どうする家康 ネタバレ,あらすじ最終回/第48話「神の君へ」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康最終回第48話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第47話で、大坂冬の陣の和睦を徳川方の有利な形でまとめました。そのため、真田丸はなくなり大阪城は丸裸になります。

 

どうする家康の第48話のあらすじは、慶長20年3月のところからはじまります。どうする家康の第48話タイトルは「神の君へ」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第48話

慶長20年3月、京で牢人たちが乱暴なふるまいを行ったり放火をしていることから、家康(松本潤)は秀頼(作間龍斗)に国替えを命じます。しかし、これを秀頼が拒否します。

徳川家康
わしに言いたいことがあれば、これで最後かもしれん。
阿茶局
ありません。わたしは最後だと思っていませんので。1つだけ。よろしければ、あの話をお聞かせ願いとうございます。魚の鯉の話です。
徳川家康
あれは、信康と五徳の・・・

真田信繫(日向亘)は、父・真田昌幸(佐藤浩市)に戦はまた起こるからひっくり返すようにアドバイスされていました。

そして、家康が戦地に入ったことの報告が入ったことで豊臣方の気合いが入ります。

豊臣秀頼
われらが勝つには、ただ1つ家康の首をとるしかない。
茶々
おそれることはないぞ。どこまでも、一緒じゃ。

4月に入り「大坂夏の陣」がスタートします。家康は、再び20万人の兵を集めて大阪城を取り囲みます。しかし、真田信繫は罠をはり家康の本陣に迫ります。

真田信繁
家康の首をとるぞ。家康はどこじゃ。
徳川家康
家康は、ここにおるぞ。さあこい。さあこい。共にゆこうぞ。乱世の亡霊たちをわしを連れていってくれ。

真田信繫は、家康に向かってきて刀を投げました。そして、シーンが変わります。

講和により真田丸がなくなり丸裸になった大阪城は、もはや難攻不落の城ではありませんでした。大阪城が焼け落ちていました。

本多正信
また生き延びてしまいましたな。とうとう終わるんですな。長い長い乱世が。

そして、千姫(原菜乃華)を返すと大野治長(玉山鉄二)より言ってきます。茶々(北川景子)と秀頼は、豊臣家の終わりを悟ります。

千姫
嫌でございます。私は豊臣の妻でございます。行くなれば、殿と母上も一緒でなければ・・・
茶々
はようでよ。
千姫
殿、一緒にでましょう。
豊臣秀頼
お千、世は最後まで豊臣秀頼でありたい。
千姫
千はただ、殿と共に生きていきとうございます。

千姫は、徳川本陣にやってきて家康にお願いします。

千姫
わが夫と義母上の命だけはお助けください。豊臣にはもう戦う力はありませぬ。お願い申し上げます。お願い申し上げます。お願い申し上げます。
徳川家康
秀頼を深く慕っておるんじゃな。
千姫
私だけじゃありませぬ。多くの者が慕っております。前途ある若者をお救いください。
徳川家康
すまぬ。ここでくじければ、ここまでやってきたことすべてが・・・それはできぬ。戦の種を残しておくことはできぬのだ。
秀忠
私が命を下します。死を申し付ける。将軍として、背負わせてください。
千姫
父上もおじいさまも、鬼じゃ。鬼じゃ。

6月7日大阪城に火の手があがる中で、秀頼、茶々、大野治長が自害します。この結果、ようやく日ノ本の平和が訪れました。

 

将軍・秀忠(森崎ウィン)は家臣たちに囲まれながらいきいきとして政を行っています。千姫に鬼と罵られた家康は、戦なき世の中を作り上げました。

しかし、「大坂夏の陣」以降に体調を崩し、床に伏せていました。

本多正信
近頃は、阿茶様が一人でお世話を?
阿茶局
若い者たちは、怖がって寄り付きません。お世話をしてて、粗相があったときにいかなる処罰があるのか恐れているのでしょう。もっとも、誰しも神の世話などしたくないのが道理かもしれません。

病状はやがて、ひどくなります。元和2年1月に家康は、鷹狩りに行った際に倒れ、死の淵をさまよいはじめます。

 

病床についているところに、本多正信(松山ケンイチ)がやってきます。本多正信は、家康の手を握って言います。

本多正信
大御所さま。殿、殿。わしのような者を信用してくださり、深く感謝しております。わしもすぐにまいります。ま、ご迷惑かもしれませんがな。殿、長きにわたりご苦労さまでした。

家康は返事をするかわりに、正信の手を握り返しました。

阿茶局
天が遣わした神の君。狡猾で恐ろしい狸。いずれにしても、人にあらざるものになってしまった。お幸せだったのでしょうか。
本多正信
戦なき世をなし、この世のすべてを手にした。だが、本当に求めていたものは・・・

本田正信は、そう言って手を合わせました。家康は、元和2年4月17日に75年の生涯を閉じました。家康は、ようやく瀬名(有村架純)や信康(細田佳央太)のところに向かいました。

家康は、駿府城で木彫りをしているところに二人が現れました。

瀬名
殿、殿、もう隠れなくてよいですか。
徳川信康
父上、戦なき世をとうとう成し遂げました。
瀬名
ようやりました。私の言ったとおりでございましょう。成し遂げることができるのは、殿だと。ご立派なことでございます。
徳川家康
立派なことなんぞ、やってきてきたことはただの人殺しじゃ。あの金色の具足をつけた時から、望んでしたことなど一つもない。望まぬことばかり、したくもないことばかりをして。

そこに、竹千代がやってきて上手にかけたと絵をもってきました。

徳川信康
不思議な子でございますな。
徳川家康
竹千代、跡継ぎじゃ。
瀬名
初めてお会いしたころの誰かさんにそっくり。あの子が戦場にでなくてよい世の中をあなた様がおつくりになったのでしょう。あの子があの子のままで生きていける世の中をご生涯をかけてなしたのです。なかなかご立派なことだと思いますが。存外、見抜かれているかもしれませぬな。あなたが狸でもなければ、神でもないことを。

竹千代が描いていたのは、白兎でした。 完

 

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どうする家康最終回の感想

どうする家康最終回/第48話のあらすじでは、大坂夏の陣を終えて安寧の世を家康が作るというストーリーでした。

回想シーンもふんだんにある最終回でした。その中で、瀬名(有村架純)が登場したのはうれしかったですね。どうする家康は、瀬名と家康というのがとても印象的な大河ドラマでした。

 

なので、最終回で瀬名が家康の成し遂げたことをたたえるシーンは、ちょっと感動的でした。瀬名が亡くなってからだいぶ経つんですけどね。

でも、どうする家康は頼りない家康と瀬名のコンビが作ってきたと言っても過言ではないと思います。

 

あと、大坂夏の陣で真田がどんな活躍をするのかな。どんな描かれ方をするのかなって思っていたので、真田信繁が家康のところまで来るところはよかったです。

ただ、もう少し欲しかったのは真田がどんな戦略で家康を撃とうとしたかというところです。そこが描かれてなかったのがちょっと残念でした。

 

個人的には、戦までの駆け引きというのがもうちょっとほしかったなって思いました。でも、全体を通してみるとすごい良い大河ドラマでした。

視聴率はあまり振るいませんでした。しかし、近年の大河ドラマは視聴率はずっと低迷しています。なので、視聴率と作品の良し悪しは違うのかなって気がします。

 

頼りない家康から成長していく姿は、とても面白かったです。竹千代を通して、最後まで頼りない部分が描かれているところはさすがです。

次の大河ドラマ「光る君へ」は紫式部の作品です。わからないことが多いので、楽しめそうです。どうする家康最終回/第48話の感想はここまで。光る君へにつづく



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