虎に翼 あらすじ第68話「離婚調停」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第68話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第67話で、寅子(伊藤沙莉)は家庭局と少年部の親睦を深めようと昼食会を企画しましたが失敗しました。

 

虎に翼のあらすじ第68話は寅子(伊藤沙莉)が離婚調停を担当するところからはじまります。虎に翼第68話のタイトルは「離婚調停」です。

虎に翼あらすじ第68話

初代・星長官(平田満)が亡くなって数ヶ月後です。穂高先生(小林薫)は最高裁の判事に任命されていました。

寅子(伊藤沙莉)は、日本人男性とフランス人女性の離婚調停を担当します。二人の間に生まれた梶山栄二(中本ユリス)は、窃盗事件を起こしていました。

 

そのため、両親ともに親権を手放したがります。両親がお互いに責任を押し付け合う姿を見て、栄二は心を閉ざしていきました。

協力?調査中だじ。守秘義務もある。お互いの審判に影響を及ぼし合ってはいけないの。
寅子
協力することで、うまくいくこともあるんじゃないかと思って。
こちらの審判はこちらの審判、以上!

寅子は、月経の痛みに耐えながら仕事をします。

多岐川
佐田君、どこかで打ち合わせしたいんだけど時間あるかい。
寅子
ありません。これから調停委員さんとの打ち合わせ、午後から審判が2件。夜間は法律相談です。

昼休みならと言いかけますが、昼には星航一(岡田将生)と会う約束がありました。

星航一
父の件では大変お世話になりました。そして、すみませんでした。父の病気のこと隠してて。
寅子
いえ、なんとなくわかっていました。亡くなった父と重なって。
星航一
なるほど。
寅子
よく思い出します。お父さんが読んでくださった。あの言葉。民法だけじゃない。新しくて理想のことを行うには、相当の工夫や努力と時間が必要なもの。学生時代から心底わかっているはずなのに、うまくいかないと腹が立つ。ごめんなさい。愚痴です。
星航一
悩む意味あります?その時の自分しかできない役目があるって言ってたでしょ。うまくいかなくて腹が立っても、意味はあります。必ず。

一方、昭和25年10月「尊属殺の規定」が最高裁で判決が下されようとしていました。その15人の最高裁の裁判官の中に、穂高(小林薫)の姿がありました。

翌日の新聞で道男(和田庵)が寅子に聞きました。

道男
なあ、尊属殺ってなんだ。
寅子
その記事は、尊属殺が厳しく罰せられることについて憲法に違反しているのではないかって、争われてるって書かれてるの。
直明
道男が僕を殺したら、懲役3年かもしれないけど、直人が殺したら無期懲役か死刑になるってことだよね。
寅子
うん。特別な事情がない限りは、そういうこと。被告人の父親は、普段から周りに暴力をふるうことがあって、彼はずっと我慢していたの。

事件当日も父親から盗みを働いたって、鍋や鉄瓶を投げられて・・・ついかっとなって鉄瓶を投げ返してしまった。それが父親の頭に当たって死なせてしまった。

一審の判決では、執行猶予がついた。でも、検察は裁判のやり直しを求めて最高裁に上告した。

道男
暴力ふるっていたの父親の方だろ。
寅子
残念だけど、裁判はやり直し。おそらく、もっと重い刑になる。有罪を科す尊属殺は憲法に反すると考えたのは、最高裁判事の中で2人。矢野さんって方と穂高先生よ。
道男
2人だとなんも変わらないよ。
寅子
ううん。そうとも言い切れない。判例は残る。例え2人でも、判決が覆らなくても。おかしいと訴えた人の声は決して消えない。

その声が、いつか誰かの力になるときはきっとくる。私の声だって、みんなの声だって、決して消えることはないわ。

何度落ち込んで腹が立ったって、私の声を上げる役目を果たし続けなければね。

虎に翼第68話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第69話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第68話の感想

虎に翼第68話のあらすじでは、寅子が忙しくする中で離婚調停の担当をしていました。そして、うまくいっていないことを星航一に愚痴ります。

また、尊属殺の規定について最高裁の判断が下されました。穂高先生ともう一人は尊属殺の法律を違憲の判断を下しましたが、結果は逆というストーリーでした。

 

なんか、星航一がすごく的を得たことを言っていました。最初はやりにくいって思っていた相手ですが、よくあるパターンで好きになる感じです。

寅子は、まだなにも気づいていないと思いますが、星航一の方はすでに寅子を意識しているような気がします。

 

最後に、家族に反対した人の声は決して消えないって言った言葉・・・それ星航一に言われたから思い出した言葉ですよね。2人は、これから徐々に接近していきそうです。

穂高先生は、出がらしとして違憲の判断をしたのかなって思います。でも、ちょっと気になったのは優未でした。

 

なんか、ずっとモヤモヤを抱えてる感じです。でも、寅子には気遣ってそれを言わない。寅子はなんにも気づいていない。

そんな状態ですね。今後、親子関係で波乱がありそうな予感です。家裁で有名になって、自分の子をしっかり見れないってのはどうなのかなってなります。

 

ただ、他人の子を見るよりも、自分の子を見る方が難しいですからね。この問題は根が深くなりそうです。虎に翼第68話の感想はここまで。虎に翼第69話の感想につづく



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