虎に翼 あらすじ第48話「引く寅子」

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第48話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第47話で、寅子(伊藤沙莉)はライアンこと久藤(沢村一樹)のもとで働きはじめました。

 

虎に翼のあらすじ第48話は、寅子(伊藤沙莉)が優未に食事を食べさせているところからはじまります。虎に翼第48話のタイトルは「引く寅子」です。

虎に翼あらすじ第48話

ライアン(沢村一樹)の言葉で、寅子(伊藤沙莉)は謙虚と言われました。謙虚・・・あれは悪い意味合いであると考えました。優未が食事を食べさせながらつぶやきます。

寅子
明日からは、もっと意見を言っていかないと。
直明
姉ちゃんのこと謙虚って思ったことないけどなあ。

そういって、はる(石田ゆり子)と子どもたちも一緒に笑いあいました。

花江
私はとても笑えない。みんなよく平気ね。GHQってアメリカの人でしょ。直道さんの仇の国の人とトラちゃんが仕事で仲良くして。ごめんなさい。今のは忘れて。トラちゃんは、家族のために頑張ろうとしてくれてるのに。
寅子
無理に笑うことなんてない。

寅子は花江(森田望智)に寄り添いました。その晩、優三(仲野太賀)の遺影に手を合わせていいます。

寅子
明日こそ頑張るから。

翌朝、寅子が出社すると桂場(松山ケンイチ)に会いました。桂場はとたんに眉間のしわが寄ります。

寅子
そんな顔しなくても・・・この度は、採用していただきありがとうございました。
桂場
採用したのは、久藤だ。俺は反対したんだけど。
寅子
だとしても、雇ってよかった。少しでも皆さんの力になれるように精一杯働きます。よろしくお願いします。
桂場
君も、そういう薄っぺらいこと言うんだな。どう思われたいかは行動で示すべきだろ。

寅子は、桂場を面倒くさいと思いながら「すん」とした笑顔で対応しました。そこに、老紳士がやってきました。

桂場
佐田くん。こちらは、東京帝大の神保衛彦教授だ。政治学の権威で、私の恩師でもある。神保先生には、民法改正審議会の委員をしてもらっている。

神保教授は保守的な考えで、現行の法律を変えることで家族の在り方が変わる可能性があるので改正に反対していました。

神保教授は、日本に根付く古き良き美徳を失えば、敗戦で満身創痍の国にトドメを刺すことになる。家族と家族が手を取り合うため、家制度や戸主がなくなったら困らないかと寅子に聞きます。

寅子
私は、新しい憲法を見た時に感動しました。民法の草案を見た時も同様の気持ちになりました。

神保は、敗戦後でなにもかも変わってしまっていることに、家族の在り方まで変わってしまうことで混乱しないかと問います。

寅子
混乱はすると思います。ですが・・・

神保は、今混乱している人を救うべきだ。それが、一般的な思考ではないかと訴えます。

久藤
いやあ、実にすばらしいです。神保教授。GHQのホーナー氏も同じ意見です。すべての意見を聞いて納得できる形にしたいので、意見交流会に是非ご参加ください。

神保が帰ったあと、久藤が言います。

久藤
まったく、保守の典型のようなお方だ。
寅子
申し訳ありませんでした。神保教授に流されるようなことを言ってしまって。

小橋(名村辰)は、寅子が引くことを覚えたと褒めます。

桂場
そういうとらえ方もあるかもな。
寅子
私はただ、家族の顔が浮かんで戸惑うだろうなって。

寅子はそういいつつも、桂場の言葉にどこかもやっとしたのでした。虎に翼第48話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第49話のネタバレ,あらすじにつづく



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