虎に翼 あらすじ第30話「怒ってるんです」

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第30話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第29話で、寅子(伊藤沙莉)は高等試験で見事合格しました。そのことで、いろんなところでお祝いをされます。

 

虎に翼のあらすじ第30話は、マスコミが盛り上がっているところからはじまります。虎に翼第30話のタイトルは「怒ってるんです」です。

虎に翼あらすじ第30話

寅子(伊藤沙莉)たちが合格したことで、マスコミは大騒ぎ。在学生からの合格はいませんでしたが、婦人弁護士誕生の宣伝効果は絶大でした。

一気に女子部の申し込みが増えることは間違いなく、穂高(小林薫)も学長もご満悦の様子。学生たちと一緒にお祝いをしてくれます。

 

花束を抱えて家に帰ると、よね(土居志央梨)が来ていました。

寅子
来てくれてありがとう。私も行こうと思ってたんだけど。ごめんなさい。
よね
私の口述試験は完璧だった。でも、先輩の言葉を借りれば、曲げることができなかった。

よねは服装について聞かれたときに、試験委員にたんかを切ってしまったのです。

よね
私をバカだと思うか。
寅子
いいや。試験委員に腹立つだけ。
よね
だよな。私は自分を曲げない。曲げないまま合格して、すぐに追いつく。いや、追い越してみせる。それと遅くなったが、おめでとう。

ある日、大学で盛大な祝賀会が開かれました。上機嫌な穂高に強引に連れてこられた桂場(松山ケンイチ)の姿がそこにはありました。

穂高
まあ、寅子くんがきっと喜ぶから。いや、どうだ見たかと鼻を膨らますかな。
桂場
ご婦人かたはいいですね。試験に通ったぐらいで、こんなに祝福されて。

特設で設けられた舞台には、久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)、寅子が記者からインタービューを受けていました。しかし、寅子の顔は不機嫌なままです。

中山
私もよい国をするため、良い弁護士になろうと思います。

記者は、さすがは日本一賢いご婦人方と返します。それに、寅子がいつものように・・・

寅子
はて?私は一番になりたいと思って勉強していましたが、日本一だとは思っておりません。

すると、謙虚だと記者が返してきます。

寅子
謙虚?私は、昔から自信過剰、負けず嫌い、一言多いと言われ続けてきました。高等試験に合格しただけで女性の中で日本一だなんて思っていません。

志半ばで諦めた友、そもそも学ぶことができなかった。その選択肢があることを知らなかったご婦人方がたくさんいることを知っていますので。

そう話している時に、寅子はずっとモヤモヤしていたことがクリアになりました。

寅子
私たち、怒ってるんです。ですよね?
久保田
うん。
中山
うん。
寅子
法改正がされても、女は不利なまま。同じ試験を受けてるのに、裁判官にも検事にもなれない。女ってだけで、できないことばっかり。

生い立ちや恰好や信念で切り捨てられたりしない。男性か女性かだけでふるいにかけられない。そんな世の中になることを私は願います。

いや、みんなでしませんか。しましょうよ。私は、そんな社会で一番になりたい。そのために、良い弁護士になれるよう尽力します。そして、困っている人たちを助けつづけます。男女問わず。

寅子の発言に会場はしらけてしまいます。

桂場
プッ

桂場は思わず吹き出してしまいます。

穂高
いい演説だった。

轟(戸塚純貴)も大きな拍手を送ります。しかし、花岡(岩田剛典)だけは拍手することができません。

寅子の祝賀会を凍りつかせた演説は、新聞記事になることはありませんでした。ただし、1社の記事だけは寅子を大きく報じました。

直言
母さん、見て。トラがこんなに大きく。

その記事を書いたのは、帝都新聞の竹中(高橋努)でした。

寅子
どうでしょう。
直言
百点満点、すこぶる似合うなあ。トラは何をきても決まる。さすが、よっ弁護士
はる
研修中も油断は禁物ですぞ。
寅子
ええ、わかっています。

それでも、寅子はどんな地獄の道を進む覚悟でした。虎に翼第30話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第31話のネタバレ,あらすじにつづく



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