ブギウギ第25週ネタバレ,あらすじ「ズキズキするわ」

このページは、NHK朝ドラブギウギ」の第25週のあらすじ,ネタバレを吹き出し(会話形式)でお伝えしています

ブギウギ第24週のあらすじで、スズ子(趣里)の子どもを誘拐して身代金を要求する事件が起きました。しかし、犯人が逮捕され無事解決しました。

 

ブギウギ第25週のあらすじは、昭和31年からはじまります。ブギウギ第25週のタイトルは「ズキズキするわ」です。

ブギウギ ネタバレ,あらすじ第25週

ここでは、朝ドラ「ブギウギ」の第25週のネタバレ,あらすじを1話ずつざっくりとお伝えしています。詳しい内容はリンク先をご覧ください。

117話「プロデューサーの狙い」

昭和31年になりました。愛子の誘拐未遂事件から1年が経過します。日本は「もはや戦後ではない」といわれた高度経済成長期に入ります。

歌謡界もそれは同じでした。新星がどんどん誕生し、活性化していました。そこに、タケシ(三浦猟太)が雑誌を持ってきました。

タケシ
これもどうせ鮫島が書いたものでしょう。

雑誌には、スズ子(趣里)と善一(草彅剛)はもう古い。これからは、水城アユミ(吉柳咲良)の時代だと書かれています。スズ子は、見向きもしません。

愛子はその後、友達もたくさんできて外で遊ぶのが日課になっていました。しかも、男子に負けない足で走りまわっています。スズ子は、愛子の友達におやつを準備します。

スズ子
あの子らには、このカステラは早かったな。
タケシ
そんなことより、この記事見てくださいよ。
スズ子
何回も見たがな。しゃあないがな。わての人気が落ちてるのは確かやし。
タケシ
そんなことありません。それに、水城アユミってまだひよっこですよ。悔しくないんですか。
スズ子
わてはどうでもええけど、羽鳥先生のこと書かれると腹立つな。
タケシ
僕は、悔しくて仕方ないんです。そろそろ羽鳥先生に新曲書いてもらいましょうよ。うかうかしてたら、水城アユミに抜かれてしまいます。

その晩、愛子は男子に余裕で勝てるからかけっこ選手になると言います。

スズ子
あんまり調子になったらアカンで。せっかくたくさん友達できたんやし。ずっと勝てるわけではないんやで。

愛子は、スズ子も水城アユミに負けないようにと励まします。そんな中、スズ子に「オールスター男女歌合戦」の出演依頼がやってきます。

スズ子はトリをつとめます。ただ、スズ子の一つ前が話題の新人歌手・水城アユミを歌わせたいとの依頼もありました。

タケシ
いやいや、まだ早いでしょ。10年早い。

しかし、プロデューサーは新旧対決にすれば盛り上がるためその順番で行きたいと言います。

スズ子
そのあたりは、お任せします。えらい人気ですもんね。

118話「水城アユミ」

スズ子が局内を歩いていると、USK時代にピアノ伴奏者をしていた股野(森永悠希)さんに遭遇します。

股野
スズちゃん。
スズ子
股野さん。どっからどう見ても股野はんや。何年ぶりやろか。大和さんの葬式以来やから、18年、19年ぶりやろか。ター坊、こちら股野さん。大阪の梅丸時代にえらい世話になった人や。こちらは、マネージャーの柴本君。股野はん、今どないなさってるんですか。
股野
うん。僕な今、娘のマネージャーをやってるんや。

股野の娘は、新人歌手・水城アユミのだったのです。そして、股野は水城アユミのマネージャーをしていました。

水城アユミ
はじめまして。水城アユミです。私、福来先生のファンなんです。父がよく福来先生の話をしてて。母が生前お世話になったことも。
スズ子
お母さんにお世話になったんは、わての方でっせ。すごい立派な方で、尊敬してました。水城さんも、大和さんの面影ありますねえ。
水城アユミ
母のことは、いろんな方から聞いています。福来先生と同じぐらい尊敬しています。
スズ子
先生はやめてください。尊敬は、お母さんとお父さんで十分や。
股野
少しは、尊敬される父親でないとアカンのやけど。スズちゃん今度ゆっくり話せん。積もる話もありますし。
スズ子
わてもぎょうさん話があります。
股野
そしたら、いただいた名刺にご連絡させていただきます。

思わぬ再会は翌日にもありました。スズ子のもとに誘拐の犯人・小田島大(水澤紳吾)が謝罪にやってきたのです。一くんも一緒です。

小田島大
大変申し訳ありませんでした。頭を下げて仕事を探そうと思います。一と地道に生きていこうと考えましたので。
スズ子
この世は義理と人情さかい、小田島さんを雇いましょ。

そういって、小田島を庭師兼家事手伝いとして雇いました。

タケシ
なんで、誘拐犯なんて雇うんですか。あいつは、極悪人ですよ。極悪人。
スズ子
ター坊、この世は義理と人情で出来てるんや。これもなんかの縁や。
タケシ
あいつに義理立てする必要ないでしょ。
スズ子
なんもないからこそ、義理立てするんや。
タケシ
そんなだから、水城アユミの親父に舐められるです。あれから、何度も連絡してきてしつこいんですよ。
スズ子
なんやて。なんで、わてに取り次がんのや。大切な知り合いやねんで。
タケシ
こっちを利用しようとしているのが、プンプンするんですもん。変なのばっかり寄せ付けて。
スズ子
一番変なのはあんたや。

 

その数日後、股野とスズ子は喫茶店で会います。

スズ子
やっぱり両親の血を継いだんやな。娘さん。
股野
僕は楽器をやらせたかったんやけど、そっちには興味がなかったみたい。アユミは、ほんまにスズちゃんの歌が好きで、苦しい時も乗り越えていけました。ほいでね、折り入って話があるんやけど。
スズ子
なに?
股野
こんなこと言えた義理じゃないんやけど、年末のオールスター歌合戦で「ラッパと娘」を歌わせてくれんかな。わがままな話なのは、重々承知してるんやけどアユミがどうしても「ラッパと娘」を歌いたい言うねん。

そこに、水城アユミもやってきてスズ子にお願いをします。

水城アユミ
福来先生、どうかお願いします。「ラッパと娘」は私が歌手を目指すきっかけになった曲なんです。私にとって初めての大舞台に思いれのある曲で勝負したいんです。
スズ子
それは、光栄なことやけど羽鳥先生にも相談せなアカンからな。
股野
スズちゃん。アホな親子の頼みや思って、このとおりや。

スズ子は、あいまいな返事をしました。アユミと自分が世間で比べられることが怖かったのです。

そのやり取りを見ていたものがいました。鮫島(みのすけ)です。何かしら企んでいた鮫島は、シャッターを押しました。

119話「茨田りつ子に相談」

スズ子が善一のところに行く前に、記事が出てしまいました。水城アユミ「ラッパと娘」を歌わせてほしいと直談判と見出しが躍ります。

タケシ
水城アユミに会うなら、会うって言ってくださいよ。とにかく、こんな小娘に「ラッパと娘」を歌わせる必要はないですよ。ほんと失礼なんだから。

スズ子は、善一(草彅剛) に相談をしに行きました。

善一
僕がいいっていえば、君はいいのかい。
スズ子
先生の曲やし、先生がよろしいなら。
善一
そんなに軽く言わないでほしいな。君が歌ってこそあの歌は完成してるんだ。もっと大切にしてほしい。
スズ子
すみません。
善一
それに、水城アユミの実力を君も知っているだろう。もし、水城アユミの「ラッパと娘」が福来くん以上だったら、君に戻る場所はないんだよ。

スズ子は気づいていなかったが、一番気にしていたのは、それだと気づきます。

スズ子
ああ、そうか。

善一の様子を見た麻里(市川実和子)は、善一が時代の変わり目にいらだっていることを感じます。

麻里
さっきは、居場所がなくなるなんて意地悪な言い方だと思います。
善一
歌を大切にしてほしいっていうのは、本当の気持ちだよ。何より、今日の福来くんは福来くんらしくなかった。君もそう思わないかい。
麻里
私には、あなたもいつもと違う感じがしたわ。何かに苛立っているように見えた。言いすぎてたらごめんなさい。

 

スズ子は、茨田りつ子(菊地凛子)にも相談します。

スズ子
茨田さんすみません。
茨田りつ子
あなた羽鳥先生に甘えてるだけじゃない。羽鳥先生にあなた以外には歌わせないって言ってほしかっただけじゃない。だから、先生もカチンとくるのよ。

あなたは、水城アユミと同じステージに立って比べられるのが怖いだけじゃない。勢いのある若手と、踊るのもしんどいロートル。前みたいに歌って踊るのはしんどく見えるわ。

でもね、肉体的に衰えているのは私も同じよ。その年齢なりの歌い方ってのがあるのよ。私はボロボロになっても歌うわよ。

以前のあなたなら、水城アユミと一緒に並んで歌うことにワクワクしてたはずよ。なにびびってんのよ。もし、ワクワクした気持ちがなくなったっていうなら、その程度の歌手よ。

この仕事、ワクワクしなくなったらおしまいよ。

スズ子
茨田さん、もっと言うてください。なんや言われているうちにワクワクしてきましたわ。水城さんの歌も聞いてみたい思うようになりましたわ。
茨田りつ子
あんた、本物のバカ?
スズ子
茨田さん、ありがとうございます。わざわざお呼びたてした甲斐がありましたわ。行ってきます。
茨田りつ子
どこに行くつもり?

120話「新旧対決」

スズ子は、りつ子の言葉で決意が固まります。すぐに、善一の家に行きます。

スズ子
先生、ラッパと娘をアユミに歌わせてやってほしいんです。この前、わては卑怯でした。先生にゆだねるように言って、本当は水城アユミに歌わせたくなかったんです。

一緒の舞台立って、歌ったら比べられる。比べられるのが怖いって思っていたんです。せやけど、この前久しぶりに「ラッパと娘」聞いたんです。

そしたら、ワクワクしてきたんですわ。水城さんやったらどない歌うんやろかって。ズキズキしてきたんですわ。なんか、同じ舞台で歌いたくなってきたんですわ。

善一は、スズ子が前向きにとらえたことを喜んでいました。

善一
ズキズキワクワクか。やっぱり君は、たいしたもんだ。それで君は何を歌うんだい?
スズ子
私は、ヘイヘイブギーでいきたいんです。わてが誰かのために歌うんやったら、愛子やと思うんです。愛子も今、しょうもないことで悩んでいて・・・愛子のために歌いたいんです。
善一
君の好きにすればいいさ。ラッパと娘とヘイヘイブギの新旧対決か。ワクワクしてきた。
スズ子
精一杯歌わさせていただきます。先生、ありがとうございます。これからさっそく、テレビ局に話に行ってきますわ。
麻里
さすがスズ子さん。

その様子を見て、善一は嫌な予感を感じていました。スズ子が何か大きな決断をするのではないかと胸騒ぎがしていたのです。

121話「オールスター歌合戦」

スズ子は、アユミと同じステージに上がることが楽しみになっていました。そして、「男女歌合戦」の舞台の幕が上がります。

スズ子は水城アユミのステージを舞台袖で見ていました。その様子が、大和礼子(蒼井優)の姿とだぶってきます。水城アユミは、「ラッパと娘」も完全に自分のものにしていました。

 

「ラッパと娘」を見た後に、スズ子は楽屋に戻って準備に入ります。そこに、茨田りつ子がやってきました。

茨田りつ子
あなたの様子が心配だから、見に来てあげたのよ。水城アユミに怖じ気づいてないかと思って。
スズ子
水城さんは、ほんまもんでっせ。お客さんの心をつかむ何かをもってる。茨田さんも聞かはったらよろしいわ。ええ刺激になりますよ。
茨田りつ子
趣味じゃないって知ってるでしょ。
スズ子
わてとは一味も二味もちがってますで。わてもう爆発しそうや。

スズ子は、歌いたくて仕方がない状況になっていました。そして、出番が来たので飛び出します。

スズ子
これまでの皆さん、すごかったですね。特に水城アユミさん。若いころのわてを見てるようで。一発でファンになってしまいましたけど、わてもまだまだ負けられません。今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。それでは、「ヘイヘイブギー」

スズ子は、愛子に向けて「ヘイヘイブギー」を全力で歌いました。客席は、興奮のるつぼ。まるで、スズ子のワンマンショーに来ているみたいでした。

舞台袖から水城アユミは、スズ子の歌を見入っていました。

股野
お前、えらいどえらいもんを目指したもんやなあ。

父親の声すら聞こえないほど、水城アユミはスズ子の歌に夢中になっています。

 

それは、テレビの前の視聴者も同じでした。愛子も麻里も子どもたちもみんながスズ子と一緒に飛び跳ねます。

スズ子は、これまでに感じたことのない充実感を味わいます。ブギウギ第25週のネタバレ,あらすじはここまで。ブギウギ最終週(26週)のネタバレ,あらすじにつづく



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