光る君へ ネタバレ,あらすじ第9話「遠くの国」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第9話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第8話で、東三条殿に入った盗賊をとらえ仮面をはがすと、なんとその盗賊は直秀(毎熊克哉)でした。

 

光る君への第9話のあらすじは、道長(柄本佑)が驚くところからはじまります。光る君への第9話のタイトルは「遠くの国」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第9話

道長(柄本佑)が驚き、以前に矢を受けた盗賊が直秀(毎熊克哉)であったことに気づきます。しかし、武者たちに命じます。

藤原道長
手荒な真似はするな。この者らは、誰も殺めておらぬ。命をとらずともよい。検非違使に引き渡せ。

数日後、まひろ(吉高由里子)は直秀たちの隠れ家を訪ねました。しかし、そこには散楽一座の姿はありませんでした。

まひろが来たすぐ後に、放免たちがやってきて散楽一座が盗んだ盗品が隠されていないか探しはじめます。

 

事情がよくわかっていない、まひろは乙丸(矢部太郎)と一緒に放免たちを止めようとします。

まひろ
なにするんですか。それは、散楽の人たちですよ。散楽の人たちが何をしたというんですか。

しかし、まひろは仲間と判断され獄に連れていかれてしまう。

その頃、道長は直秀の罪を軽くしてもらうために獄で心づけを渡していました。そこに、まひろが放免に蹴り飛ばされて獄に入れられます。

藤原道長
私の知り合いだ。

道長は看督長にそういって、まひろを助け出します。その後、道長とまひろは話をします。

まひろ
なぜ、直秀たちを検非違使に引き渡したの。直秀は、都を離れるつもりだったのよ。あなたが許してやっていれば、山を越えて、海の超える遠い国に行ってたはずなのに。
藤原道長
許したいと思わなかったわけではない。盗賊が許されれば、示しがつかない。直秀らもじきに獄からでられる。獄をでたら遠くの国に流される。直秀が望むとおり、海の見える国ならいいが。
まひろ
そうね。海の見える国・・・。道長さま。今日は助けてくれてありがとうございました。
藤原道長
三郎でよい。
まひろ
三郎とはいえませぬ。今日は本当にありがとうございました。

そういって、まひろは道長と別れました。

 

道長が家に帰ると、藤原兼家(段田安則)の意識が回復して元気そうにしています。

藤原兼家
これから一族の大事な話をする。身を正して、よく聞け。倒れたあと、安倍晴明の祈祷で意識を取り戻しておった。その後もわざと意識がないふりをしておった。

兼家が意識を回復した後に、安倍晴明が藤原よしこ(井上咲楽)のが右大臣についたと内裏で噂を流してもらった。

藤原兼家
ここから先が正念場だ。晴明が帝によしこ様の怨霊が内裏にさまよっていると伝えることになっておる。これより帝を玉座から引き下ろす。みなこころしてついてこい。

藤原兼家の子どもの中で、道兼(玉置玲央)だけが兼家が病気のふりをしていることを知っていました。道兼は、自分で手にあざをつけてわざと為時(岸谷五朗)から同情をかいます。

だまされた為時は、花山天皇(本田奏多)に言います。

藤原為時
道兼は、父から疎まれており帝の役に立ちたいと願っております。

花山天皇もまた、道兼の手のあざに騙されたのです。

 

その後、盗賊団の流罪が決まります。道長は百舌彦(本多力)を使いにだしてまひろに知らせます。

もずひこ
別れを告げるなら、ともにまいろう。

そして、まひろと道長は獄を訪れました。すると、直秀たちはすでにいなくなっていました。道長が問い詰めると鳥辺野に行ってることを白状します。

まひろと道長が馬で鳥辺野に行くと、直秀たちは刺殺されていました。二人は、あまりのことに言葉を失ってしまいます。

 

二人は合掌して、土を掘りました。7人分の穴を掘って埋葬します。

藤原道長
すまない。みなを殺したのは、俺なんだ。余計なことをした。すまない。すまないすまなかった。

元々、看督長は腕をへし折る程度の処分を考えていました。それを道長が、流罪になるように看督長に心づけを渡します。

放免たちは、そこまで運ぶ手間を惜しんで殺してしまったのです。そのことを道長が後悔していたのです。

藤原道長
あの時、俺が口出しをしなければ腕の1本ぐらいですんでいたのに・・・

そう言って、まひろの胸で泣きます。まひろも道長と一緒に涙して、ふたりは明け暮れました。

 

その後、内裏ではよしこの怨霊を誤解するような出来事が続きます。すべては、安倍晴明が裏でやらせていたことです。

安倍晴明
右大臣さまが生き返ったということは、よしこさまが成仏できてない
花山天皇
成仏させたいな。なんでもやる。
安倍晴明
右大臣さまが生き返ったということは、霊を成仏させるためには、お上が出家するしか方法がございません。

これに騙された花山天皇は、出家を考え始めます。

 

まひろの家では、弟・のぶのり(高杉真宙)が大学に行くことから挨拶をします。

藤原為時
しっかり学んで、見違えるように成長せよ。
のぶのり
行ってまいります。
藤原為時
心配じゃのう。
まひろ
なんとかなりましょう。
藤原為時
お前が男ならのう。今も思った。
まひろ
私もこの頃思います。男であったなら、勉学に励み内裏にあがり世を正します。言い過ぎました。

光る君へ第9話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第10話のネタバレ,あらすじにつづく



光る君へ第9話の感想

光る君へ第9話のあらすじで、散楽をしていた直秀たちが死にました。それは、道長が刑を軽くするために流罪にしたのが原因でした。

まひろと道長は残酷に亡くなっている直秀たちを見てしゃべることができないほどのショックを受け土葬します。

 

今回の「光る君へ」はちょっと衝撃的でした。道長が刑の減軽をお願いして流罪になっているにもかかわらず、直秀たちは殺されました。

まひろも道長が言うなら大丈夫だと安心していたにもかかわらず、直秀は亡くなることになったのです。道長があまりに泣くので、私もちょっともらい泣き。

 

しかし、検非違使は運ぶ手間を考えて殺してしまうとは。当時の統治が、まだまだ警察的な役割がしっかりしてなかったということがわかります。

また、兼家が元気に回復したのはちょっと驚きです。あのまま亡くなっていくのかと思っていました。これで大きく展開が変わりそうですね。

 

花山天皇に嫌な予感がしてしまいます。道兼が上手に天皇に取り入っていたので、ここが何かのきっかけになりそうです。

兼家が復活したことで、右大臣家がどんなことをしかけてくるのか気になります。光る君へ第9話の感想はここまで。光る君へ第10話の感想につづく



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