どうする家康 ネタバレ,あらすじ第47話「乱世の亡霊」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第47話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第46話で、大坂冬の陣の火蓋が切って落とされました。徳川方は、真田丸の攻略が難しく、和睦のため大砲で大阪城に砲弾します。

 

どうする家康の第47話のあらすじは、大阪城への砲弾がつづくところからはじまります。どうする家康の第47話タイトルは「乱世の亡霊」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第47話

砲弾は、昼夜を問わず撃ち込まれます。そのため、本丸の奥御殿の侍女が何人も死傷してしまいます。茶々(北川景子)は、千姫(原菜乃華)を守って倒れます。

千姫
母上、母上・・・

このことで、さすがに茶々も恐怖を感じ和議に応じることになります。

本多正信
おめでとうございます。

千姫も無事であることの知らせがきます。

徳川家康
何よりのことじゃ。肝要なのは、二度と大阪を戦えなくすることじゃ。

家康(松本潤)の代理として、阿茶(松本若菜)が茶々の代理として初が交渉をします。そして、講和が成立しました。

講和の内容は、秀頼(作間龍斗)と茶々の身の安全、豊臣に味方した牢人たちを処罰しないことと引き換えに、二の丸、三の丸を破壊し真田丸も埋めさせました。

 

これで、難攻不落の大阪城での籠城という戦法を封じ込めることに成功したのです。

寧々
和議あいなった上は、もう抗う気はないと徳川に示すべきだに。浪人たちは解き放った方がええわ。あの者たちは、食い扶持がほしいだけにすぎん。秀頼を立派に育ててくれたこと、そなたには感謝しておる。なれど、今の豊臣家が徳川にかわって天下をおさめられると思うか。また、乱世に戻っても。
茶々
豊臣の正室がおっしゃる言葉とは思えませぬ。
寧々
そなたは豊臣のためにやっておるのか。そなたの野心のためではないのか。その野心を捨てれば、豊臣は生き残れる。秀頼を豊臣を守ってくださんせ。この通りだ。
茶々
私は、世のため。この国のいくすえのためにやっております。

徳川と豊臣は一触即発の状況が続いていました。

本多正信
大阪は、さらに危うくなっております。
徳川家康
飯を食うためにやっておるのは、飯を与えればよい。やっかいなのは、ただ戦うことを目的にしておる者。乱世が生み出した者たち。それが滅ばん限り、戦はなくならん。

そこに都より知らせが入ります。

本多正純
都より知らせが入り、牢人どもが京に火を放ち死人がだいぶでたようです。
本多正信
やはり、おきましたな。

そのことで、和議を反故にされたとして家康は怒ります。初(鈴木杏)に伝えます。

徳川家康
ただちに牢人どもを召し放ち、わが配下となるものを受け入れてもらないければならぬ。これは、最後の通達だぞ。

家康は、寧々(和久井映見)にも会って話しました。

徳川家康
われらの求めに応じてもらう。それが、豊臣が生き残る最後の機会。寧々さまにも、お力添えお願いします。
寧々
私にできることは、もうありませぬ。茶々に伝えるべきことは、伝えました。世のためにやっとるとあの子はいいましたわ。なれど、心は揺れ動いておるのだと思います。

頭がええ子やで、再び戦うことが何を意味するか。わかっておるはず。秀頼を死なせたいと思っていないはず。本音では、こないだの戦でおわっておるはず。

なれど、あの子の心のどこかにひっかかっておるのだわ。思い返せば、何を考えておるかわからん子だった。私のようなものには、思いが及ばん。

ともかく、私の役目は終わりましたんや。あの人と二人で、なんもねえところから作り上げた豊臣家。楽しき日々でごぜえました。

頭を下げる寧々に対して、家康も深々と頭を下げました。

 

その後、江(マイコ)が家康に口を開きました。茶々の憧れの人物は、家康だったのです。家康がお市(北川景子)を助けにきてくれると思っていたからです。

しかし、家康がお市を助けに来てくれなかったことで、家康への気持ちが憧れから憎しみに変わっていたのです。

 

江は、茶々に対する文を大阪城に持参しました。

茶々
お千に申したきことがあれば、許す。

江は、櫛とペンシルをお千に渡そうとします。

千姫
母上、千は豊臣の妻にございます。大御所さまにお返しくださいませ。お達者で。

江は、徳川に戻り泣きました。

 

茶々は、家康からの文を読んでいました。

徳川家康
茶々殿、赤子のあなたを抱いたこと今も覚えております。そのあなたを乱世に引きずりこんだのは、私なのでしょう。いまさら、私を信じてくれとは申しません。

ただ、乱世を生きるのはわれらの代で十分。子どもらに、それを受け継がれてはなりませぬ。私とあなたで、すべてを終わらせましょう。

私の命は、もう尽きまする。乱世の引き残りを根こそぎ引き連れて滅ぶ覚悟です。されど、秀頼殿はこれからの世に残すべき人。いかなる形でも、生き延びさせることが母の役目であるはず。

かつて、あなたの母君がそうなさったように。

文を読んで、茶々の心が揺らぎます。秀頼の身長をしるした木をじっと見つめます。

茶々
秀頼、母は戦えとは言わん。徳川にくだるもまたよし。そなたが決めよ。
千姫
千も殿の本当の心に従いまする。
豊臣秀頼
ずっと母の言う通りに生きてきた。やっとわかった気がする。自分の本当の気持ちが。みなよう聞いてくれ。

余のまことの心を申す。信じるものを決して裏切らず。わが身の危険を顧みず、世につくす。それがまことの秀頼である。余は、戦場でこの命を燃やし尽くしたい。

皆の者、天下人は家康ではなく、この秀頼であることが世のため、この国の行く末であり。余は、信長と秀吉の血を受け継ぐ者。正々堂々、徳川を倒す。共に乱世の夢を見ようぞ。異論、ござらぬな。

茶々
よくぞ、申した。
千姫
徳川を倒しましょう。
豊臣秀頼
えい、えい、お~。えい、えい、お~。えい、えい、お~。

そして、ついに戦が始まります。

本多正信
どうも豊臣秀頼こそが、乱世が生み出した最後の化け物かもしれませぬな。
徳川家康
乱世の亡霊よ。さらば。

どうする家康第47話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康最終回/第48話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第47話の感想

どうする家康第47話のあらすじでは、いったんの戦を和睦して大坂夏の陣に向けて秀頼が決断するというストーリーでした。

印象的だったのは、寧々が茶々に聞いた質問です。豊臣のためではなく、野心のためではないのかという言葉です。

 

それは、本当にそうで・・・これまで、秀頼にはなんの意思もなかった。すべて決めてきたのは、茶々でした。

なので、寧々が言う言葉が的を得てるなって感じました。的を得てるからこそ、茶々は寧々に反発しましたね。

 

茶々は、元々は家康のことが好きだった。しかし、お市を助けにこなかったことで、逆に家康を恨むことになっていました。

お市が家康のことを信頼していただけに、裏切られたと思ったのでしょう。その気持ちがなければ、秀頼が立ち上がることもなかったのかもしれません。

 

とはいえ、最終的には秀頼が戦をする道を選択しました。歴史を知っているだけに、豊臣方を思うとつらいですね。

最終回は、真田信繫がどんな活躍するのか。どのように家康を追い込むのか。そのあたりが気になるところです。

 

家康が追い込まれるところが描かれるのか。注目です。どうする家康第47話の感想はここまで。どうする家康最終回/第48話の感想につづく。



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