光る君へ ネタバレ,あらすじ第27話「宿縁の命」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第27話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第26話で、まひろ(吉高由里子)が石山寺に行きお経を読んだ後に偶然、道長(柄本佑)と再会しました。

 

光る君への第27話のあらすじは、まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)が話すところからはじまります。光る君への第27話のタイトルは「宿縁の命」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第27話

まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)は、石山寺で歩きながら、久しぶりに話をしました。道長は、会っていない間のまひろのことを知っており、まひろの心中までみてるようでした。

まひろ
偉くなられて、相手の心を読めるようになられたのですね。
藤原道長
偉くなったからではない。

まひろは、越前で習った宋の言葉を道長に話します。

藤原道長
越前にそのままおれば、宋に行っていたかもしれぬな。
まひろ
都に戻ってまいりました。お目にかかれてうれしいです。
藤原道長
お前もな。

そういって別れた2人でしたが、まひろがいと(信川清順)たちのところに戻ろうとした矢先、再び道長が現れます。

道長に強く抱きしめられた、まひろは拒絶することはありませんでした。

藤原道長
俺の側で生きることを考えないか。
まひろ
お気持ちうれしゅうございます。でも・・・
藤原道長
俺はまたフラれたのか。

3月に入り、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が言っていたように、定子(高畑充希)が一条天皇(塩野瑛久)の子どもを懐妊していました。

倫子(黒木華)は動揺すると思っていた道長ですが、結果はまったく逆でした。

源倫子
殿と私が力を合わせれば、世を捨てた中宮様が産む皇子なぞ怖くはありません。気張りましょう。

倫子は、華やかさが足りない彰子をなんとかしようと考えます。

源倫子
彰子に華やかさ、明るさを身につけさせてほしい。
赤染衛門
わかりました。

藤原宣孝(佐々木蔵之介)が久しぶりにまひろのところを訪ねてきました。

藤原宣孝
喜べ、まひろ。11月の加茂の臨時祭にて、神楽の人長をつとめることになった。その後、豊前にも参る。

重要な役目を務めることで、宣孝はご満悦です。まひろも素直にお祝いの言葉を伝えます。いとに言われた言葉が頭にあったからです。

藤原宣孝
憎まれ口をたたかんまひろは、なにやらおそろしいのう。あまり、人並みになるなよ。
まひろ
では、時々人並みになります。

二人は笑いあって、復縁しました。そして、この年の夏にまひろが懐妊していることがわかります。そのことに、宣孝は大きく喜びました。

 

9月のある日、彰子が入内するのが11月1日になることを安倍晴明から一条天皇に説明があります。一条天皇は、定子の出産が近いこともあり迷います。

公卿の多くは、一条天皇の定子への執着心がなくなることを望んでいたことから、彰子の入内に賛成でした。

 

道長は、彰子の入内を盛り上げようと公卿たちが詠んだ歌を屏風にはりました。その屏風を内裏に持ち込むことで、一条天皇も一目おくことになるだろうと考えたのです。

藤原道長
公卿たちが名入りの歌を献じたことを示せば、帝も彰子に一目おかれよう。
源倫子
賛成でございます。

完成した屏風は公卿たちが道長を支持している証となり、圧巻の存在感になりました。こうして、彰子は11月1日に入内しました。

そして、定子は出産しました。そこに、伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)兄弟がかけつけます。

藤原伊周
これで左大臣は、俺たちをむげにはできない。皇子が東宮になるのであれば、再び我らの世になる。
藤原隆家
産まれた皇子が東宮になるということは、帝が退位されるということです。すなわち、姉上の力が弱まる。焦ると良い結果にならない。
藤原定子
喧嘩しないで。私には身内は、兄上と隆家しかいないのですから。

藤原詮子(吉田羊)は、一条天皇を訪ねて皇子の誕生を祝いました。

藤原詮子
皇子はやがて東宮になられる身。お上のように、育っていかねばなりませぬ。
一条天皇
朕は、皇子を朕のようにさせたいと望みませぬ。朕は、母上の仰せのとおり育ってまいりました。そして今は、公卿たちに後ろ指さされる帝になりました。こたびも、母上の仰せのとおり左大臣の女御にしました。されど、朕が女御を愛おしおむことはありませぬ。
藤原詮子
いい加減、中宮にお気を遣うのをやめなさい。
一条天皇
そういう母上から逃れるために、朕は中宮に救いを求めたのです。すべては、あなたのせいなのよ。

一条天皇は、自分が操り人形だったと打ち明けたのです。

 

そういって、一条天皇は道長たちがいる彰子のところに行きました。彰子の後ろにはたくさんの歌がはられた屏風があります。

一条天皇
そなたのような幼き姫に、年よりですまぬな。楽しく暮らしてくれれば、朕もうれしい。

彰子が返事をして、それきり会話は続きませんでした。

 

定子が皇子を産んだ日は、彰子の女御宣下の日でもありました。道長は、これを運の陰りと捉えるようになります。

安倍晴明
体調は、なんら問題ありませぬ。先ごろ、太皇太后の昌子さまがお隠れになりましたゆえ、皇后・遵子様を皇太后に祭り上げれば、皇后の座があきます。そこに、中宮の定子さまを入れ、彰子様を中宮にされればみながひれ伏すでしょう。
藤原道長
それでは、一人の天皇に2人の后がいることになる。前代未聞だぞ。
安倍晴明
一帝二后により彰子さまの力は強まり、道長様の体も回復します。

この件を道長は行成(渡辺大知)に相談しました。

藤原行成
朝廷の安寧のためなら、先例がなくてもかまわないと思う。

この年の暮れに、倫子は道長との間に5番目の子どもを産みました。後に、後一条天皇の中宮になる威子です。

同じころに、まひろも娘を出産しました。光る君へ第27話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第28話のネタバレ,あらすじにつづく



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