光る君へ ネタバレ,あらすじ第23話「雪の舞うころ」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第23話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第22話で、朱仁聡(浩歌)の通事・三国若麻呂(安井順平)が殺されたことで、朱が捕らえられます。しかし、周明(松下洸平)が無実であると証人を連れてきます。

 

光る君への第23話のあらすじは、周明が証人を連れてきたところからはじまります。光る君への第23話のタイトルは「雪の舞うころ」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第23話

周明(松下洸平)が為時(岸谷五朗)の前に連れてきたのは、松原客館で働く下人でした。その下人は、早成という商人が三国(安井順平)を殺したという。

そして、そのことを源光雅(玉置孝匡)に報告したが、殺したのは朱仁聡(浩歌)であるように証言を強要されたというのです。

 

為時は、早成を呼び確認すると三国を殺したことを認めました。早成は、宋との商いを考え賄賂を渡したのだが金額が少ないと言われてもみ合いになって、転んで石にぶつかって死んだのです。

為時が光雅を問いただすと、光雅はそれが越前と朝廷のためだと弁明しました。宋の商人が越前の商人に売り、それを朝廷に売るのであれば租税も入り商人も潤う。

 

しかし直接、朝廷とやりとりするのであれば朝廷が損害を被ると考えていたのです。光雅は、宋の力を奪おうと朱仁聡を捕らえていました。

藤原為時
そなたの言い分もわかるが、殺していない人物を捕らえておくのは大きな問題だ。すぐに開放するように。

為時は、周明(松下洸平)を通じて朱仁聡(浩歌)と話をします。

朱仁聡
救ってくれてありがとう。
藤原為時
無実で捕らえるわけにいけない。
朱仁聡
実は私は宋の商人だと言っていたが、宋の朝廷に命を受けた官人です。越前を手掛かりに日本と交易をはかるためにやってきました。それを果たさなければ、宋に帰れない。どうか力を貸してください。

しかし、為時は道長(柄本佑)から越前での宋との取引は禁止されており、願いを聞き入れることはできませんでした。

朱仁聡の狙いは、源光雅の思惑通りでありましたが無実の人をわざと捕らえたことを見逃すわけにはいきません。そのため、為時は源光雅に年内の謹慎を命じました。

 

まひろ(吉高由里子)は、周明(松下洸平)に質問します。

まひろ
なぜ、日本語がそんなに話せるのですか。
周明
私は、対馬で生まれたからです。12の時に、口減らしのために俺を海に捨てた。そんな俺を宋の船が拾ってくれた。宋では、馬車馬のように働かされた。このままではいけないと逃げ出して、医師に助けられ見習いにしてもらった。
まひろ
あなたは辛かったかもしれないけど、宋の国はこの国よりも懐が深いのじゃないかしら。宋について、もっと知りたい。教えて。宋では身分の低い者でも試験を受ければ官職が得られるのでしょう?そういう国にずっと行きたいと思っていたわ。

この日から、まひろは周明に宋語を教わるようになり二人は仲を深めていきました。

 

その頃、内裏では一条天皇(塩野瑛久)が出家した藤原定子(高畑充希)に思いを募らせてます。定子が出家した後に、藤原義子、藤原元子が入内していましたが一条天皇は見向きもしません。

源倫子
一条天皇と元子さんの語らう場をもうけましょう。
藤原道長
そうしよう。

当日、道長と倫子(黒木華)、詮子(吉田羊)、藤原顕光(宮川一朗太)が集まりました。一条天皇が笛を吹き、元子が琴をかなでますが間もなく辞めてしまいます。

一条天皇は、定子に笛を聞かせたことを思い出してしまったのです。

 

その日、道長は詮子の部屋に招かれました。

藤原詮子
帝の中宮への思いは、熱のようですわね。お前にはわかる?わからないわよね?
藤原道長
私には、妻が二人おりますが違う女を心では求めてしまいます。どうすることもできませぬ。
藤原詮子
やっぱりね。誰かいると思っていました。
藤原道長
されど、もう終わったことです。捨てられましたから。

その後、定子は姫皇子を産みました。

 

長徳3年(997年)のある日、為時とまひろが宣孝(佐々木蔵之介)について話をします。

藤原為時
宣孝殿は、年が明けたら宋人を見に行くと文を書いておったのに、とうとう来なかったな。いい加減な人だ。
まひろ
宣孝殿は、愉快で気楽なところが長所です。

まひろは、ずっと宋語を学んでいました。

藤原為時
お前は物覚えがよいから、周明も教え甲斐があるだろう。幼いころは、漢詩も一度聞けば覚えたものだ。
まひろ
覚えておりませぬ。
藤原為時
長い間、官職を得られず良い婿をとってやれなかったことすまないと思っておる。
まひろ
どうなさったのですか。いきなり
藤原為時
周明は、骨のある男だ。
まひろ
そのような間柄ではございませぬ。
藤原為時
それならば、それでよい。

為時の留守中に、まひろは周明と海岸に出かけることがあった。

まひろ
妻はいないの?
周明
いない
まひろ
他の人たちには、身寄りがあるでしょ。恋しくないのかしら。帰りたい人は、帰ればいいと思う。待っている人もいるでしょうから。
周明
朱様が帰ると言わない限り、俺たちは帰らない。なぜ、朝廷は宋との商いを嫌がるのか。
まひろ
あの人がなぜそこまで拒むのかわからない。
周明
あの人とは誰か?
まひろ
左大臣様です。古くからの知り合いなのです。

そこに、宣孝が馬に乗ってやってきました。

 

まひろは宣孝を館に招き、うにや酒でもてなします。

藤原宣孝
これが越前のうにか。都の塩うにとは全然違うが・・・
まひろ
こうやって食べるのです。

まひろは割って、うにを食べて見せます。

藤原宣孝
このようなうに、帝も知るまい。会うたびに、お前はわしを驚かせる。

宣孝は、2日間にわたって越前に滞在しました。都に戻る別れ際に宣孝は、まひろに聞きます。

藤原宣孝
お前は、あの宋人が好きなのか。あいつと宋の国など行くなよ。
まひろ
なんのことですか?
藤原宣孝
前に、宋の国に行ってみたいと言っておったでないか。
まひろ
そんなこともございましたね。
藤原宣孝
都に戻ってこい。わしの妻になれ。

光る君へ第23話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第24話のネタバレ,あらすじにつづく



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