あんぱん あらすじ第53話「海軍小尉になった千尋」

このページでは、NHK朝ドラ「あんぱん」の第53話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

あんぱんあらすじ第52話で、たかし(北村匠海)は甲種幹部試験を受けることになり、徹夜で勉強をしていました。

 

あんぱんのあらすじ第53話は、試験当日のところからはじまります。あんぱん第53話のタイトルは「海軍小尉になった千尋」です。

あんぱんあらすじ第53話

試験当日、たかし(北村匠海)は馬の側で、スヤスヤと眠っていました。なんと寝過ごしてしまったのです。巡回していた士官に蹴り飛ばされて起きます。

それから3週間後、たかしは目黒と一緒に中隊長室に呼ばれました。目黒は甲種幹部試験に合格しました。

島仙吉
柳井、寝過ごすとは戦場ならどうなる。
たかし
申し訳ありません。
島仙吉
試験はよくできてた。神野班長がどうしても受けさせてやって欲しいとの申し出があったので、その計らいあってのことだ。本来なら、甲種合格だが今回は乙幹合格ということにした。おめでとう。
たかし
ありがとうございます。

たかしは乙種の幹部候補生になりました。たかしは、神野班長にお礼を言いにいきました。すると、班長は八木(妻夫木聡)から頼まれたと打ち明けます。

しかし、たかしは八木がどうして自分のような落ちこぼれに目をかけてくれるのかわかりませんでした。

 

昭和19年(1944)4月、たかしは伍長になっていた。その頃、千尋(中沢元紀)は京都帝国大学で学んでいたが、半年繰り上げになり卒業します。

そして、自ら志願して海軍小尉になり「たかし」に手紙を送ってきていました。手紙の中身には、土曜日に会いたいと書かれています。

千尋
今度の土曜日、小倉で会おう。

土曜日になり、たかしと千尋は旅館で一緒に酒を酌み交わしました。

千尋
兄貴、まあのもう
たかし
お酒飲めるのか?
千尋
けっこう行ける口だ。
たかし
千尋、どういうことだ。俺は、てっきり京都帝国大学で勉強に励んでいるとばっかり思っていた。
千尋
卒業が半年繰り上げになって、海軍予備学生に志願した。まず、海兵隊に入りその後対潜学校に入った。
たかし
対潜?
千尋
駆逐艦に乗るのを4ヶ月で叩き込まれた。
たかし
駆逐艦って?なんで予備学生になんて志願したんだ。
千尋
遅かれはやかれ、兵隊にとられる。それならば・・・
たかし
なんで志願なんてしたんだよ。
千尋
みんな行くのに、一人だけ卑怯者になりたくなかった。
たかし
海軍の試験は難しいんだろ。だったら、わざと落ちればよかったじゃないか。
千尋
航空隊は落ちたよ。視力悪いだろ。でも耳は良かった。伯父さんの家でレコードたくさん聞いただろ。

千尋は駆逐艦に乗り、敵のスクリューを探知して爆雷を投下する任務につくという。

たかし
千尋、どうしちゃったんだ。お前から、爆雷を投下なんて聞きたくなかったよ。千尋は法で弱者を助けたいといって法科に行ったんだろ。あの時の千尋は、まぶしくて俺も誇らしかったよ。あの時だけじゃない。千尋はいつも自慢の弟だったんだ。
千尋
もう後戻りすることはできない。5日後に、佐世保から駆逐艦に乗るがや。家族やのぶさん、子供たちを守るために戦う。渡したいものがある。

千尋は、父・清(二宮和也)が中国にいたころの手帳をたかしに託したのです。

千尋
伯父さんの机の引き出しから出てきたがや。兄貴は父さんのこと覚えちゅうがやろ。兄貴がお守りにもっておいた方がえいき。
たかし
お守りなら、千尋がもっていた方がええき
千尋
わしにはこれがあるき。

そういって見せたのは、清(二宮和也)の写真でした。

たかし
千尋、こんな写真もってたのか。ありがとう、大切にするよ。

そういって、たかしは手帳をポケットに片づけました。あんぱん第53話のネタバレ,あらすじはここまで。あんぱん第54話のネタバレ,あらすじにつづく



あなたにおススメのページ

あんぱん第54話ネタバレ,あらすじ
あんぱん第11週ネタバレ,あらすじ
あんぱん公式ブックはコチラ
あんぱんあらすじキャストまとめ



 

error: Content is protected !!