光る君へ ネタバレ,あらすじ第1話「約束の月」

このページは、2024年(令和6年)のNHK大河ドラマ光る君へ第1話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

大河ドラマ「光る君へ」は、紫式部の物語で主演は吉高由里子さんです。脚本は、「ふたりっ子」、「オードリー」、「家売るオンナ」等で有名な大石静さんです。

 

光る君への第1話のあらすじは、時は平安時代のところからスタートします。光る君への第1話のタイトルは「約束の月」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第1話

貞元2(977)年、時は平安時代です。陰陽師である安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)は夜空を見上げていいました。

安倍晴明
都で、吉凶のことが起きる。今宵がその始まりだ。雨だ。大雨だ。

その直後に、京では大雨が降ります。下級貴族の藤原為時(岸谷五朗)の家では、雨漏りがしていました。

それを見て、8歳の娘・まひろ(落井実結子)は母・ちやは(国仲涼子)に質問をします。

まひろ/幼少期
母上、うちには屋根を直すたくわえもないの?
ちやは
まひろが心配することはありませんよ。年が明ければ、何もかもうまくいきます。
まひろ/幼少期
また、母上は衣をお金にかえたでしょ。
ちやは
大丈夫。年が明ければ官職が決まります。

ちやはがいくらそう答えても、着物を売ることで食料にしている光景を見ると、まひろは不安になるばかりでした。

 

父・為時は5年前に地方の行政官の仕事をして以来、官職がない状況が続いていました。そのため、屋根を直すお金もなかったのです。

為時は、博学であるが不器用で上役に取り入ることが苦手なため、官職がないのです。

 

この日、大納言の藤原兼家(段田安則)は東三条殿にいました。屋敷には、兼家の一族がそろっていました。

藤原道隆
父上、母上はご機嫌麗しく・・・
藤原兼家
挨拶はもうよい。姫を抱かせろ。肌が透き通るように美しい姫じゃ。

その後、ご飯が運ばれてきます。

藤原兼家
三郎はどうした?
三郎
遅れて申し訳ございませぬ。兄上、ご無沙汰しております。
藤原道隆
三郎、来年にはあきこが入内する。お前も心得て気を引き締めておかないとならんぞ。

ある日、為時の親戚である藤原宣孝(佐々木蔵之介)が屋敷にやってきます。

藤原宣孝
大納言様に話をしたのか。
藤原為時
文は送っておる。
藤原宣孝
大納言様とは漢詩の会で会うと申しておったではないか。
藤原為時
漢詩の会は、そのような場ではない。
藤原宣孝
そのようなことを申しておる時か。官職をえれずに、今後どうやって暮らしていくんだ。
藤原為時
わかっておるが、宣孝殿ように図々しくなれんのだ。
藤原宣孝
学があると誇り高くてやっかいだな。今から大納言様の屋敷に行け。今宵は、東三条殿におる。今すぐ行け。わしの言う通りしておけば間違いない。

為時は、いやいやながらもアドバイスを実行しようとします。しかし、為時は東三条殿に到着しても面会を断られてしまいます。

為時は、口添えを頼む文を家司に渡すことしかできません。

 

翌年の正月、官職の任命が行われます。しかし、為時はまたしても官職を得ることができませんでした。

藤原為時
おいで。
まひろ/幼少期
それはなに?
藤原為時
本じゃ。ここには、秦の始皇帝がなくなった後、権力をほしいままにした話がかかれてる。
まひろ/幼少期
怖いけど、面白そう。父上、読んでください。
藤原為時
お前が男の子であればよかったのにな。

まひろは為時が読む漢詩を聞きます。為時は、まひろの弟・太郎(湯田幸希)に漢詩の読み聞かせたいけど、太郎は興味を示さないのです。

その後、まひろは鳥に餌を与えていました。そこに、母・ちやはが外から帰りました。

まひろ/幼少期
母上、小鳥を外に離してみてはどうでしょう。外には、餌がいっぱいあるでしょう。

まひろの家では、小鳥の餌を買うことも厳しい状況です。

ちやは
一度、飼われた鳥は外では生きていけないのよ。だから、ずっと守ってあげなければいけないの。

ちやはは、そう答えたあとに仕立物にとりかかります。

 

桜が満開のころ、関白・藤原頼忠(橋爪淳)の娘・藤原遵子(中村静香)が円融天皇に入内します。藤原兼家の娘・詮子(吉田羊)は秋に入内しました。

それがきっかけとなり、兼家は昇進し右大臣に任命されます。

円融天皇
ようまいった。今日は、暑かったのう。仲良くやってまいろう。そのように気張らんでよい。
藤原詮子
私こそ、お上のためにこの命をたてまつります。
円融天皇
そのようなところ、父親によう似とる。

ある日、三郎(木村皐誠)が従者の百舌彦(本多力)を従え「散楽」を見に行きました。しかし、百舌彦が三郎の目を盗んで女とどこかに行ってしまいます。

その頃、まひろはうっかり鳥籠から鳥を逃がしてしまい落ち込んだ状態で川辺を歩いていました。そこに偶然出会った三郎が声をかけます。

三郎
いかがした。
まひろ/幼少期
鳥が逃げてしまったの。人間に飼われた鳥は、外では生きていけないの。
三郎
それでも、逃げたかったから逃げたのであろう。あきらめろ。

まひろは、泣きそうになります。

三郎
泣くな。俺が笑わしてやる。俺は、足で字が書けるのだ。

そのため、三郎はなんとかまひろを笑わそうとします。足で字をかけるといって枝を拾い、地面に字を書きます。その足には、大きな傷がありました。

三郎の傷は、兄・道兼につけられたものでした。道兼は気性が荒く、たびたび暴力をふるっていたのです。そして、三郎は足で自分の名前を書きました。

まひろ/幼少期
漢文を書いて。

三郎は、漢籍「蒙求」の冒頭を書いてみせました。すると、まひろがもっと要求します。

三郎
俺は貴族の子ではないから、名前が書ければいいんだ。お前は、女子なのになんで漢文が書けるんだ。

まひろは、空想で話をしました。

まひろ/幼少期
私は、帝の血をひく姫だから。母上は、帝の女房だった時に私をみごもったの。身分の低い母は、宮中を追われたけどその頃に漢文と漢詩を教えてもらったの。

三郎は、それを信じます。

三郎
まひろ姫。無礼をして申し訳ございませんでした。お詫びにどうぞ。

そういって、三郎はまひろにお菓子をくれました。

 

まひろがお菓子を美味しそうに食べていると、そこに百舌彦がやってきました。はぐれていた三郎を探してきたのです。

三郎
辰の日の未の時刻にここにおいでくださいませ。また、お菓子をもってまいります。

そう言って、三郎はその場を去りました。

 

この日、兼家は東三条殿に為時を招いていました。

藤原兼家
官職を与えられなかったことは、申し訳ない。私が禄を払うので、東宮様に漢文の指南をしてみてはどうか。そちは漢文には、無双の学者である。
藤原為時
そのようなことができるなら、喜んで。

為時にとっては、願ったりかなったりの職でした。

藤原兼家
禄は私がだそう。
藤原為時
右大臣様、じきじきのお雇い。御恩は、一生忘れません。
藤原兼家
それなら、一つ頼んでもよいか。東宮さまの動きをつぶさに知らせてほしい。

つまり、為時に間者になれという話でした。それでも、為時は職にありつけることを考えすべてを飲みこみました。

約束の日、まひろは三郎と約束の場所で会いました。その日も三郎は、まひろのことを姫扱いします。そのため、まひろは心苦しくなります。

三郎
散楽を見ているうちにお菓子をなくしてしまいました。
まひろ/幼少期
馬鹿
三郎
さすがは、お上の血を引くお姫さま。
まひろ/幼少期
もういい。私も馬鹿だから。私が帝の血を引く姫って話、嘘なの。なんでそんなこと言ったのかわからないけど、怒った?
三郎
俺は、怒るの嫌いだから。
まひろ/幼少期
三郎は、おかしい子ね。
三郎
お前の方こそ、おかしな子ではないか。

そして、再び会う約束をしてその日も別れます。

 

まひろは三郎との約束の日に、ちやはとでかけることになりました。為時が職を得たため、お礼に神社にお参りにいったのです。

その帰り、まひろは三郎との約束を果たすために、ちやはを置いて駆けだしました。すると、そこに馬がやってきて、三郎の兄・道兼(玉置玲央)が落馬してしまいます。

 

道兼は怒って、まひろを蹴ります。それを、ちやはが止めに入ります。

ちやは
何をなさるのです。小さな子どもじゃありませんか。まひろも謝りなさい。
まひろ/幼少期
お許しを。

これで、道兼の怒りは収まったかにみえました。しかし道兼の従者が、ちやはのことを肝の据わった女子と言ったことで、道兼の怒りが再び再燃します。

帰りかけていた、ちやはの背中を刀で刺しました。

まひろ/幼少期
母上・・・

まひろが声をかけた時には、母はすでに亡くなっていました。まひろは、母を殺した相手が「みちかね」という名前であることだけが心に残ります。

為時は、それを乙丸(矢部太郎)から聞きます。しかし、道兼は兼家の息子です。職を約束してくれた権力者です。

 

そのため、為時はまひろと太郎に告げます。

藤原為時
ちやはは、急病で亡くなったことにする。
まひろ/幼少期
なんで?乙丸も見ていたの。乙丸・・・
藤原為時
そのことは忘れろ。太郎のためだ・・・
まひろ/幼少期
なんで?人殺しを捕まえて・・・なんで・・・なんでよ。
藤原為時
おまえも忘れろ。

まひろは泣き叫びました。それでも、為時はまひろの言葉を受け入れることはありませんでした。光る君へ第1話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第2話のネタバレ,あらすじにつづく



光る君へ第1話の感想

光る君へ第1話のあらすじで、まひろは母・ちやはを殺されてしまいます。それを父・為時がなかったことにしようとします。

光る君へ第1話は、なんとも辛いスタートになりました。いきなり、最愛の母を失うってすごく辛いです。しかも、目の前で殺されてしまいます。

 

それも、自分が三郎と会うために駆けだしていったことが原因で道兼が怒ったことで殺されました。めちゃくちゃつらい出来事です。

まひろは自分のせいで、ちやはが殺されたって思ってしまうでしょう。確かに飛び出していった、まひろにも問題があります。

 

ただ、あんな子どもを蹴らなくてもって思いました。道兼は、本当に狂暴な人物です。いったんは怒りが収まっていたように見えたのですが・・・

従者がちやはのことをほめるようなことを言うから、そんなことになってしまいました。でも、父親がなんで、ちやはが病気で亡くなったことにするのか。

 

まひろにとっては、納得いかないでしょうね。味方だと思っていたのに・・・。家族3人で生きていくために仕方ないのかな。

でも、やっぱりそこは戦ってほしかったなあ。正義感みせてほしかったです。光る君へ第1話の感想はここまで。光る君へ第2話の感想につづく

 

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