どうする家康 ネタバレ,あらすじ第46話「大坂の陣」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第46話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第45話で、京大仏の開眼供養のことで秀忠(森崎ウィン)が家康(松本潤)に相談しました。しかし、解決策がありません。

 

どうする家康の第46話のあらすじは、開眼供養の鐘に大きな火種があるところからはじまります。どうする家康の第46話タイトルは「大坂の陣」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第46話

阿茶局
面白い道具ですね。絵を描くのも面白ろそう。
徳川家康
墨がいらん筆じゃ。お千は絵を描くのが好きじゃった。あの子にあげたら、喜んだのに。

大仏の巨鐘に刻まれた「国家安康君臣豊来」という銘に、どのように対応しようか考えます。呪詛であることを指摘しても、豊臣は言いがかりだと突っぱねる。

しかし、これを見逃せば豊臣の力はさらにますだろう。しかも、処罰すると豊臣をつぶすために言いがかりをつけてきたと世論を味方につけようとする可能性がありました。

本多正信
要するに、これを見逃せば幕府の権威は失墜し、豊臣は力を増大する。されど処罰すれば、卑劣な言いがかりをつけてきたと世を味方につける。実に見事な一手。

どうすればよいか、誰も良い対応策が思いつかない状況でした。徳川は、これまでなんとか戦を避けようとしてきました。

しかし、豊臣方にその気はないようです。家康は、その場を少し離れて薬の調合を始めました。

本多正信
世を敵にまわす腹をくくるしかないでしょうな。

本多正信は、ため息をつきながらいいます。

 

片桐且元(川島潤哉)が江戸にやってきます。

本多正純
秀頼公には、大阪を退去し国替えをしていただく。もしくは、江戸に屋敷をもち参勤していただく。もしくは、茶々さまを江戸に人質として差し出す。いずれかをお選びいただく。
片桐且元
穏やかに、おさめとうございます。千姫さまも心を痛めておりますし。
徳川家康
3つの中から、どれかを選ぶように説き伏せよ。

豊臣家家老の片桐且元(川島潤哉)が言いにくそうに、秀頼(作間龍斗)に報告します。もし、国替えを拒むなら、秀頼を江戸に参勤させるか茶々(北川景子)を人質にだすように書かれています。

そのことに、大野治長(玉山鉄二)が怒ります。大野治長は、最初からこうなることがわかったうえで、「国家安康君臣豊来」の文字をつくらせていました。

片桐且元
修理、わかっておってあの文字を刻んだな。
大野治長
片桐殿が頼りにならんので。
片桐且元
戦をして、豊臣を危うくするのか。
大野治長
危うくしておるのは、お前だろう。

それは、徳川と唯一つながりのある片桐且元を追い落とすためでありました。結果的に豊臣家は、徳川の要求に応じるつもりはありませんでした。

そのため、大坂では戦になる気運が高まっており、大阪城には武将が集まりはじめていました。

 

家康が気にしていたのは千姫(原菜乃華)のことです。戦になれば、真っ先に人質にされるのは千姫だからです。しかし、駿府城でも戦の準備はすすんでいきます。

徳川家康
片桐が大阪から離れた?
本多正純
だまし討ちにされるところ、織田殿が間一髪あいだに入ったそうで。

なんとか逃げて助かった片桐且元は、徳川方がかくまっていました。

徳川家康
諸国の大名に大阪攻めのお触れをだせ。正純、大筒の用意もじゃ。
本多正純
はっ。

家康と本多正信もすでに70歳を超えています。肩を並べて鎧兜をつけている様子に笑いながら言います。

徳川家康
こんな格好をして笑われんかのう。
本多正信
重さで腰をおらんよう、気を付けなされ。
徳川家康
お前も出るんじゃぞ。
本多正信
秀忠さまは、自分が全軍を率いるとおおせです。江戸で留守をしてはどうでしょう。
徳川家康
それはならん。人殺しの方法など知らんでよい。この戦は、徳川が汚名をかぶる戦じゃ。汚名をかぶるのは、わし一人で十分じゃ。それが最後の役目じゃ。
本多正信
それがしも一緒に行きます。

その頃、大阪では多くの牢人があつまり、その数はなんと10万人にも上りました。その中には、大谷吉継の息子・大谷吉治や真田信繁、後藤正親などの顔もあります。

豊臣秀頼
よくぞ、ここに集ってくれた。礼を言う。
茶々
そなたらはみな、わが息子である。徳川家康を撃ち滅ぼし、天下をわれらの手に取り戻そうぞ。
千姫
豊臣のために、励んでおくれ。

一方、徳川勢は30万人の兵を集めて大阪に兵をすすめました。「大阪の陣」のはじまりです。家康は、大阪城の南にある茶臼山に本陣をしきました。

徳川には豊臣の内部を知り尽くした片桐且元や上杉景勝(津田寛治)も味方となります。しかし、戦経験のない若者が多いだけに、指南役の渡辺守綱(木村昴)は苦労します。

徳川家康
この戦の責めは、すべてわしが追う。おのおの陣へ。

家康は本多正信に、そう指示をして戦がはじまります。徳川は、連戦連勝であっという間に徳川勢は大阪城を取り囲みます。

大阪城は、秀吉(ムロツヨシ)がつくった難攻不落の城です。北に淀川、西と東には巨大な惣堀があり鉄壁の守りを誇ります。

本多正純
前田勢が1000人が討ち死にいたしました。あの出城で。

大阪城唯一の弱点は南にありますが、そこを真田信繫(日向亘)が真田丸を作って対策をしていました。

徳川勢は、その真田丸を攻略しようと試みますが逆に真田の鉄砲隊につかまり多くの戦死者をだしていたのです。

徳川家康
正信、あれを使うことにする。
秀忠
あれは、脅しのために並べておるのでは。本丸には、届かんでしょう。
徳川家康
秀頼を狙う。戦が長引けば、多くの者が死ぬ。わずかな犠牲で終わらせるすべじゃ。

このまま戦が長引くと不利だと考えた家康は、和睦の道をさぐります。しかし、このまま茶々(北川景子)が和睦に応じるはずもない。

そう考えて、イギリスから調達した大砲で大阪城に集中砲火します。武力に差があると思わせる作戦をとったのです。

本多正純
大阪城、本丸を狙え。放て。
豊臣秀頼
女たちを天守に逃がせ。

そして、砲撃は天守に向けられました。

秀忠
父上、やめてくだされ。こんなの戦じゃない。辞めろ。
徳川家康
これが戦じゃ。この世で一番醜い、人の所業じゃ。

大阪城では、千姫を守ろうとして茶々が倒れました。どうする家康第46話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第47話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第46話の感想

どうする家康第46話のあらすじでは、豊臣と徳川の戦が避けることができずに「大阪冬の陣」がはじまりました。

徳川は、連戦連勝で勝利をしていましたが大阪城を崩すのは簡単ではありませんでした。真田丸の鉄砲隊に死者をどんどんだしてしまいます。

 

そのため、死者を増やしたくない家康はイギリスから買った砲撃をスタートさせました。

それは、かつて家康が信長(岡田准一)の鉄砲隊を見て、戦じゃないと感じたのと同じで秀忠もこれは戦じゃないと感じていましたね。

 

最新兵器を使うと、必ずこうなってしまいます。これで、豊臣方は和睦に応じることになると思います。これも家康の老獪なところです。

家康も本当は、真田丸でこんなに手を焼くと思ってなかったんだと思います。圧倒的な兵力に差があるので、もっと簡単に勝てると思っていたはず。

 

でも、どんどん兵が減っていくから仕方なく砲撃をすることにしたのかなと思います。それを秀忠に見せるというのは、なんとも残酷です。

逆に言うと、それを見たからこそ徳川幕府は長く続いたのかもしれないなって思いました。どうする家康第46話の感想はここまで。どうする家康第47話の感想につづく



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