嗚呼大江戸」」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第2話

蔦屋重三郎(横浜流星)は、吉原を立て直す方法を唐丸(渡邉斗翔)に話します。

唐丸
細見を使って客を呼ぶの?
蔦重
このままじゃ、河岸は立ち直れねえ。けど、親父たちも動いてくんねえ。俺一人で出来ることは、これしかねえ。年に二度発行される序の部分を使って、いっちょ吉原に繰り出してみっかって思わせたいのよ。
唐丸
蔦重って、やっぱり男前。けど、蔦重?細見を使って客呼ぶってどうするの?
蔦重
序の部分を使って、いっちょ吉原に繰り出してみっかって思わせたいのよ。これ作ってる、鱗の旦那とは付き合いがあんのよ。

吉原の親父衆にひどい目にあわされたこともあり、今回は吉原を立て直すことを密かに進めようとしていました。

この日、長谷川平蔵(中村隼人)が蔦屋にやってきました。

平蔵
おい、来たぜ。
蔦重
いやあ、みな随分と男前になられて。

この日、平蔵は花の井(小芝風花)に会いにやってきたのです。

平蔵
花の井がしゃれこんでる男が好きってきかれたらな。
蔦重
さすが長谷川様、花魁・花の井は気が強く、好みじゃねえ客は容赦なく振りますから。
平蔵
まあ、張りってやつだ。
蔦重
今日は、初回ですから花魁は口を利かないしきたりです。でも、花魁が笑顔を見せれば落ちたも同然でございます。
平蔵
どうすれば、花魁は笑顔になるんだ。
蔦重
そこは、長谷川様の腕の見せ所。
平蔵
お前、幼馴染なんだろ。なんか知ってんだろ。
蔦重
いやあ、それを教えると私が怒られてしまいます。まあ、えい、長谷川様は格別なお人だ。花魁が落ちるつぼをお教えしましょう。

初回は、蔦重も話した通り顔見せ程度。花の井は、口を利かないというしきたりになっているので、退屈そうにあくびをしていました。

すると、平蔵が盛大に祝儀をまき散らしはじめます。平蔵は蔦重から威勢のいい男だと吹き込まれていたからです。

蔦重
花魁の好みは、江戸っ子で。確か、一番深い仲になったなじみは初回から紙花をまいてみせるような人でした。
平蔵
ほら、みな紙花じゃ。皆の者、受け取れ。

その様子を見て、花の井も笑顔になります。平蔵は、そんな花の井を見て心が高鳴りました。

 

翌日、蔦重は花の井(小芝風花)に聞いて驚きました。

蔦重
そんなにばらまいたのか。

平蔵は、花の井や蔦重が驚くほどに紙花をばらまいたのです。

花の井
あれ、馴染みになるまで金もつかねえ。

そんな話をしているところに、松の井(久保田紗友)がやってきました。

松の井
ちょいと重三、田沼様のところに行ったというのはほんざんすか。田沼様はなかなかの男ぶりだって聞きんしたえ。
蔦重
無理ですよ。連れてくるなんて。

その後、蔦重は花魁が小物を売るとしたらの話をした際に「嗽石香」の話になります。この頃、江戸では「嗽石香」という歯磨き粉が飛ぶように売れていました。

それは、平賀源内(安田顕)が考えた宣伝が評判を呼んだからです。そこで、蔦重は鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)を訪ねました。

鱗形屋孫兵衛
平賀源内に頼めっていうのか。次の細見の「序」を
蔦重
吉原に客呼びたくて。ここに、平賀源内の序が乗れば評判になると思うんです。鱗の旦那様にも悪い話じゃないと思いまして。
鱗形屋孫兵衛
まあ、いいぜ。
蔦重
ありがた山のトンビがらす。
鱗形屋孫兵衛
ただし、俺は伝手がねえんで・・・おめえさんが「序」をもらってこれたらだ。

鱗形屋孫兵衛はそう約束しました。

 

源内をあちこち探し回った蔦重は、便所の前である男と再会します。以前、田沼意次(渡辺謙)に相談するのが良いと言っていた炭火売りの男です。

蔦重
旦那、覚えてないっすか。役人は、クソじゃなく屁だって話を聞いた。
貧家銭内
ああ、吉原の・・・あれからどうした?
蔦重
あの、旦那・・・平賀源内って知らないですか?
貧家銭内
そりゃあ、知ってるよ。稀代の天才って言われる平賀源内大先生。
蔦重
旦那、源内先生の居場所知ってるんじゃねえかと思って。
貧家銭内
いいよ。会わせてやるよ。平賀源内先生に。
蔦重
えっ!?
貧家銭内
けど、タダでってわけにはいかねえ。新之助、久しく吉原に行ってねえよな。

蔦重は、半信半疑だったが他に手がかりがないことから貧家銭内(安田顕)を名乗る男と小田新之助(井之脇海)を吉原に案内しました。

新之助
思ったより静かな。おるのは、年嵩ばかりだな。
蔦重
若いのは、近場の岡場所や宿場に行ってしまうんですよ。金もかかるし、しきたりもうるさいし。簡単には行けないとこって思ってるんじゃないかと。
貧家銭内
古くせえって思われてるんじゃないの?今時、吉原に行くのは金持ちだけって聞いてるぜ。それより、俺は松葉屋ってところに行きてえんだけど。

蔦重は、松葉屋に貧家銭内(安田顕)と新之助を案内しました。銭内は、松葉屋で瀬川を指名します。

貧家銭内
えっ?瀬川っていねえの?今はいねえってどういうこと?出てるってこと?
いね
瀬川はかなり古い名跡でござんして、不幸がありまして今は、その名を継ぐ者はいないんです。商売、上がったりでござんすよ。
貧家銭内
そうか。ここにもう瀬川はいないのか。それなら、誰でもいい。

そのため、松葉屋のとよしま(珠城りょう)とうつせみ(小野花梨)がもてなします。銭内はそのことに喜びます。

蔦重
源内さんに、「序」を書いてもらうたいと思っているのですが、どうすれば書いてくれるでしょうか。
貧家銭内
源内は「序」を書いてくれないのではないか。吉原に客を呼ぶにも岡場所にない魅力が吉原にあるのか。
蔦重
好みの女が必ずみつかります。なんせ、3000人もいますから。
貧家銭内
じゃあ、俺の好みの女を連れてきてよ。そうすれば、源内先生に会わせてやるよ。
蔦重
わかりました。お好みは?
貧家銭内
この世のものとは思えない、天女のような女がいいなあ。

それを聞いて、蔦重は騙されたと感じます。お代は、貧家銭内からもらうように蔦重が松葉屋(正名僕蔵)に頼みます。

蔦重
お代は、あいつにつけておいてくだせえ。
松葉屋
あいつにお代をつけろってどういうことだい。
蔦重
いっぱい食わされたようで。
いね
いっぱい食わされたのは、あんたの話だろ。それは、手前で片つけな。
蔦重
俺は今、親父さんと話してるんで。
松葉屋
じゃあ、駿河屋につけとくわあ。
蔦重
親父様、それは・・・。

そんな話をしていると、座敷内から「源内先生」との声が聞こえてきます。

蔦重
源内先生!?

なんと貧家銭内は、平賀源内だったのです。

平賀源内
悪かった、悪かった、悪かったよ。あんまり真剣だったんで、からかってみたくなったんだよ。新之助にもたまには、いい思いをさせてやりたかったし。
蔦重
では、「序」をかけますよね。吉原のいいところを見たんですから。
平賀源内
真面目な話、俺じゃない方がいいと思うんだよな。
蔦重
今さら何言ってるんですか。
平賀源内
あのさ、俺は男一筋なのよ。その顔は、忘れてたね。
蔦重
そうでした。
平賀源内
平賀源内といえば、有名な男色じゃねえか・・・

そこに、花の井がやってきました。

花の井
今宵の私は、瀬川でありんす。

花の井は、源内の言葉を聞いて・・・花魁の瀬川ではなく歌舞伎の女形の瀬川菊之丞を想っていると感じます。瀬川と花の井を残して、蔦重はその部屋を出ました。

翌日、花の井は源内が書いた「序」を受け取っていました。それを蔦重に渡します。

花の井
昨日、ふいに外に出た後に書いていたの。
蔦重
なんかすげえな。すげえな花魁って
花の井
まっ、せいぜいお励みなんし。じゃ!
蔦重
ありがとう。助かったわ。
花の井
朝顔姐さんのこと悔しいのは、あんただけじゃねえから。あんたは一人じゃない。

蔦重は、手に入れた「序」を鱗形屋のところにもっていきます。

鱗形屋孫兵衛
ああ、よくも書いてくれたもんだ。ありがたく使わせてもらうことにする。
蔦重
この「序」をもらうのに、いくばかかかりまして。いくらかいただくことはできませんか。
鱗形屋孫兵衛
おめえさんが勝手にやったことだ。
蔦重
でさあね。では、せめて吉原細見の中身を改めていただけませんか。今の吉原細見は、なくなった黒く塗りつぶされて目立ってしまいます。しかも、いなくなった女郎の名前も残ってる。
鱗形屋孫兵衛
お前さんがやるならいいよ。
蔦重
やらせてもれえます。

そういわれて、蔦重は再び走り出します。貸本の仕事で女郎屋を回って調べて最新のものにしていきました。

蔦重
できた。でけた。

こうして「細見嗚呼御江戸」が出来上がります。

 

その頃、江戸城内の一橋邸では宴席が開かれていました。一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生日を祝うためです。

治済が趣向を凝らした人形劇を披露して、場を盛り上げます。しかし、田安家当主の田安治察(入江甚儀)の賢丸(寺田心)がいう。

賢丸
武家が精進するのは、武芸と学問だ。

そういって批判し立ち去ります。

松平武元
感服いたしました。

すると、田沼意次(渡辺謙)はすぐさまひれ伏しました。

松平武元
田沼主殿頭の言葉こそ、感服いたしました。

松平武元(石坂浩二)と田沼意次は互いにけん制しあっていたのです。べらぼう第2話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第3話のネタバレ,あらすじにつづく



べらぼう第2話の感想

べらぼう第2話のあらすじでは、蔦重が細見を使ってなんとか吉原に客を呼ぼうと考えます。そのため、序を平賀源内に書いてもらいます。

また、細見をさらに良いものにするために黒塗りになっているところや古くなった情報を新しくしていくというストーリーでした。

 

蔦重は、すごいですね。お金になるわけでもないのに、細見を良い物にしようと動き回る。その行動力がとてもすごい。

また、細見を変えることで吉原に客がくるとも限らない。にもかかわらず、あちこちに動き回る姿は尊敬してしまいます。

 

それにしても、平賀源内はひどいですね。自分であることを最初から明かさずに吉原で遊ぶってのは・・・。

ただ、最終的に序を書いてくれたってことを考えると、いい人のなのかもしれません。蔦重にとっては大きな出会いなのかもしれません。

 

今後、平賀源内との関係がどうなっていくのか。細見が吉原に客を呼ぶことができるのか。気になりますね。

「真田丸」ぐらいからずっと大河ドラマ見ていますが「べらぼう」かなり面白いと思います。べらぼう第2話の感想はここまで。べらぼう第3話の感想につづく



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