個性的な女優としての活躍意外に、人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の声優として有名な戸田恵子さん。
アンパンマンは30年以上も親しまれている人気キャラクターであり、戸田さんご自身も強い“アンパンマン愛”を語られています。
アンパンマンで育った世代が親となった現在も、子どもたちから愛されるキャラクターは戸田さんの声が作り上げているといっても過言ではないと思います。
改めて、戸田恵子さんはどんな女優さんなのでしょうか。戸田恵子さんは、子役からアイドルになり、そして声優、女優の活動をされている方です。
小学5年生のときにNHK名古屋放送児童劇団に所属し、『中学生群像』でデビューしました。
2012年に幕を下ろした『中学生日記』の前身の番組のようですね。戸田恵子さん以外にも、竹下景子さんもOGとして知られ、とても仲良しだということです。
16歳の時に上京し、「あゆ朱美」の名でアイドル演歌歌手としてデビューをしますが、ヒットに恵まれず、バラドルのような仕事をされていた戸田さん。
転機が訪れたのは19歳の時に野沢那智さんの主宰する「劇団薔薇座」へ研究生として入団したことでした。本格的に演技を学び、後に看板女優になるまでに活躍されます。
女優として数々の賞を受賞し、本格派女優として知られるようになりました。声優としてのデビューは、1979年に実写版『眠れる森の美女』のオーロラ姫役。
アンパンマンの他にも、『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』の鬼太郎や、『きかんしゃトーマス』のトーマスなど、ちびっ子に人気の作品に多数起用されています。
また、洋画吹き替えも多く担当し、ジュリア・ロバーツ、ジョディ・フォスターの吹き替えでも活躍されるマルチな方です。
戸田さんは三谷幸喜さんの作品に、多く出演されていることでも知られていますね。
1997年ドラマ『総理と呼ばないで』、映画『『ラヂオの時間』『HR』など、戸田さんのファンだったという三谷さんの作品ではおなじみの女優さんとなっています。
また、1998年ドラマ『ショムニ』などの多くの人気ドラマに出演し、確かな演技力で活躍する名バイプレーヤーとして知られています。
小柄な戸田さんですが、さっぱりとしたお人柄が垣間見え、素敵な年の重ね方をされているなぁと思う女優さんです。
コメントを残す