あんぱん あらすじ第38話「蘭子の涙」

このページでは、NHK朝ドラ「あんぱん」の第38話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

あんぱんあらすじ第37話で、のぶ(今田美桜)は結太郎(加瀬亮)のことを知る、若松次郎(中島歩)とお見合いをしています。

 

あんぱんのあらすじ第38話は、たかし(北村匠海)がのぶ(今田美桜)の手紙を書こうとするところからはじまります。あんぱん第38話のタイトルは「蘭子の涙」です。

あんぱんあらすじ第38話

たかし(北村匠海)は、便箋を何度も書いては破り捨ててを繰り返していました。たかしは、のぶ(今田美桜)に手紙を出そうとしていたのです。

たかし
前略、のぶちゃん。あのときはごめんなさい。
健太郎
柳井くん、手紙の内容が言葉にでとうよ。
たかし
離れてみてやっとわかったんだ。失いそうになって気づくことってあるんだな。

そういって、何度も便箋を書いては丸めてを繰り返しました。

 

ある日、豪(細田佳央太)が中国で戦死したという知らせが朝田家に届きます。

釜次
豪よ。。。豪・・・

釜次(吉田鋼太郎)は涙を流して泣きます。その知らせを知って、羽多子やくら(浅田美代子)も凍り付いていました。

そこに、蘭子(河合優実)が郵便局の勤めから帰ります。そして、蘭子も豪の死の知らせが届いたことに気づいてしまいました。

 

そこに、のぶ(今田美桜)が帰ってきます。押し黙る朝田家の面々に、のぶは聞きます。

のぶ
みんな、どうしたがえ
羽多子
豪ちゃんが、戦死したがよ。

のぶは、言葉を失いました。蘭子はみんなのいるところから離れ、一人店番をしています。

天宝和尚
豪は、お国のために立派に戦ったんじゃ。おまんの弟子に立派じゃったっていうちゃれ。

落ち込む釜次に、天宝和尚(斉藤暁)や桂(小倉蒼蛙)が声をかけます。

のぶちゃんそうじゃろ。英霊になった豪に、立派じゃったっていうちゃるじゃろ?
天宝和尚
のぶちゃんは、愛国の鑑じゃきんのう。
のぶ
豪ちゃんは、お国のために立派にご奉仕したがです。
釜次
そやな。本人も本望じゃろう。

その様子を蘭子は何も言わずに、ただ見ていました。

 

その日、蘭子は作業場でずっと線香を切らさないように起きていました。

蘭子
豪ちゃん、お腹すいたねえ。

のぶは、その様子を見た後にそっとパンの工場に行きます。すると、そこにいた屋村(阿部サダヲ)がのぶに質問しました。

屋村草吉
一度だけ、豪と釣りに行った。出征前に、女はいないのか豪に聞いたら、毎日会ってますだって。

あいつは本当に、お国のために死ねたって思ってるのかねえ。立派だったって言ってやらないといけないのかね。愛国の先生。

屋村は、そういってパンの工場からいなくなります。

 

翌日になり、朝田家にたくさんの人が線香をあげにやってきました。豪の名誉の戦死をみんながたたえます。のぶのクラスの児童もたくさんやってきていました。

男の子たちは、自分も兵隊になってお国のためにご奉仕したいというのです。その様子を見ていた、蘭子はいたたまれなくなってその場から立ち去りました。それをのぶが追いかけます。

 

蘭子が空き地にたたずんでいると、のぶが到着しました。

のぶ
蘭子。
蘭子
どこが立派ながよ。うちは悔しゅうて、悔しゅうて。
のぶ
豪ちゃんは、蘭子やうちの家族らこの国の人らのために戦ったんやから、立派といってあげなさい。豪ちゃんの戦死を誰よりも蘭子が誇りに思ってやらんと。
蘭子
どうして?豪ちゃん、もう戻ってこないのに。
のぶ
今、国民は東洋の平和をはかることが大事ながや。
蘭子
本気でそんなこと思ってるの?児童たちにもそう教えちゅうがか?男の子は、兵隊になって戦争に行きなさい。命惜しまず戦いなさい。

豪ちゃんみたいに、名誉の戦死をしなさい。戦死したら、立派やったと言いましょうって?

のぶ
そうながよ。
蘭子
そんなのうそっぱちよ。みんなうそっぱちや。うちは、立派やて思わんき。

そういった後、蘭子は走りだしました。心配した羽多子(江口のりこ)がやってきます。

羽多子
泣きなさい。思いっきり、泣きなさい。

蘭子は、羽多子の胸で泣きました。あんぱん第38話のネタバレ,あらすじはここまで。あんぱん第39話のネタバレ,あらすじにつづく



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