どうする家康 ネタバレ,あらすじ第40話「天下人家康」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第40話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第39話で、農民から成りあがって天下統一を果たした秀吉(ムロツヨシ)が亡くなりました。

 

どうする家康の第40話のあらすじは、今後に向けて大名たちが集まるところからはじまります。どうする家康の第40話タイトルは「天下人家康」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第40話

今後に向けて、5人の奉行と5人の大名たちが集まる10人衆で今後のことを話し合います。石田三成(中村七之助)が秀吉の遺言、10人衆がみんなで物事を決めることを強調します。

石田三成
殿下のご遺言をしかと実行することがわれらの使命。秀頼さまがご成長なされるまで、われら5人の奉行が政を行い、皆さま5人にそれを支えていただく。われら10人衆で物事を決めていくのが寛容であります。
徳川家康
むろん、異存はない。再び、天下が乱れることがあってはならん。殿下がみまかられたことは、しばらく公にしない方がよかろう。

そして、難題となっていた朝鮮についても話し合います。うまくいくかと思われていた10人衆ですが、一致団結とはいきませんでした。

毛利輝元
気をつけた方がよいかと存ずるが。話し合いによっては、力が平等であるときにしかできぬ。人の心には、裏と表があると心得よ。

諸大名の中で、一人250万石の所領をもつ家康のことをみなが警戒していました。

上杉景勝
徳川殿は、狸と心得ておくがよい。

上杉景勝(津田寛治)や毛利輝元(吹越満)は、三成に警戒感を伝えます。

 

慶長3年11月、朝鮮から兵を引きました。三成たち奉行が加藤清正(淵上泰史)や黒田長政(阿部進之介)らが帰ってきます。

石田三成
戦のしくじりの責めを不問とするゆえ。

そう言ったことから黒田長政(阿部進之介)や加藤清正が怒ります。

 

三成は、戦に出ていたものの周りがたくさん死んでいったことにたいする気持ちを理解していませんでした。

黒田長政
治部に戦の責めを負わせていただきたい。これまで、戦がうまくいかないのは戦地のわれらのせいだとされていました。

そのため、加藤清正と黒田長政らは伏見城にやってきて石田三成に対して、戦の責めを負い処罰するように迫ります。

徳川家康
治部はよくやっておろう。
前田利家
治部らに任せたのは、殿下のご意思。それに反することは前田利家が許さん。

そういって、前田利家(宅麻伸)が止めます。家康も伏見城にきている武将をなだめました。

 

寧々(和久井映見)は、豊臣家中を一つにまとめるために石田三成に、朝鮮に行っていたものたちに謝罪するように提案します。

寧々
どうであろう治部。一同に詫びを入れて、酒でも酌み交わしては。豊臣家中をまとめるのもそなたの役目ぞ。
石田三成
私は、間違っていることはしていません。間違っているのは、奴らでございます。殿下の遺言にしたがって一つになるときに。
徳川家康
腹を割って話して、奴らにお主の政を説明してはどうか。
石田三成
奴らは、私の考えを理解しようとしません。

しかし、石田三成は自分は何も悪いことをしていないと言い謝罪を拒否します。

寧々
治部がうまくできなければ、その時は力のある者にやってもらうほかないと私は、思っておる。

家康は、寧々の言葉を聞いて酒井忠次(大森南朋)の言葉を思い出します。

 

屋敷にもどった家康は、諸国の状況を聞くと伊達政宗が不穏な動きをしているという。

本多正信
伊達政宗は、殿下が亡くなったことを喜んでいるとか。伊達にしろ、毛利にしろ上杉にしろ、殿下に最後まで抗った人は喜んでいるでしょう。
本多忠勝
治部殿では手に負えないでしょう。殿が表に立つべきでは?
本多正信
今は、表立ってなにかをするのは危ない。裏であぶなかしい者の首根っこをつかまえておくのがよいでしょう。どのみち、豊臣の天下は崩れていきますゆえ。

慶長4年、秀吉の遺言により秀頼は大阪城に居をうつしました。そんなある日、家康が加藤清正、福島正則、伊達政宗らと縁組をしているという噂が流れます。

縁組は、勝手に行えないように秀吉が決めていたのでそれに反したのです。そのため、家康を除いた9人衆で審議が行われました。

毛利輝元
治部、言わんこっちゃない。これは、天下略奪の算段であるに違いない。
上杉景勝
その通り。
前田利家
軽々に判断できぬ。

前田利家(宅麻伸)は、家康のことをかばいましたが石田三成は家康に謹慎の処分を科すことをきめました。

石田三成
太閤殿下のお決めに背くことは、誰であっても許されません。徳川殿には謹慎していただく。

すぐに家康のもとに、糾問使が派遣されます。

徳川家康
すまなんだ。ほんの行き違い。改めて皆様にお伝えもうす。
本多正信
あくまで、奉行衆を助けるためにやったことで、殿は太閤殿下の遺言を忠実にやられておる。もし、殿が懲罰にかけられれば血の気の多い徳川勢が数多におりますからな。
徳川家康
いうことを聞かん奴らで、わしも手を焼いとる。

そう脅しをかけました。これに驚いた糾問使たちは、すぐに逃げ帰ります。

 

状況が悪化したことから、家康は石田三成と密かに会うことにします。

徳川家康
こたびのこと、誤解を解いておきたい。わしはそなたの味方である。ただ、今の形での政は困難だ。まずはみなの不満を鎮めねば。治部、あくまで一時のことじゃ。一時の間、豊臣家から政務を預かりたい。ともにやらぬか。
石田三成
たぬき、皆がいうことが正しかったようでござる。天下略奪の野心あり。
徳川家康
天下泰平のためやむ得ぬ判断じゃ。
石田三成
私は、殿下に任じられました。その務めをまっとうするのみ。それが、殿下への恩義に報いることでござる。

石田三成は、家康がどんなことを言っても信じれなくなっていました。

 

何を言っても石田三成が信じてくれないことに困った家康は、前田利家に相談します。

前田利家
他の者がそなたを信じるのは無理な話よ。治部が生まれたのは、桶狭間の戦いのころよ。いにしえの物語。多くの者にとって、信長、信玄、勝頼、信長と渡り合ってきたことで、みなそなたが怖いのよ。そなたは、強くなりすぎた。家康殿、腹をくくるしかないかもしれん。

神話に出てくるような戦いをくぐりぬけた家康のことが、みな怖いのだと。前田利家は、安堵の表情を浮かべました。その1月後、10人衆の重しになっていた前田利家は亡くなりました。

そのことで、どんどん世の中が騒がしくなっていきます。ある日、三成がいた伏見城を福島正則と加藤清正(淵上泰史)が囲みます。

 

家康は2人と話をしますが、石田三成との関係を修復するのはもう不可能になっていました。家康は、空を見上げ、星をみます。

本多正信
ここらが潮時かもしれませんな。
本多忠勝
表舞台に立つときかと。

いつの間にか、本多正信と本多忠勝が立っていました。

 

このことがきっかけで、三成は近江佐和山に隠居することになります。そんな三成に家康が言います。

徳川家康
こたびのこと、もう聞き及んでおるとは思いますが・・・。
石田三成
佐和山に隠居もうすが私は、間違ったことはしておりません。殿下のご用命に誰よりも忠実だったと自負しております。
徳川家康
それは、まぎれもないことでしょう。治部殿、佐和山を訪れてもよろしいですか。また夜空を眺めて、星の話をしたい。
石田三成
ご遠慮いたします。私と家康殿は違う星を見ていたので。もうお会いすることもありますまい。

家康はこれまでのことを思い出して、天下をとることを考えます。

 

そして、家康は伏見城の主座に座って決意をのべます。

徳川家康
治部のことは、まことに残念なことであった。これよりは、天下太平を乱すものがあれば徳川家康が放っておかぬ。よろしいな。

その様子を諸大名たちは複雑な様子で見ていました。どうする家康第40話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第41話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第40話の感想

どうする家康第40話のあらすじでは、家康と三成の対立していく様が描かれていました。最終的には、三成が隠居する形になりました。

どうする家康では、家康と三成は当初気が合う者同士でした。しかし、第40話のところで一気に関係が悪化してしまいましたね。

 

家康と三成の二人だけであれば、関係を保つことができたと思います。しかし、家康と三成だけでなくかかわる人が複数いたので、難しいですよね。

三成の方が茶々に言われたり、他の大名に言われたりすることで家康のことを信用できなくなってしまいました。

 

このあたりも含めて、家康の方が上手だなって思います。三成が蟄居したことで、戦をすることなく実質的に家康が天下人になりました。

こっから、関が原の戦いに行くまでもうわずかというところです。石田三成がもう少し、上手に立ち回れたらこんなことにはならなかったのかなって思います。

 

家康の力がありすぎるってのは、周囲からしたら本当に怖いはず。ここから関ヶ原に向けて、家康につく側。三成につく側がどのようにわかれていくのか。

注目したいと思います。どうする家康第40話の感想はここまで。どうする家康第41話の感想につづく



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