べらぼう ネタバレ,あらすじ第24話「げにつれなきは日本橋」

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第24話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第23話のあらすじで、蔦重(横浜流星)は日本橋にも店を出したいと思うようになります。その後、丸屋が日本橋で店を畳むことを知りました。

 

べらぼうの第24話のあらすじは、扇屋(山路和弘)の奥の手を聞くところからスタートします。べらぼうの第24話のタイトルは「げにつれなきは日本橋」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第24話

扇屋(山路和弘)の奥の手は、亀屋の若旦那でした。丸屋の件で、耕書堂に名義を貸してくれるというものでした。

扇屋
まず、亀屋の名前で丸屋を買い取ってしまうんだよ。それから、お前はあそこを借りる形で商いをはじめればいいって話さ。
蔦重
けど、それって亀屋が買い取ってねえってすぐにバレねえですかね。
扇屋
んなもん、後だ。とりあえず買っちまえば、こっちのもんだ。
松葉屋
まずは、買っちまうことが大事ってことよ。
蔦重
まあ、そうか。
扇屋
この手のことは、俺たちに任せとけ。必ずお前を日本橋に出してやっからよ。

耕書堂に戻った蔦重(横浜流星)は、次郎兵衛(中村蒼)と半次郎(六平直政)に不安をこぼしていました。

蔦重
どうにも、うまくいかない気もするんですよねえ。仮に騙し討ちで店は買えたとしても、商いをはじめたらバレてしまうわけですし。
半次郎
けどあれだろ。吉原者は、市中に屋敷買ったらいけねえってのあんだろ。
蔦重
そうなんですよねえ。
歌麿
実は、蔦屋贔屓とかねえかなあ。
次郎兵衛
けど、丸屋にとっては蔦屋は親の仇だって聞いたぜ。

それを聞いて、蔦重はがっくりしています。

 

その頃、丸屋の一人娘・てい(橋本愛)は買い手を探してくれている鶴屋(風間俊介)に宣言していました。

てい
吉原の蔦屋耕書堂にだけは、1万両積まれてもお避けていただきたく。

それから数日が経ち、鶴屋、村田屋、その他の関係者が集まって証文を交わそうとしていました。

村田屋
いやあ、亀屋さんが来てくれれば日本橋の格も上がるというもの。

亀屋とは、吉原からの刺客です。

鶴屋
でも、茶問屋の方がなぜ通油町に。ここは釘屋と本屋の町ですが。

鶴屋は、違和感を感じたので鋭い質問をしました。しかし、亀屋の若旦那も吉原のツケがかかっているので、引き下がるわけにはいきません。

亀屋の若旦那
ないところに出してこそだって、親父がね。
鶴屋
亀屋さん。一つよろしいでしょうか。証文の名前は、何故お父様じゃないのでしょうか。
亀屋の若旦那
そりゃあ、親孝行ですよ。黙って買って、喜ばせようと思って。
鶴屋
黙ってって。先ほどは父上が買ってこいって。
亀屋の若旦那
それは、言葉の綾っていうか・・・
鶴屋
もしかして、吉原にツケがありません?

翌日、地本問屋の会所に通油町の面々が集まって、吉原者がずるをして買いに来たことを話し合います。そして、急いで購入者を見つけることが大事だと結論になる。

一方、吉原の方はりつ(安達祐実)がかんかんに怒っていました。

りつ
とんだ藪蛇だよ。若旦那がしくじったことで、お達しまで思い出してしまって。
扇屋
面白いねえ。
蔦重
次、どうするのです?日本橋には、吉原の馴染みや贔屓も大勢いるじゃないですか。そういう人たちに協力してもらうわけにはいかねえんですか。
松葉屋
そのあたりをちょっと聞いてみたんだけどよ。建前があるかぎり、おおっぴらにはなってな話になって。
蔦重
じゃあ、丸屋にぜひうちに売りたいって言わす手はねえもんっすかねえ。
丁子屋
寝ぼけてんのか。お前のせいでつぶれた店だぞ。
蔦重
早い話、相場の倍だすっていやあ。
扇屋
そりゃあ、お前の借金が倍になってもいいならいいけど。
蔦重
そこは、親父様たちのご厚意で。
丁子屋
寝ぼけてんのか。

なにか、丸屋の欲しくてたまらないものが何かみんなで考えます。現実不可能のことばかりがでてくるところ、りつがポツリと言う。

りつ
男?

そういうと、親父たちは一斉に蔦重を見ます。

蔦重
なんですか?
扇屋
お前が色仕掛けすればいいんじゃねえか。
大文字屋
そうだ。お前さんが女将を惚れさせればさ。
蔦重
俺がですか・・・
りつ
ごめん。忘れてくれ。
松葉屋
さすがに、無理筋だわな。
蔦重
待ってくだせえ。その見切り方、なんです。俺こう見えても、娘っ子に人気あるんですよ。江戸一の利者って。

しかし、吉原の親父たちは相手にせずに話をすすめていきます。

 

蔦重が耕書堂に戻ったところに、東作(木村了)がやってきていました。東作は上方のお土産をもってきていたのです。

平秩東作
おめえ、日本橋を手込めにしようとしてんだって。
蔦重
そんな言い方やめてくだせえよ。東作さん。丸屋の女将さんがどんな人か知りません?
平秩東作
丸屋はかかわったことねえなあ。
蔦重
誰か女将さんのこと知ってる人いません?
平秩東作
重政先生なら知ってんじゃねえか。丸屋と仕事してたはずだぞ。

蔦重は、丸屋の女将の情報収集するために北尾重政(橋本淳)に会いに行きました。

北尾重政
要するに、丸屋の女将さんを落としたいってことか。
蔦重
手に入れたいものとか、叶えたいこととか。
北尾重政
俺が仕事してたのは親父さんの方だからな。娘のことはさして知らねえのよ。
蔦重
娘さんに詳しい人、どこにいるんです?
北尾重政
そりゃあ、通油町だろ。あとは、寺・・・
蔦重
寺?
北尾重政
親父さん自慢してたんだよ。漢籍が読めるって。寺で手ほどきうけてるって。
蔦重
寺ってどこの寺です?

蔦重は、重政から聞いた寺に向かいます。すると、和尚と話している、ていが見えました。ていは本を愛している人物であることを蔦重は知ります。

耕書堂に戻った蔦重に、歌麿(染谷将太)が聞く。

歌麿
重政先生に聞けた?丸屋の女将さんのこと。
蔦重
おう。女将さんの本人を拝んできた。
歌麿
どうだった?
蔦重
あの人の望みは、1つしかねえんだよな。

そこに、駿河屋(高橋克実)と扇屋(山路和弘)がやってきました。

駿河屋
重三郎、明日乗り込むぞ。

そういって、扇屋が丸屋の証文を見せます。

扇屋
伝手をたどって、証文を買い取ったんだ。これで、店の明け渡しを請求できることになっだろ。買い手が決めてしまうと、どうにもならなくなるからな。
蔦重
合点承知の助でございます。

翌日、蔦重たちが丸屋に乗り込んだところ、売買契約がしていました。

鶴屋
この度は、急な話を受けてくださりありがとうございます。
柏原屋
いえいえ、江戸で店を出す話は以前から店の中ではありまして。
村田屋
良かったねえ。おていさん。ここが書物問屋になるなんて。
てい
父も草葉の陰で喜んでいると思います。
鶴屋
では、手続きをはじめますか。

そこに、蔦重たちが入ってきました。

丁子屋
ちょっと待った。

ていは、驚いて振り返ります。

鶴屋
吉原の人たちですよ。
村田屋
お前ら、誰に断って入ってきてんだ。
扇屋
ごめんなすって。
松葉屋
すぐすみますからね。
鶴屋
これは、遠路はるばるよくおいでなさいました。
扇屋
女将さん、わりいけどその取引はなしにしてもらうぜ。もうこの店のいくらかは、俺たちのもんになってるんですよ。
鶴屋
そうですか。実は、それは私たちも同じで。丸屋さんは、町の講からも借りておられたんで。これぐらいのことは、日本橋の商人なら誰でも思いつく。でもやらない。それは、忘八のやり方だからです。あなた達は日本橋にふさわしくない。
蔦重
けど、うちは丸屋さんの暖簾を残しますよ。改めまして。蔦屋重三郎でございます。改めて考えたんですけど、いっそ丸屋さんとうちで一つの店にしてみないかと。
若木屋
それじゃ、蔦屋が日本橋に出たってことにはならねえだろ。
蔦重
堂号さえありゃあ、伝わりまっさ。「丸屋耕書堂」としちまって。
村田屋
おていさん。信じちゃダメですよ。どうせ時を見て、蔦屋に変えるつもり
蔦重
しませんよ。んなこと。どうです。女将さん。この際一緒に、本屋をやりませんか。女将さんは、本当は店を続けたいんじゃないですか。
てい
お受けいたします。父のお達しに背を向けることはできませぬ。
蔦重
じゃあ、俺と一緒になるってのはどうですか。店屋敷を売り渡すのはお達しに反する。けど、縁組は禁じられちゃいねえ。お互い独り身ですし、どうです?
てい
男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲くと申します。
蔦重
そう。一つ花を咲かせましょうよ。
てい
縁組をちらつかせれば、喰いつくとでも。どれほど落ちぶれても、吉原者と一緒になどなりませぬ。

蔦重は、見事に当たってくだけたのでした。結局、柏原屋が丸屋を購入することになりました。

 

吉原の親父たちは、まっすぐ帰る気になれず市中にある居酒屋に入ります。

丁子屋
あんな話、日本橋の女が受けるわけないじゃないか。
蔦重
けど、ちょっといけそうだったじゃないですか。そもそも、証文だってしくじって。
扇屋
うっせんだよ。黙りやがれ。
松葉屋
けど、なんだって店を一緒にやろうと思ったんだい。
蔦重
丸屋の女将さん、店をつぶした自分をふがいなく思っているところがあったので。あの形なら乗ってくるんじゃないかと思って。
若木屋
やっぱり、気がかわったってなんねえかな。
りつ
芸者衆から聞いた話なんだけど、前の夫は女将さんにそれはそれは言いよったらしい。行き遅れてた女将さんは、それにとびついた。でも、3ヶ月もたたないうちに吉原に通い詰めになってしまって。
駿河屋
最初から、金目当てだったのか。
蔦重
ロクでもねえ男だな。
りつ
あんたもロクでもねえ男と同じに見えたんじゃないかい。
蔦重
え?
りつ
独り身のところを男がまた付け込んできたって思ったんじゃないかい。
蔦重
俺、べらぼうもべらぼうじゃねえですか。

春がすぎ、夏になります。日本橋の話は消えてなくなり、耕書堂は今も五十間道にあります。

半次郎
まあ、こうやってみんなで蕎麦を食えるってことで。
次郎兵衛
つるべ蕎麦は、市中にねえしな。
蔦重
おし。ちょっと行ってくら。

蔦重は、須原屋(里見浩太朗)のところに足を運びます。江戸の外の本屋を教えてもらって、売り込みをしようと考えていたのです。

そのタイミングで地響きがしました。浅間山が噴火していたのです。そこで、偶然あったのが柏原屋でした。

柏原屋
蔦屋さん。うちからあの店を買いませんか。

べらぼう第24話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第25話のネタバレ,あらすじにつづく。



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