光る君へ ネタバレ,あらすじ第29話「枕草子」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第29話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第28話で、定子(高畑充希)は一条天皇(塩野瑛久)との第3子を産んで亡くなりました。

 

光る君への第29話のあらすじは、長保3年(1001)の正月のところからはじまります。光る君への第29話のタイトルは「」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第29話

長保3年(1001)の正月、無病息災を祈る「御薬の儀」が行われました。藤原宣孝(佐々木蔵之介)は、参列後にまひろ(吉高由里子)と娘・賢子のもとに訪れます。

藤原宣孝
一条天皇は憔悴しているとの噂だが、道長様は回復し、息災のご様子だ。
まひろ
そうですか。

その後、まひろのもとをききょう(ファーストサマーウイカ)が訪ねてきました。まひろに、「枕草子」を読ませるためでした。

「枕草子」は定子(高畑充希)を慰めるために書いてみてはどうかという、まひろの提案によって書き始めたからです。

 

まひろはその場で読み始めます。すると、定子が後宮でキラキラした生活をしていたことが描かれていました。そして、感想を伝えます。

まひろ
定子様の陰の部分をもう少し知りたい。人には光もあれば影もあります。人はそういう生き物です。そして、複雑であればあるほど魅力です。
ききょう
私は、定子様の光の部分だけを人々に残したい。それで、道長さまに一矢報いたい気持ちもあるのです。

道長さまは、伊周さまと高家さまを流罪にして、定子さまを一条天皇から引き離して、自分の娘を中宮にした。

定子様が心身ともに弱ってしまったのはそのせいだ。まひろ様も騙されてはなりませぬよ。左大臣は恐ろしき人です。

まひろの父・藤原為時(岸谷五朗)はこの年も越前守に配属されると思っていましたが、それはかなわず官職を得ることができませんでした。

藤原宣孝
為時が官職を得られるまで、経済的にわしが支える。

そういわれて、まひろは安堵しました。翌朝、宣孝は国守をつとめる山城へ向かった。

 

この年の5月、宣孝の北の方(正妻)からまひろに文が届きます。宣孝が急死して、すでに葬儀も終えているという内容でした。まひろは、そのことに愕然とします。

後日、道長の遣いとして、もずひこ(本多力)がまひろと為時を訪ねてやってきました。

もずひこ
道長様は、嫡男・田鶴への漢籍の指南役を依頼したいと仰せです。

収入も後ろ盾もなくした、為時一家の先行きを案じてのことでした。

藤原為時
私は、左大臣の御父で関白の藤原兼家様にお雇いいただいていた時がございます。されど、正式な官職を得るまで耐えきれなかったことを恥じております。できれば、次の徐目の際にお力添えしてください。

そういって、為時は道長の申し出を断りました。

 

もずひこが帰った後、まひろと為時が話をします。

藤原為時
まひろの心中おもうと、道長の嫡男の指南役にはなれない。
まひろ
今後の生計のために、道長様の申し出を受け入れてほしい。賢子にひもじい思いをさせないために、お願いします。

こうして、為時は道長の嫡男の指南役を受けることにしました。その頃、源倫子(黒木華)は藤原彰子(見上愛)のいる藤壺に通いつめていました。

藤原道長
母親がいつもいては、一条天皇が通いにくくなる。
源倫子
帝にお渡りがないのは、私のせいですの?一条天皇に好ましい場になるように、藤壺を彩っているのは私です。

道長が源明子(瀧内公美)のところで倒れてから、道長と倫子はすれ違っていました。

 

その頃、藤原詮子(吉田羊)は体調を崩していました。それでも、道長に助言します。

藤原詮子
定子の忘れ形見である敦康親王の面倒を彰子にさせるのよ。昔、父上が懐仁を東三条殿に人質にとるといったの。こたびもそれね。
藤原道長
父上と同じことはしたくありませぬ。
藤原詮子
あなたは、もう父上を超えているのよ。

この話から、道長は敦康親王の面倒を彰子にさせること一条天皇に進言しました。

一条天皇
定子はどう思うかのう。
藤原道長
敦康親王が健やかであれば、亡き皇后・定子さまのご鎮魂にもなりまする。
一条天皇
わかった。敦康を中宮・彰子に頼もう。

その後、敦康は彰子と藤壺で暮らしはじめます。

 

この頃、伊周(三浦翔平)は嫡男・松に舞の稽古をつけていました。

藤原伊周
舞の稽古は、一家再興のためだ。
藤原隆家
左大臣の権限は、もはや揺るがぬ。官職を得るまでは、とりあえずひっそりしておくのが利口だと思うが。

しかし、伊周は隆家(竜星涼)の言葉を聞き入れませんでした。

 

そこに、ききょうがやってきました。

ききょう
「枕草子」は宮中に広めてほしい。
藤原伊周
わかった。

10月9日、「40の賀」が行われました。道長が主宰した、詮子を祝う会です。そこで、一条天皇が祝いの言葉を述べました。

しかし、この日に詮子は倒れてしまいます。その日から詮子は、床に伏せます。そして、詮子は道長を床に呼び言います。

藤原詮子
伊周を元の位に戻してほしい。

道長は、それを受け入れました。しかし、詮子はすぐに亡くなります。

 

伊周は、一条天皇と久しぶりに対面したところで「枕草子」を渡しました。

藤原伊周
かの清少納言は、亡き皇后・定子様の思い出を記したものでございます。どうぞ、おそばにお置きください。

 

その頃、まひろは賢子に「竹取物語」を読み聞かせていました。まひろは、漢詩を読み聞かせていましたが、賢子は興味を示さなかったので、「竹取物語」に変えたのです。

「竹取物語」に、賢子は興味をしめしました。まひろは、それを見て自分でも書こうと思って執筆をはじめました。

 

それは、まひろにとってのスタートでした。光る君へ第29話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第30話のネタバレ,あらすじにつづく



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