光る君へ ネタバレ,あらすじ第5話「告白」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第5話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第4話で、まひろ(吉高由里子)は藤原道長(柄本佑)が右大臣の家の三男で、母・ちやは(国仲涼子)を殺した道兼(玉置玲央)の弟であることを知ります。

 

光る君への第5話のあらすじは、まひろが倒れた後からスタートします。光る君への第5話のタイトルは「告白」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第5話

まひろ(吉高由里子)は舞の日の後も寝込んだまま思い出していました。

まひろ
道兼・・・弟は三郎

まひろの状態を案じて、お祓いをします。そこで、母の怨霊がいると言われてしまいます。

のぶのり
しっかりしてくれよ。姉上。

そして、父・為時(岸谷五朗)に呼ばれます。

藤原為時
わしはかけたのじゃ。咎人の顔を忘れていると。されどお前は、覚えておった。わかった上で頼みたい。・・・道兼様のことは胸にしまって生きてくれ。ちやはもきっとそれを望んでおろう。お前が男であれば、立派な成果を残す。されど、のぶのりはまひろのように才能がない。だから、官職に引き立てがなければ生きていけないんじゃ。
まひろ
母上を殺した咎人のことを許せと?
藤原為時
お前は、かしこい。何もかもわかっているはずだ。

まひろは、為時の言う通りにするしかないと頭ではわかっているけど、心がモヤモヤしていました。

 

まひろは、家で琵琶をひいているとどうしても道長(柄本佑)のことを考えてしまいます。あの時、右大臣の息子であることを話そうとしたのか。

自分の兄が、まひろの母・ちやは(国仲涼子)を殺したことを知ったときにどんな反応をするのだろう。まひろの頭の中には、道長のことでいっぱいでした。

 

ある晩、道長は兼家(段田安則)と夕食をしていました。そこで、聞かれます。

藤原兼家
何か面白い話はないか。
藤原道長
父上がお聞きになって、面白い話はありません。
藤原兼家
正直だな。内裏の仕事は騙し合いだ。嘘も上手にならねばならんぞ。
藤原道長
公任や斉信が帝の在位は長かろうと話しておりました。帝は若く、志が高い。素晴らしいと。

道長は、関白の子・藤原公任(町田啓太)や藤原斉信(金田哲)らが参加するところで漢詩を習っていたのです。

藤原兼家
お前もそう思うのか。
藤原道長
私は、帝がどなたであろうと関係ないと思っております。大事なのは、帝を支えるものがどなたかということ。
藤原兼家
その通りじゃ。ようわかっておるではないか。わが一族は、帝をささえる筆頭の立場にならねばならぬ。そのためには、東宮様には、帝になってもらわねばならぬ。その道のため、お主の命もある。そのことを覚えておくように。

一方、悩んでいたまひろのもとに、直秀(毎熊克哉)がやってきました。

まひろ
あなたは、三郎が道長だと知っていたの。
直秀
そうか。お前が倒れたのはそのせいか。あいつのことはあきらめろ。身分が違いすぎる。
まひろ
身分なんて、笑い飛ばすために散楽をやっているのじゃないの。
直秀
そうだ。それで、世の中は変わりもしねえ。

そこに、のぶのり(高杉真宙)がやってきました。そして、道長からまひろに手紙が届きます。

藤原道長
五節の舞の日、倒れられたと聞いた。胸を痛めておる。ぜひ会って話がしたい。次の満月の夜、藤原為時の家をうかがう。

この手紙を読んで、まひろはなんとか父・為時の目の届かないところで道長と会いたいと思います。そのため、直秀に頼みました。

 

直秀は、満月の夜にまひろと道長が会えるように導きます。

藤原道長
右大臣、藤原兼家の三男・道長だ。
まひろ
三郎じゃなかったのね。
藤原道長
あったときは、三郎であった。お前をだまそうとしたことは、一度もない。驚かせてすまなかった。
まひろ
まことは三郎が道長様だったから倒れたのではありません。あなたの隣に座っていた男の顔を見たからです。6年前に、母が道兼に殺されました。父は禄をもらっているので、道兼に目をつぶった。
藤原道長
道兼のことか?兄を知っているのか。
まひろ
6年前に、母があなたの兄に殺されました。6年前、父は官職を得られず、下男下女が逃げ出すほど貧しくて・・・

その時、右大臣様が東宮様の漢文の指南役に父を推挙してくれたのです。官職ではないけど、これで食べていけると喜んでいたのです。

お礼参りに母は行ったのです。河原で、三郎と会う約束をした日。あの道兼が三郎の隣に座っていた。父は、禄をいただいているから人殺しにできなったの。

藤原道長
すまない。一族の罪をわびる。
まひろ
兄は、そのようなことをする人ではないと言わないの。
藤原道長
俺は、まひろの言うことを信じる。すまない。
まひろ
三郎のことは恨まない。でも、道兼のことは生涯呪う。あの日、三郎に会うために駆けださなかったら、道兼が馬から落ちることがなければ、母は殺されなかったの。だから、母上が死んだのは、私のせいなの。

道長は、まひろの背中にそっと手を添えます。そして、直秀にまひろを託して馬で走り去りました。

藤原道長
直秀殿。今宵は助かった。礼を言う。
直秀
直秀でよい。
藤原道長
まひろを頼む。
直秀
帰るのかよ・・・・

道長は、東三条殿に戻ると兼家と道兼がいました。そのため、道長が問い詰めます。

藤原道長
兄上、6年前に人を殺めたのですか。
藤原道兼
虫けらの一人や二人殺したとて、どうこうないわ。
藤原道長
虫けらは、お前だ。

道長は、その態度に怒り道兼を殴ります。

藤原道兼
父上もすべて承知の上で、もみ消してくれたのだ。そもそも、ことの発端はお前にもある。あの日、わしが下人を蹴り飛ばしたことで非難した。

そのことで、道長も殴った。それが原因で母上に叱られた。そのことで、苛立っていたから街で出会って女をころしたのだ。お前がわしを苛立たせなかったら、わしは人殺しなどしてなかった。

道長が愕然としていると、兼家が笑いながら言います。

藤原兼家
道長に、こんな熱い心があるとは思わなかった。これなら、わが一族の将来は安泰じゃ。今日は、良い日じゃ。

兼家の言葉に、道長はただただ驚愕しました。

 

まひろは、抜け殻のようになって帰りました。

藤原為時
どこに行っておった。

まひろ(吉高由里子)は家に帰って、訳を話さずに為時(岸谷五朗)の胸で泣きました。光る君へ第5話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第6話のネタバレ,あらすじにつづく



光る君へ第5話の感想

光る君へ第5話のあらすじでは、まひろは母・ちやはが道兼に殺されたことを道長に打ち明けるというストーリーでした。

まひろは、五節の舞で倒れました。そのことで道長がまひろを心配します。そのため、まひろはこれまでのことを初めて自分から打ち明けました。

 

今回のまひろの気持ちを聞くと、やっぱり泣いてしまいます。幼い日に、自分の母が殺したのは道兼であることは承知している。

でも、まひろ自身が走っていかなければ。まひろ自身が馬の前に飛び出してなければ母は死んでなかった。そんな思いが一番あるんだと思います。

 

道兼のことを恨んでいるのと同時に、自分の責任ってのが頭にあるからこそつらかったんでしょうね。心にずっと抱えていたんでしょう。

父・為時は、年月がかなり経っていたことから忘れていると思ったってのは、やっぱり考えが甘いかなって思いました。

 

年月が経って、風貌も多少は変わるでしょうけどやっぱりそれは気づきますよね・・・道長は道兼を怒りました。

しかし、一族であんな感じなので道長としてはどうしようもないです。今後、道長はまひろとどういう関係になっていくのかな。

 

そのあたりがちょっと、気になりますね。光る君へ第5話の感想はここまで。光る君へ第6話の感想につづく



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