鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第38話「時を継ぐ者」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第38話のネタバレ,あらすじを吹き出し,会話方式でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第37話で、義時(小栗旬)と時政(坂東彌十郎)の対立が鮮明になり、りく(宮沢りえ)は平賀朝雅(山中崇)を担ぎ出しました。

 

鎌倉殿の13人の第38話のあらすじは、北条親子の対立が強くなるところからはじまります。鎌倉殿の13人の第38話のタイトルは「時を継ぐ者」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第38話

義時(小栗旬)と時政(坂東彌十郎)の対立は激しさを増してきます。時政とりくは、三浦義村(山本耕史)に命じます。

三浦義村は、源実朝(柿澤勇人)を屋敷へと連れ込みます。

時政
鎌倉殿と起請文を書かないとじいは死ななければならない。
和田義盛
鎌倉殿は、中にいるんだろ?
三浦義村
執権殿は、鎌倉殿を出家させようとしている。これは謀反だ。俺は今は、執権殿についているが、小四郎が来たら俺は寝返ろうとおもう。
和田義盛
よくわからん。

源実朝は時政の言うことを聞かないので、時政は刀を抜きます。そこに、和田義盛(横田栄司)が踏み込みます。

和田義盛
なにをされておる。この人に刃を向けるなんてとんでもねえ。
時政
鎌倉殿が起請文を書いてくれぬのじゃ。
和田義盛
書いちゃいなさい。
源実朝
そうはいかぬ。

それでも、りく(宮沢りえ)が起請文を書いてもらうように時政に言います。

 

一方の義時は、泰時(坂口健太郎)、時房(瀬戸康史)、八田知家(市原隼人)らを引き連れ時政の屋敷を囲みます。

時房
父上、屋敷はすでに囲んでおります。今すぐ、鎌倉殿を引き渡してください。

そう言いますが、りくは実朝に囲いを解くようにに時政を動かそうとします。

時房
私が父上を説き伏せてまいります。
義時
それは、三浦義村にやってもらう。
時房
父上に死んでほしくありません。
義時
このようなことをして、ただですますわけにはいかん。まずは、鎌倉殿をお助けする。

そして、三浦義村(山本耕史)が時政と話をします。

三浦義村
館はすっかり囲まれています。実は、私は小四郎に頼まれてここにいます。
時政
頼みがある。

時政は、りくを京に逃がそうとします。三浦義村がりくを連れていくという。

時政
小四郎は、親思いじゃ。頭丸めて手をつけば、きっと許してもらえるさ。ほとぼりが冷めれば、また会える日も。平六あとは頼んだ。
三浦義村
りく殿のことは、お任せください。

しかし、りくは京に行こうとしません。

りく
私は、京には参りませぬ。

そして、三浦義村が義時に報告します。

三浦義村
あれを説き伏せるのは、骨だぞ。りく殿も石のように動かない。

りくは、政子(小池栄子)のところに行きます。

北条政子
義母上、頭をあげてください。
りく
夫は、死のうとしています。ことをおさめるには、自ら命を絶つほかないと考えています。
北条政子
父上がそう言われたのですか。
りく
言わずともわかるのです。こたびのことは、すべて私がたくらんだこと。悪いのは、すべて私です。

義時は、いつ攻め込もうかと八田と作戦を立てていました。戦が始まろうとする最中、政子(小池栄子)は義時のところに行きました。

北条政子
父上を助けてあげて。
義時
鎌倉殿を助けたら、すぐに攻め込みます。
北条政子
頼朝さまも非常でした。でも、許す気持ちは忘れなかった。それでも、信じようとされていました。
義時
尼御台をお連れしろ。

時政は、頃合いだとみて源実朝と話します。

時政
鎌倉殿、この度は無理強いをして申し訳ありませんでした。鎌倉殿の芯の強さに感服いたしました。いずれ、頼朝さまを超える鎌倉殿となられます。お連れしろ。
源実朝
じいはこないのか?来てくれ。
時政
ここでお別れです。小四郎に伝えてくれ。あとは託したと。北条を鎌倉を引っ張っていくのはお前だと。
和田義盛
承知した。

そして、鎌倉殿と和田義盛が館の外にでました。鎌倉殿が時政の言葉を義時に伝えました。

義時
攻め込むぞ。
時房
兄上!
義時
まだわからんのか。父は死にたがっているのだ。
北条政子
子が親を殺すようなことがあってはなりませぬ。
義時
政に私情を挟んではなりませぬ。

それでも、政子は時政の命乞いをして土下座をします。

北条政子
どうか父をお許しください。

その頃、時政は刀を抜いて切腹しようとしていました。そこに、八田(市原隼人)がやって捕らえました。

源実朝
時政の処分は、軽くしてやってくれ。
義時
謀反人でございます。
源実朝
頼む。

時政の処分が評議されました。北条だけなぜ許されるのかとの声もあるなか、最終的には、時政は伊豆に出家することになりました。そのことを義時は、時政に報告にいきました。

義時
生まれ育った地で、ごゆっくり残りの人生をおすごしください。
時政
りくは、どうなる?
義時
ともに行きます。
時政
あれがおるだけでいい。よう、骨を折ってくれた。
義時
私は首をはねられても仕方なしと思っていました。感謝するなら、鎌倉殿と文官の人たちに感謝してください。

父上、小四郎は無念にございます。父上には、この先もずっと側にいてほしかった。父上と一緒に鎌倉を守りたかった。父上の背中を見てここまでやってまいりました。私は・・・私は・・・今生の別れにございます。

時政
あの声は、ウグイスだよ。ホーホケキョだと思っていたら、違うんだ。メスを口説く時に泣くんだ。あれは、ウグイスだ。間違いない。

初代執権、北条時政が鎌倉を去りました。そして、りくも政子と実衣(宮澤エマ)と思い出話をした後に鎌倉を去りました。

りく
お世話になりました。

そして、りくは義時の命でトウ(山本千尋)に狙われます。しかし、三浦義村が気づきそれを止められます。

義時
これより、伊豆に向かいます。
りく
都でなければ、鎌倉であろうと伊豆であろうと同じことです。あなた、私を殺そうとしたでしょ。安心なさい。もう私は、あなたの父を焚きつけたりしないわ。ああ悔しい。もう少しでてっぺんに立てたのに。執権を継がなかったようですね。
義時
それがなにか?
りく
意気地がないのね。この親子は。歯がゆいったらありゃしない。何に遠慮してるのです。小四郎、あなたはそこに立つべきお人。これは、義母からのはなむけ。
義時
父上と母上の気持ち、受け継ぎます。息子からのはなむけです。

執権となった義時は、いの一番に京にいる御家人に命令をだし平賀朝雅(山中崇)を殺すことを決めます。

大江広元
罪状をなんとします?
義時
実朝さまになりかわり、鎌倉殿を狙った。あの男は、北条政範に毒を盛り畠山に罪をなすりつけた。それがなければ、畠山は滅亡することなく、父上が鎌倉を去ることはなかった。

そして、平賀朝雅は鎌倉の兵によって殺されました。その後、義時は執権になったことをみなの前で発表します。

義時
これより北条義時が執権となり、鎌倉の政を取り仕切る。
三浦義村
お前は、自分の欲のために父親を執権の座から追い落としたのか?
義時
そうではない。時政になりかわり、鎌倉を守る。決して私利私欲で申しているのではない。

その頃、都では義時のことを後鳥羽上皇(尾上松也)が憎んでいました。

後鳥羽上皇
義時、調子に乗りよって。許さん。

鎌倉殿の13人第38話のネタバレ,あらすじでわかっているのはここまで。鎌倉殿の13人第39話のネタバレ,あらすじにつづく。

鎌倉殿の13人の感想第38話

鎌倉殿の13人の第38話では、義時が時政を伊豆に追放するというストーリーでした。その後、義時は執権となりました。

なんか、義時はどんどん表情が怖くなっていきます。でも、時政の館を攻め込まずに伊豆に流罪にするあたりは、情けをかけたのかな?

 

義時は、トウにりくを殺させようとしました。時政がりくの言葉で動いていることを知っていたからです。でも、善児(梶原善)と異なり失敗しました。

まだ修業が足りないのでしょうか。三浦義村に見抜かれてしまいました。最近の鎌倉殿の13人は、見てて本当にワクワクします。

 

大まかなストーリーは歴史をみればわかりますが、細かな部分で三谷脚本らしいところがでます。和田義盛が源実朝に起請文を書いてあげはなれって言ったのは驚いて笑っちゃいました。

和田義盛は、どんだけバカな役割なんかなって思いました。義時が執権になって、鎌倉が落ち着けばいいんですが・・・

 

後鳥羽上皇が義時のことを嫌っています。平賀朝雅を殺したこともあるのでしょうが、結局は武家の世の中が嫌いなんでしょうね。

衝突するのも時間の問題といったところです。この辺りは、義時にとっては心配なところです。鎌倉殿の13人第38話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第39話の感想につづく

 

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