虎に翼 あらすじ第5話「地獄を見る覚悟」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第5話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第4話で、寅子(伊藤沙莉)は明律大学女子部に入ることをはる(石田ゆり子)と直談判しました。

 

虎に翼のあらすじ第5話は、はると直談判するつづきからはじまります。虎に翼第5話のタイトルは「地獄を見る覚悟」です。

虎に翼あらすじ第5話

はる
だから、女学校に行かせた。母さんのお母さんは、どこに嫁がせると旅館のためになるかと思ってた。だから、お父さんと結婚した。きっと、あなたは女子部とやらでも優秀な成績を収めるでしょう。法律家になれるかもしれないでしょう。
寅子
じゃあ・・・
はる
もし、法律家になれなかったらどうするつもり?なれても、うまくいかなかったらどうするの?どう進もうと地獄じゃない。頭のいい女が幸せになるためには、頭の悪い女のふりをするしかないの。だからあなたは、新しい綺麗な振袖を着てお見合いをするんです。絶対に。
寅子
ありがとう。私のことを心から愛してくれてありがとう。でもね、私にはお母さんの言う幸せが地獄にしか思えない。やりたいことも言いたいことも言えず、家族以外には「すん」としてて。
はる
すん?
寅子
だから、私はお母さんみたいな生き方じゃなくて。
はる
お母さんみたいにはなりたくないってこと?あなたそんな風に見てたの。
寅子
違う。そうじゃない。お母さん、違うんだって。

はるは泣いて、その場からいなくなりました。

 

翌朝、はる(石田ゆり子)は何もなかったように話かけます。

寅子
おはよう。
はる
振袖を買いにいくから、竹もとで待ち合わせをしましょう。

寅子(伊藤沙莉)は戸惑いつつも約束をしました。

 

寅子が「竹もと」に行くと、桂場(松山ケンイチ)がいました。寅子は現状を桂場に相談しました。

寅子
女子部に進学しようと思っているのですが、母親に反対されています。先生ならば、どう説得されますか。
桂場
私も女子部進学には反対だ。女が法律を学ぶべきという考え方は素晴らしいが、時期尚早だ。
寅子
やってみないと。
桂場
母親一人説得できないようでは話にならない。この先たたかうのは女だけじゃない。優秀な男たちが相手だ。
寅子
私は母はとても優秀ですが。母を説得できないことと、殿方と戦うことは違うと思います。心躍るあの場所に行けるなら、血ぐらいいくらでも流します。同じ土俵にさえ立てれば、殿方には負ける気がしません。
桂場
いいや負ける。君みたいなお嬢さんは、泣いて逃げ出すのがおちだ。
はる
お黙りなさい。なにを偉そうに。うちの娘のなにがわかるんですか。そうやって、女の可能性をつぶしてきたのはどこの誰。男たちでしょ。
桂場
私にそんなに感情的になられても。
はる
自分には責任はないと。だったら、無責任に娘の口をふさぐのはやめてちょうだい。行きますよ。寅子。

はるは怒って、寅子と一緒に店を出ます。そして、本屋に行って六法全書を買いました。

寅子
お母さん、これは・・・
はる
私は、私の人生に悔いはない。新しい昭和の時代に、娘に「すん」としてほしくないって思ったのよ。
寅子
お母さん。
はる
寅子、何度でもいう。今、お見合いしたほうが幸せになれる。それでも、本当に地獄をみる覚悟はあるの?
寅子
ある!
はる
そう。

こうして、寅子は地獄行きの切符を手にしました。虎に翼のあらすじ第5話はここまで。虎に翼のあらすじ第6話につづく



虎に翼第5話の感想

虎に翼のあらすじ第5話は、寅子の進学を反対していた、はるがついに認めてくれるというストーリーでした。

結果的には、あそこで桂場に会って良かったですね。寅子はぼろかすに言われましたが、最終的には、はるがしっかり斬ってくれました。

 

はる自身も考えたんですね。娘に「すん」とさせるのが、寅子にとっていいことなのかどうなのか。新しい時代に向けていばらの道を選んだ寅子。

平坦な道を歩むよりも、地獄を歩く方が魅力的な人間になりそうな気がします。また、寅子は強い女性なので、楽しみですね。

 

寅子がはると話をしたときに、こんなにも話ができないかって思ってしまいました。けど、はるにとっては考える時間だったのかもしれませんね。

一番の強敵を倒したので、「地獄の道」がどんなものになるのか。今後の寅子の活躍が楽しみです。虎に翼第6話の感想につづく



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