虎に翼 あらすじ第37話「愛する夫・優三さん」

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第37話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第36話で、寅子(伊藤沙莉)は判決を終えた後に依頼人からウソをつかれているのではないかと感じます。

 

虎に翼のあらすじ第37話は、両国満智が菓子折りをもってやってくるところからはじまります。虎に翼第37話のタイトルは「愛する夫・優三さん」です。

虎に翼あらすじ第37話

両国満智が菓子折りをもって、寅子(伊藤沙莉)のところにやってきました。これまでに会った時とは変わり、服も派手になって大きく変わってます。

寅子
お腹のお子さんですが・・・
よね
やめとけ。もう終わった裁判だ。依頼人の要望を叶えただけだ。

満智は、気づいて目をつぶっているのかと思っていた。4歳の子どもも、お腹の子どもも神田の子どもだと言います。満智は、笑いながら雲野事務所を去っていきました。

寅子
私は、利用されただけ・・・
雲野
これは、明らかな失態だ。私も若い頃、調書の読み込みが足らずに同じミスをしたことがある。今回は、裁判に勝ったから良かったかもしれないが、そこには君の失態が原因で誰かの人生を狂わせたことを忘れてはいけない。

寅子は、依頼人のウソの手助けをしたことでショックを受けました。

 

翌日、寅子は休みをもらいます。今の気持ちのままでは、仕事に集中できないと思ったからです。すると、はる(石田ゆり子)から直言(岡部たかし)に書類を届けてほしいとお願いされます。

寅子は、直言の工場に書類を届けに行きました。すると、直言と優三(仲野太賀)がいました。書類を渡して帰ろうとする寅子を優三が呼び止めます。

優三
トラちゃん待って。

そういって、寅子を河原に連れ出します。

優三
これもって帰って、みんなで食べようかと思ったけど、ここで食べちゃいましょうか。美味しい物を食べたら、少しは気が晴れるよ。
寅子
私、そんなに落ち込んだ顔をしています?

優三は優しく微笑みます。

寅子
私、優三さんに忠告されたのに、突っ走ってしまったの。裁判に勝ったけど、彼女を守ることが正しいことだったのか・・・
優三
すべてが正しい人間はいないから。トラちゃんだって、社会的地位を得るために僕と結婚しただろ。僕は、トラちゃんが受かるか諦めるまで高等試験を受け続けようと決めていた。つまり、僕はトラちゃんに自分の人生をゆだねていたんだ。
寅子
そんな勝手に。
優三
みんな良い面と悪い面をもっていると思うんだ。だから、法律がある。トラちゃんの思いを利用しようとする人はこれからもたくさん現れる。でも、トラちゃんにしか救えない人もたくさんいると思う。絶対に。

寅子は、鶏肉を食べて嬉しそうにしています。

優三
嫌なことがあったら、またこうして美味しいものを食べましょう。トラちゃんもずっと正しいまんまじゃ疲れるから、僕の前では肩の荷をおろしてさ。

優三の言葉に、寅子が恋に落ちました。寅子は、優三の肩に頭をちょこんと乗せました。

 

その日の夜、寅子が優三に質問します。

寅子
優三さんはどんな弁護士になりたかったの?
優三
法律の本を書いて、法律の面白さを伝えたかった。
寅子
あら?本ならだせるわよ。有名弁護士・佐田寅子を育てた佐田優三の法律教本とかどう?
優三
すごくいいね。

寅子は、布団を優三にくっつけました。社会的地位の結婚で、書生の優三さんから愛する夫・優三さんになった瞬間でした。虎に翼第37話のあらすじはここまで。虎に翼第38話のあらすじにつづく



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