光る君へ ネタバレ,あらすじ第12話「思いの果て」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第12話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第11話で、まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)に妾になってほしいとお願いされますが断りました。

 

光る君への第12話のあらすじは、寛和2年8月からはじまります。光る君への第12話のタイトルは「思いの果て」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第12話

寛和2年8月、まひろ(吉高由里子)の父・為時(岸谷五朗)は、妾のなつめの家にいました。なつめは、病気であり為時が身の回りの世話をしていました。

そんなある日、まひろはなつめの家に為時の着替えを届けに行きます。なつめは、瀕死の状態で「さわ」という娘の名前を発言しました。

藤原為時
まひろ、なつめにさわを会わせてやりたい。一人で置いていけぬゆえ、お前に頼む。

為時は、まひろにさわ(野村麻純)を連れてくるように頼みます。

まひろ
失礼します。さわさんを連れてまいりました。

まひろがさわを連れてきて、一目あったところで、なつめは亡くなりました。

 

後日、さわがまひろの家を訪ねました。

さわ
あの~

その時、まひろは畑仕事をしていました。

まひろ
一日中走り回っております。見苦しいところを見せてすみません。
さわ
私は、父に女子は何もするなと言われてなにもできません。庭仕事お手伝いさせてください。

さわは、まひろと一緒に畑仕事を手伝いました。一緒に家事をしたり、琵琶も教わったりします。

さわ
まひろさまは、たくさんの書物をお読みで、文も歌も上手で。たくさんの殿御が文を送ってくるんでしょうね。
まひろ
文を送ってくれた方は一人だけよ。
さわ
え~ごめんなさい。
まひろ
なぜ謝る。
さわ
今、思い出していましたね。そのお方は、しゅっとした感じ。隠してもお顔に出てますよ、まひろさま。

藤原宣孝(佐々木蔵之介)は、まひろの相手に藤原実資(秋山竜次)をすすめます。

藤原宣孝
まひろの婿の話だがひらめいたぞ。この家の窮地は、まひろが婿どりをすればうまくいくのだ。
藤原為時
宣孝殿のひらめきを聞いてみようではないか。
藤原宣孝
実資様はどうじゃ。
藤原為時
実資様は恐れがおおい。実資様とは身分が違いすぎる。
藤原宣孝
実資殿は昨年、北の方が亡くなったそうで。ちょうどよい。学識も人望も財もある。願ってもない方だ。

藤原宣孝は、強引に結婚させようとしていましたが、タイミング悪く藤原実資に赤痢にかかっていることが判明します。

藤原宣孝
あれはダメだ。もう半分死んでおる。次を探そう。
まひろ
その必要はありません。
藤原宣孝
甘えるな。このままで、生きていけると思っているのか。

生きていくために、嫁ぐしかない。その現実に、まひろは打ちのめされていました。

 

藤原兼家(段田安則)は、左大臣・源雅信(益岡徹)を呼びました。

藤原兼家
わざわざお出ましいただき申し訳ない。どうぞ。
源雅信
摂政様、なにようでございましょうか。
藤原兼家
愚息・道長のことでお願いがございました。道長が左大臣家の姫君をお慕いしているのです。息子の願いをなんとか叶えてやりたいと思い、左大臣さまの意見を聞きたいと思っておったのです。

実は、道長は源倫子(黒木華)のことを何も知りませんでした。源雅信は、強引な兼家に驚きながら答えます。

源雅信
娘の気持ちを確認してみます。

数日後、道長は源雅信に文を届けました。この文は、道長を源雅信に会わせるために口実にすぎませんでした。

源雅信
摂政様は素早いのう。
藤原道長
こちらで、姫様の集まりをやられておるのですか。

源雅信は、兼家の強引さにあきれてしまいます。それでも、道長と話をします。その様子を源倫子や母・ぼくし(石野真子)が物陰から見ていました。

 

道長が帰った後、倫子は雅信に切り出します。

源倫子
私は、藤原道長様をお慕いしています。打毬の会で姿を見てからずっと妻になることを心に決めておりました。父上の力で、願いを叶えてください。

雅信は、兼家の息子に引っ掛かりながらも、倫子の気持ちを受け入れました。

ぼくし
良かったわね。倫子。

庚申待の夜に、まひろはさわと弟・のぶのり(高杉真宙)と一緒に酒を酌み交わします。庚申待は、中国の行事でその日は、眠らずにすごします。

眠ると三匹の虫が天に上り、罪を告げると言い伝えられていました。

まひろ
私は、この頃、さわさんを妹のように思ってるの。
のぶのり
俺に惚れてもダメだよ。

のぶのりが厠に席を立つと、もずひこ(本多力)とでくわします。もずひこが現れたのは、道長からまひろへの文を渡すためでした。

もずひこ
乙丸さまに。
のぶのり
恋文?
もずひこ
これは、まひろ様に。

 

のぶのり
姉上、道長とは誰?
まひろ
のぶのりに探してもらっていた、三郎のこと

まひろは、のぶのりから文を奪い取りすぐに廃邸に向かいました。

まひろ
妾でもいい。あの人以外の妻になりたくない。

まひろは心からそう思い走りました。

藤原道長
左大臣家の一の姫のもとに婿入りすることになった。お前にはそのことを伝えなければと思い参った。
まひろ
倫子さまは、おおらかに素晴らしいお姫さまです。どうもお幸せに。
藤原道長
幸せとは思わぬ。地位を得て、まひろの願う世をつくるべく精一杯つとめてまいる。妾でもいいと申せ。
まひろ
道長さまと私はたどる道が違うのだと思いました。私は私らしく、自分が生まれてきた意味を探します。道長様もどうぞお健やかに。

まひろは、本心では妾でもいいと言おうとしていました。しかし、道長の相手が良く知る倫子であることから言えませんでした。まひろは、そのためその場から去りました。

道長は、その晩に土御門殿に向かいます。倫子の居室に入ると、倫子がすぐに道長に抱き着きました。

源倫子
道長さま、お会いしとうございました。

道長は、そのことに唖然としました。そして、倫子のことを強く抱きしめました。

 

まひろはその晩、のぶのりからもらったお酒を飲んで泣きました。光る君へ第12話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第13話のネタバレ,あらすじにつづく



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