べらぼう ネタバレ,あらすじ第42話「招かれざる客」

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第42話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第41話のあらすじで、オロシャから船がやってきたと江戸に知らせが入ります。そのことで、慌てる政府。

 

べらぼうの第42話のあらすじはオロシャから根室に船がやってくるところからスタートします。べらぼうの第42話のタイトルは「招かれざる客」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第42話

オロシャの船が蝦夷地のネムロ(根室)にやってきました。オロシャがやってきたとの情報は、松前家から報告が届いたのです。

オロシャの船は、漂着した日本人を送り返すためにやってきて江戸への来航を願いでているという。松平信明(福山翔大)が国交・通商を認めてもよいではないかと意見をのべます。

松平定信
断固として反対だ。オロシャの船を入れるなど断じてならぬ。江戸に招きいれたところで大砲をぶっ放すとも限らぬではないか。

定信は、この件について過剰に反応します。

松平定信
この件は現地にしかるべきものを送りこんで、公儀が対応する。

そのタイミングで、京から連絡が入りました。天皇が定信の意見を聞き入れず、父・閑院宮「太上天皇」の尊号を贈るとの知らせだった。定信は、そのことに激怒した。

松平定信
朝廷への金銭援助を打ち切ると返答せよ。

蔦重が尾張で、書物問屋・永楽谷と話をまとめてる間に、母・つよは亡くなりました。江戸にもどった蔦重は、つよを偲びました。

吉原からは、駿河屋(高橋克実)、次郎兵衛(中村蒼)、りつ(安達祐実)が弔問にきました。

りつ
吉原も不景気で苦労してる。
蔦重
芸者の美人画を出せば良くなるかも。江戸市中で評判の看板娘を歌麿が描いて売り出す計画があるんです。

それを聞いて、りつは入銀を決めました。

 

年が明けて、蔦屋は書物問屋の看板も掲げる。多彩な品ぞろえで、店はにぎわっていた。中でも、歌麿の描いた三人は評判を呼びます。

そのため、自分の娘を描いて欲しいという人が蔦屋に列を作っていました。そのため、歌麿が忙しくて悲鳴をあげます。

歌麿
注文がこなしきれない。
蔦重
弟子に描かせて、仕上げだけしろ。お前の絵に描かれりゃ、店に客がくる。その店はもうかる。お前の絵は、江戸をひっくり返しはじめてんだよ。ちょいとした方便ぐれえ、許されるだろ。

歌麿は、理屈はわかるけど一点、一点心をこめてかきたい。蔦重にも作品にしっかり向き合って欲しいと思っていました。しかし、歌麿はそのことを蔦重には言えません。

結局、歌麿は弟子の菊麿に美人画の下絵に描くように指示した。そこに、西村屋(西村まさ彦)が後継ぎをつれてやってきます。

 

後継ぎの万次郎(中村莟玉)は鱗形屋の次男でした。万次郎は、「絵本虫撰」に感銘を受け、実現したいと願う企画を数多く立てた。

歌麿
俺は、蔦屋のお抱えなんだ。

それでも、万次郎は食い下がりいろんなアイデアを提案します。そのため、歌麿の心が動く。

西村屋
長い付き合いをいいことに、都合よく扱われてるところがあるんじゃねえですかね。
歌麿
今日の私があるのは、蔦重のおかげですので。

江戸城に戻った定信に、本多忠籌(矢島健一)が美人大首絵を見せました。

本多忠籌
この子のいれた茶は、一杯100文、この子の手渡すせんべえは一杯120文、この芸者への会いたさに、吉原では紙花がまかれています。

これにつられて、市中の物価が高騰しておる次第です。田沼病の再来の兆しがあります。

定信は、怒ります。そして、美人画に押されている印鑑を見ます。

松平定信
また、あの者か。

蔦重は、駿河屋の座敷でりつに頭を下げていました。

蔦重
どうもこの絵のせいで、物の値段が上がってるみたいなんです。大儲けした者が贅沢するのも。あと、美人の娘を女郎のように描くのもけしからんと。でも、これは逆手をとって素人ではなければいいってことです。女郎の大首絵をだしてはどうでしょうか。

扇屋(山路和弘)や大文字屋(伊藤淳史)も同席していた。

大文字屋
入銀なしならかまわねえぜ。
扇屋
そうそう。
駿河屋
蔦屋が入銀なしで絵をつくり、それで吉原の借金を返済したということにすればどうだ。

最終的に、歌麿が50枚の女郎の美人画をつくることで、蔦重の吉原にある借金をチャラにする話でまとまった。歌麿はそれを聞いて怒りました。

歌麿
借金のカタに俺を売ったってこと?
蔦重
歌には礼金を払うわけだから、うったわけではない。

しかし、歌麿は話が決まる前に話があってしかるべきだという。

蔦重
頼む。ガキも生まれんだ。おていさんに苦労かけたくないんだ。

ていのお腹には、蔦重との子どもの命がやどっていました。歌麿は、複雑な思いを抱えつつこの仕事を引き受ける。

後日、万次郎が再びやってきました。

歌麿
西村屋さん。お仕事お受けします。この揃い物が終わったら、もう蔦屋とは終わりにします。

べらぼう第42話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第43話のネタバレ,あらすじにつづく



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