虎に翼 あらすじ第43話「直言の死」

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第43話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第42話で、寅子(伊藤沙莉)は家族のため、子供のために弁護士の仕事をもう一度やろうと向き合いました。

 

虎に翼のあらすじ第43話は寅子(伊藤沙莉)がその日もマッチづくりをしていたところからはじまります。虎に翼第43話のタイトルは「直言の死」です。

虎に翼あらすじ第43話

終戦から1年が経過したある日、寅子(伊藤沙莉)は直明(三山凌輝)と重田と一緒にマッチづくりをしていました。

直言(岡部たかし)は、足元がおぼつかずトイレに行くにも、はる(石田ゆり子)がついていきます。寅子は自分がいつでも仕事に戻れると思っていたことを反省します。

 

そんな中、ガシャンと倒れる音がします。

花江
トラちゃん、来て。

寅子が慌てていくと、直言が倒れていました。その時、優三(仲野太賀)の写真たてが落ちていたので寅子が拾うと・・・

直言
触るな。それに、触るんじゃない。

寅子は、直言が写真の裏に隠していた優三の死亡告知書をみつけてしまいます。

 

その後、直言はどんどん衰弱になっていってしまいます。もう長くはもたないというのが医者の診たてでした。

寅子
お父さんは、お母さんお願い。直明は、仕事に戻って。

寅子は優三の死を受け止めることができず、すんとしたまま料理を作っていました。

 

ある日、直言が寝室に家族を呼びました。

直言
トラ、質問がある。直道が亡くなっても、花江ちゃんは猪爪家にいられるんだよな。
寅子
はい。

優三のことを話すと思っていた寅子は、拍子抜けします。

直言
よかった。花江ちゃんは猪爪家の人間だ。ずっとこの家にいていい。でも、もしいい人が見つかればその人と幸せになりなさい。
寅子
話は終わりましたか。
直言
うん。
花江
終わりのわけないでしょう。お父さんが今する話、これじゃないでしょう。お父さんがしたことは、とんでもないことです。トラちゃんはきちんと伝えるべきだよ。生きているうちに話すことができるんだから。

花江(森田望智)の両親は、戦争中に亡くなったので話をすることもできませんでした。だから、寅子にそういったのです。

寅子
お父さん・・・
直言
ごめぇん。知らせが来た時、ついかくしてしまった。うちは、寅子が落ちてしまったら家族がダメになると思った。こんなこといけないと思ったけど、ずっと言えなかった。

直言は寅子の手を握って言いました。

はる
そりゃあ、そうでしょうね。
直言
時間がたてばたつほど、余計に言えなかった。トラの仕事が決まればと思っていたけど、なかなか決まらないし。
花江
また、トラちゃんのせいにする。
直言
俺は、この通り弱いダメな男なんだ。いっつもトラに頼りっぱなしで。トラが結婚した時、正直、優三くんかと思った。花岡くんがいいなと思って。なあ、はる。
はる
だよなって・・・
直言
花岡君の下宿先に行ったこともある。知り合いに、花岡君の実家を見てきてもらったこともある。もちろん、優三くんには感謝してる。

優未というかわいいかわいい孫に会わせてくれた。でも、相手は花岡君だと思っていたから。老後も安泰だって思っていたから。ごめん、これは話すべきじゃなかったな・・・

そういいながらも、次々と懺悔の言葉がでてきます。

直言
共亜事件の時、寅子がうっとうしいと思ったこともある。はるさんが怖くて、残業ってうそついて飲みに行ったこともある。花江ちゃんが強くなって嫌だなって思ったこともある。うちは女性が強いから、直道と寿司を食いにいってごめん。
寅子
いったんやめてくれる。何度もごめんって言われても。

寅子は、複雑な気持ちのままつづけます。

寅子
お父さんだけだったよ。どんな私になったとしても、ずっと可愛い、かわいいいってくれたの。それは、これからもそう。
直言
それはそうだろ。トラは、俺のたからものなんだから。
寅子
うん。
はる
すっきりした顔しちゃって。

それから数時間後、直言は天国に旅立ちました。虎に翼第43話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第44話のネタバレ,あらすじにつづく



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