べらぼう ネタバレ,あらすじ第26話「三人の女」

このページは、2026年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第26話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第25話のあらすじで、蔦重(横浜流星)がかけつけた気持ちに、てい(橋本愛)の心が動かされます。

 

べらぼうの第26話のあらすじは、米の値段が倍になり蔦重が苦労するところからスタートします。べらぼうの第26話のタイトルは「三人の女」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第26話

夏が暑くならなかったことで、米が不作になります。そのため、米の値段が昨年の倍になることの協議を江戸城でしていました。

水野忠友
いたずらに焦らずとも次が豊作であれば、米の値段は戻るわけですし。
田沼意次
今すぐ手を打て。米問屋、仲買人にも米の値を下げるように命じろ。市中の月米屋には仕入れ値で売るようにふれをだせ。
水野忠友
おそれながら、さようなふれが利くとはおもいませぬ。
田沼意次
まずは、急いで一手を打てということだ。利く策はその後に考える。

蔦重も奉公人をたくさん抱えていた耕書堂も困っていました。

蔦重
奉公人のかかりは、こんなにするんですか。
てい
はい。さらに、いかんせんのことがあります。蔵の米が最後の一俵になりました。
蔦重
米が?暮れまで持ちそうって話でなかったでしたっけ。
てい
思わぬところに、伏兵がおりまして。
蔦重
米って、値上がりしてるんでなかったですっけ。
てい
ほぼ、昨年の倍です。この際、お付き合いを考えなおしてはいかがでしょう。吉原のお付き合いとか。
蔦重
それは、できねえよ。

そんな中、蔦重の実母・つよ(高岡早紀)が店に転がり込みます。つよは、良い暮らしをしている蔦重を見て世話になろうと思ったのです。

蔦重
今さら、何しにきやがったのだ。出てけ。先に捨てたのはお前だろ。
てい
旦那様、孝行したいときに親なしっていいます。

蔦重は、吉原の駿河屋(高橋克実)に相談に行きました。

駿河屋
話ってなんだ。
蔦重
米の話で。
駿河屋
一俵があっという間になくなるだろ。
蔦重
いやまったく。米の他にも給金、小遣い、病気になりゃ薬代。
駿河屋
やっと俺のすごさがわかったか。
蔦重
米を安く売ってくださる、馴染みの札いませんか。

蔦重が日本橋に帰ると、つよはていと仲良くなり髪結いの手伝いをしながら居座っていました。

歌麿
もう、俺いなくてもこの店はまわるだろ。正直言うと、やることねえし。
蔦重
おめえさ、こんな米が高いときに出ていく必要ねえだろ。
歌麿
そこも。いねえほうが多少助かるだろ。
蔦重
おかしな遠慮するんじゃねえ。お前は、俺の弟なんだから黙ってここにいりゃあいんだよ。とにかく、俺は出ていくなんてこと許さねえから。

つよは、歌麿と蔦重が恋愛関係の仲であることを勘繰りますが、蔦重は全力で否定します。

てい
もしそうゆうことなら、歌さんと・・・
蔦重
俺・・・私と歌はそういうんじゃないですよ。
てい
けれど、先ほど痴話げんかのような。
蔦重
あいつは、遠慮しているだけですので。棚の仕事がなくなったもんですから、もっと図々しくいてくれればいいのに。あいつは、当代一の絵師。あいつの才能は飛び切りで。
てい
歌さんが。
蔦重
出ていくぞっていいたいのは、おていさんですよね。ばばあに、部屋はとられて俺の部屋に寝ることになって。
てい
わざわざ別の部屋に寝ることで、つよさんに勘繰られるのもよくないし。たなにとってもそれは良くないし。
蔦重
そういってもらえると、助かります。じゃあ、お休みなさい。

その頃、田沼意知(宮沢氷魚)が誰袖(福原遥)がいる大文字屋にやってきていました。

誰袖
当分、お会いできない?
田沼意知
米の値が下がるまでだ。
大文字屋
それはまた、なぜ?
田沼意知
そのあたりは、私も合点がいかぬが、とにかく米の値が下がるまでは遊興を控えろと。
誰袖
仮の名で、月に1度、ばれるとも思いませんが。
田沼意知
近々、若年寄になることもあってな。
大文字屋
若年寄。それは、おめでとうございます。
田沼意知
しかし、かような折ゆえ、風当りが強くなることが必死でな。
誰袖
身請けの話は・・・。
大文字屋
花魁、それは蝦夷との兼ね合いもあるだろ。ちなみに、蝦夷の方はいま、いかように。

一方、蔦重は米を安く仕入れるため、駿河屋が紹介者してくれた大引赤蔵(林家たい平)に会います。

蔦重
米を安く仕入れさせていただくことは可能でしょうか。昨年ほどの値であれば。

大引赤蔵に、一昨年の米であればもっと安く卸せると言われて、蔦重は安く仕入れることが可能になります。

大田南畝
本当は、米なんか余りまくってるんだろな。
蔦重
とすると、この値上がりは?
大田南畝
米を持ってる連中が売り惜しみして、値を釣り上げてってことじゃねえか。

江戸のおふれに従っている米屋は、人が賑わって怒号が飛び交います。

大田南畝
もうめちゃくちゃだ。
蔦重
俺らも何かできることはないですかね。米の値を下げるような。食うに困っちゃ、本なんか買ってもらえねえだろうし。私らだって、苦しくなっちゃうんじゃねえですかね・・・

日本橋の店では、ていが掲示を作っていました。そこに、歌麿がやってきます。

歌麿
これ、掲示というよりは目録ですね。作者と絵師でつなげるのではなく、内容でつなげてみてはどうです?あと、作者は印にしてみてはどうです。
てい
やはり飛び切りの才なんですね。絵師さんていうのは。

蔦重が店に帰ってきます。

蔦重
歌、仕事だ。仕事。正月に狂歌集だすぞ。
歌麿
正月じゃ、今から間に合わねえだろ。
蔦重
それをどうにか間に合わせるんだよ。これは、米の値を下げるためのものだ。
歌麿
米の値を下げる?
大田南畝
正月だ、さあめでてえ。さあめでてえって本を読んで本当に下げるってもんよ。
歌麿
言霊ってこと。
蔦重
俺たちは、米一つ作れねえ役立たずじゃねえか。そんな俺たちができるのは、天に向かって言霊なげつけるってぐらいだろ。で、歌だけじゃめでたさに欠ける。ここは、絵もどんと入れて。
歌麿
仕方なかね。やっちまおうね。
てい
本当に、よくあんなことを思いつきますね。

一方、幕府では米の高騰に策を講じる意次(渡辺謙)ですが、値段がまったくさがらないことに対して、徳川治貞(高橋英樹)が忠告する事態に発展していました。

徳川治貞
囲い米はどうなっておる。まさかのために、城に備えておる米や町々に備えさせておる米を一斉に放てば、ことは収まるのではないか。どういうことだ?米はあれど、まったく流れないと思うのだが。いつまでも、紀州が支えると思うなよ。
田沼意次
必ずや効果のある策をうちます。しばし、しばし・・・

日本橋の店では、歌麿が仕事に没頭していました。

蔦重
歌、これ変えてくれ。合わなくなってしまったんだよ。教科書の入銀で作るから、歌変えてくれって。
歌麿
歌の変更で、こっちが合わせろってこと?
蔦重
まあ、まあ。

そこに、田沼意知が雲助と名乗ってやってきます。

田沼意知
蔦重、米の値を下げたいのだが、そなたならどうする?米の値を釣り上げておるのは商人だ。商人のことは商人に聞くのが一番だと思ってな。
蔦重
実は、かようなものをだすようになりまして。言霊で、めでてえ世を呼ぶ米の値を下げようという企みで。どうです。一首お乗せになりませんか。
田沼意知
まあ、次から次へと思いつくものだ。
蔦重
そうしなければ、生きてこれなかったもんで。
田沼意知
生きてこられん?
蔦重
地本問屋にも株仲間みたいなものがありまして。そこに認めてもらえねえと、市中に本を流してもらえないのですわ。
田沼意知
まあそうか。
蔦重
あの頃、仲間なんてぶっつぶれればいいのにって思ってました。
田沼意知
恩に着るぞ。蔦重。ありがた山だ。

田沼意知は、何かを思いついて走っていきました。

てい
今の方は、そうとうお偉い方で?
蔦重
ああ、長くやってればそういう付き合いもできるもんだ。

そして、歌麿の立派な絵が完成して間に合います。

蔦重
出ていくか。
歌麿
いないと困りそうだから、いてやるよ。
蔦重
それでこそ、兄弟。

そんな中、ていが手紙を置いて店からいなくなります。蔦重がそれを追いかけました。

蔦重
おていさん。おていさん。部屋のことですよね。俺、客用の座敷にうつりますよ。ばばあには、私のいびきがうるさくて寝られねえって言えばいいし。それでいいですか。
てい
江戸一のききものの妻は、私では務まりません。私は石頭でつまらぬ者です。義母上様のように客足来はできず、歌さんのような才があるわけでもない。

できるのは帳簿をつけることぐらい。今をときめく、作者や絵師が集まり、立派なお武家様の集まる蔦屋でございます。

そこの女将はもっと華やかで、才たけた・・・例えば、吉原一の花魁をはれるような人が相応しいと存じます。どうぞ、お許しくださいませ。

蔦重
それは、随分のいい草ですね。あんたは、江戸一のききものだ。でも、嫁選びをしくじった。そう言いてえんですよね。
てい
私は・・・あくまで・・・
蔦重
俺は、おていさんのことつまんねえって思ったことねえですぜ。縁の下の力持ちのところも好きです。みなのいねえところ掃除してたり、背筋はピンとしているところも。

けど、今のは細かいところで。出会ってしまったと思ったんですわ。俺と同じ考えで、同じ辛さを味わってきた人がいたって。

この人なら、山があって谷があっても、この先、一緒に歩きてえって。おていさんは、俺が俺のためだけに目利きした、俺のたった一人の女房でさ。

蔦重はそういって、手を差し伸べました。

 

一方、江戸では田沼意知が徳川治貞に提案をしていました。

田沼意次
米にかかわる株仲間をしばし排してはいかがかと。詳しくは、この者から。
田沼意知
株仲間は、本来、米の値を下げるためにありました。しかし、株仲間こそが結託して米の値を釣り上げておる元凶でございます。

一旦はなきものとし、誰でも米を売ってよしとするのです。この機に安く売って儲けたいというものが現れます。さすれば、そのものの好きにさせてはなるものかと値を下げる向きにうごくのではないでしょうか。

こうして、難局は乗り切りました。

田沼意次
なんとかあの場は乗り切ったが、これからが正念場じゃ。頼むぞ。
田沼意知
はい。

べらぼう第26話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第27話のネタバレ,あらすじにつづく



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1件のコメント

第26話のテーマは、三人の女、具体的な名前と蔦重との関係を知りたい

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