虎に翼 あらすじ第50話「反論」

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第50話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第49話で、寅子(伊藤沙莉)は穂高(小林薫)に自分は好きでここにいることを声を大にして話しました。

 

虎に翼のあらすじ第50話は、午後からの審議会がスタートします。虎に翼第50話のタイトルは「反論」です。

虎に翼あらすじ第50話

午後からはじまった審議会でも議論は、平行線のままでした。桂場(松山ケンイチ)は退出しようと考えていました。そこに、寅子(伊藤沙莉)が手を上げます。

寅子
あの~僭越ながら意見申し上げてよろしいでしょうか。
久藤
もちろん。
寅子
この大戦で、夫を亡くして戦争未亡人になりました。夫だけでありません。父も兄も亡くしました。いかに父や兄に守られて育ったか痛感しています。

でも、先生何も恐れることはありません。先生が大切になさりたい「家族を大事にするという美風」が備わっているのであれば、一人一人が信じて守れば美風は失われないのではないでしょうか。

神保教授は、家族がみんな自分のことばかり主張したらすぐにバラバラになると言います。

寅子
はて?神保先生。結婚して、息子さんが妻の氏を名乗ったら、愛情はなくなるのですか。私は、娘が結婚して夫の苗字を名乗ろうと、佐田の苗字を名乗ろうと愛情が変わるとは思えません。

その時、寅子は自分を取り戻した気がしていました。国が大きく変わろうとしている今、多くの人に法律の趣旨を知ってほしい。

そんな思いが強くあったのです。そのため、寅子はこんな提案もしました。

寅子
民法に限らず、法律をすべて口語体にすればより身近になると思うんです。この改正案をより多くの女性に読んでもらいたいし。

この日の前、寅子は花江とはるに民法草案を見せて意見を聞きました。

はる
カタカナばかりで読みにくい。

はるの素直な意見でした。寅子は最初驚きましたが、さすがお母さんと感心しました。そして、民法の一部が改正しました。民法は、すべて口語体で書かれています。

久藤
結局、神保先生のゴリ押しで730条が新設されたのは残念だよ。直系血族及び同居の親族は互いに助けあわなければならないってわざわざ、条文にすることか?
寅子
私は、大きな一歩だと思います。
久藤
今日もサディは謙虚だね。
寅子
はて?違いますが。これからは、この民法の使い方次第で民主化はきっと進みますよ。
久藤
一皮むけたね。サディ

そこにホーナーがやってきました。

ホーナー
ライアン、みんな、法律は民法だけじゃないよ。まだまだ働かなければ。
寅子
イエス。ミスターホーナー

その晩、ライアン久藤は桂場のところに行きました。

久藤
安心して。サディはもうこの世界から逃げだしたりしない。
桂場
そんなもんわからんだろ。
久藤
皮肉だよねえ。たくさんの犠牲を払ったあげく戦争に負けて、そしたら憲法が変わって平等な社会に一歩近づいた。きみは、水沼のじいさんがA級戦犯になって、やっと共亜事件の呪いから解放された。軍の甘い汁を吸ってたやつはいなくなって、外された出世街道にきみは舞い戻った。
桂場
皮肉でもなんでもない。歪んだものはいつか必ず正される。
久藤
でも、きみは人事のポストを受け入れるとはねえ。ずっと現場、法廷一筋なのかと思ってたよ。
桂場
手法を変えただけだ。司法の独立、法の水源を守るためのな。
久藤
水源?前は砦とかっていってなかったっけ。

そんなある日、小橋(名村辰)が慌ててやってきました。なんと、花岡が餓死したというのです。虎に翼第50話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第51話のネタバレ,あらすじにつづく



あなたにおススメのページ

虎に翼第51話のネタバレ,あらすじ
虎に翼ネタバレ,あらすじ第11週
虎に翼,ネタバレあらすじキャストまとめ
虎に翼公式ブックはコチラ