どうする家康 ネタバレ,あらすじ第3話「三河平定戦」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第3話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第2話で、松平元康(松本潤)は岡崎城に戻ってきました。しかし、元康の周囲は、敵に囲まれていました。

 

どうする家康の第3話のあらすじは、元康が岡崎にいるところからスタートします。どうする家康の第3話タイトルは「三河平定戦」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第3話

松平元康(松本潤)のところに書状が届いていました。今川氏真(溝端淳平)からです。

今川氏真
そなたの働き、今川中の鑑である。余は、ただちに今川を立て直し、父の敵をうつ。そなたは、岡崎から織田を打ち払え。しかる後に駿府に帰り、余を支えてくれ。

書状を見た、元康は喜びます。しかし、家臣たちの反応は冷たいものでした。

石川数正
織田を打ち払ったらってことは、我らだけで三河を平定せよと?
松平元康
やらねば、わしは駿府に帰れぬ。

元康の気が焦りますが、戦となれば武器も軍資金も必要になります。しかし、それは死の淵をさまよった鳥居忠吉(イッセー尾形)が準備をしていました。

そのことで、家臣たちの士気も一気に高まります。織田信長(岡田准一)に対抗できると感じました。目下の敵は、水野信元(寺島進)です。

 

水野信元は、元康の母・於大の方(松嶋菜々子)の兄で、元康の伯父にあたります。すでに、三河内陸部まで、進軍していました。

元康は、本多忠勝(山田裕貴)と本多忠真(波岡一喜)を呼びました。

松平元康
水野信元がいる刈谷城を落とせると申すなら、先駆けを任せる。
本多忠勝
刈谷は城なのですか?犬小屋だと思っておりました。
本多忠真
たわけ。つつしめ。
酒井忠次
やってみるがよい。

さらに、本多忠勝は元康に質問をします。

本多忠勝
水野信元は、殿の母上の兄ですが首をはねてもよろしいか。
松平元康
母上には、会ったことがないが幼い頃はようお菓子を送ってくれた。だが、水野は嫌いじゃ。

永禄3年(1560)松平元康軍は、刈谷城攻めを行いました。外で、元康軍が銃撃戦を行っている中で水野信元は、同盟を結ぶ久松長家(リリーフランキー)と博打をしていました。

水野信元
つくづく博打の才能がない奴だ。
久松長家
まだわかっておられないようですな。
水野信元
ああ、戦う相手がわしじゃなく、その後ろにおる方だと。背中に気をつけろ。甥っこよ。

その頃、刈谷城を攻めていた元康軍の背後に、織田軍が迫っていました。水元軍と織田軍に挟まれた元康軍は、80名あまりの死者をだして敗走していきました。

そして、水野信元は意気揚々と信長に会いに行きました。信長は、最新の銃をかまえて水野信元に聞きます。

織田信長
狩りの肝心な役目は、何と思っとる?
水野信元
獲物を追い込む役目と存じます。
織田信長
しかと追い込め。兎を俺の目の前に。
水野信元
必ずや。

一方、元康はすぐに今川に加勢してもらう書状を送りました。しかし、今川氏真は各地の対応で忙しくしていました。そのため、松平のことまで手がまわっていませんでした。

そこで、関口氏純(渡部篤郎)が進言しました。

関口氏純
松平殿が加勢を望んでおりまして、敵方には尾張から援軍がどんどん送りこまれ、松平殿は苦戦をしいられております。
今川氏真
うるさい。今、それどころではない。元康に伝えよ、助は必ず送る。それまで、こらえろ。駿府には、妻子がいることを忘れるなと。

氏真の意向は、すぐに松平元康のもとにすぐに伝えられました。瀬名たちのことを思って、心を痛める元康を尻目に家臣たちは噂話をします。

今川の助けがいつ来るか。本当に来るかどうかわからないと言う言葉に、鳥居元忠が怒ります。

鳥居元忠
来るにきまっておるだろうが。たわけが。
平岩親吉
よい知らせじゃ。東条城から吉良義昭殿がお見えになさった。

吉良は今川に忠実な人物でした。吉良が到着して、一同で評定をひらきます。作戦を考えていたのは、大久保忠世(小手伸也)でした。

大久保忠世
北から回って、水野領深くに進みます。すると、水野軍が出てこられると思われます。その隙に、手薄になった刈谷城を吉良勢と一緒に落とします。
酒井忠次
面白い。
石川数正
妙案じゃ。

みなが大久保忠世の作戦を褒め称えました。しかし、結果は散々たるものでした。松平兵は、100人以上の死者をだし敗走しました。

その後、水野信元から書状が送られてきます。織田方につくように迫る内容でした。それを破り捨て元康は聞きます。

松平元康
次こそは、勝たねばならぬ。良い作のあるものはおらぬか。

元康が聞いても誰も答えることはありませんでした。すると、評定の最中に外で小姓たちが争っている声が聞こえてきます。

本多忠勝や鳥居元忠、平岩親吉が言い争いになっていたのです。今川から兵がこないので、本多忠勝は織田方につくべきだといったので衝突したのです。

石川数正
次負ければ、お家は破滅。今川殿も立ち直る気配はない。軍用金も底をつきはじめ・・・

石川数正も暗に、織田方につくように言います。

松平元康
俺に三河衆を見捨てろというのか。

元康は、そういって石川数正に突っかかりました。

酒井忠次
まあまあ、手立てがないわけではありません。武田に助けを求めるのです。

しかし、それも甘い考えでした。

武田信玄
松平なにがし・・・わしと話がしたいなら三河の主になってから。今川を飛び越えて話をするとは、身の程知らずが・・・

今川を飛び越えて、元康が武田にお願いしたことで突っぱねられました。そこに、再び水野信元からの書状が届きます。

石川数正
水野殿が会いたいと申しております。
松平元康
会うものか。
石川数正
わずかなお手勢で、すでに城に向かっております。

それから、ほどなくして水野信元が岡崎城に到着しました。

水野信元
お前が俺を嫌っていることは知っておる。けど、わしは甥っ子が可愛い。信長さまに頭を下げろ。俺が口をきいてやる。

その後、水野信元は一緒に来た於愛の方(松嶋菜々子)と元康を会わせました。

松平元康
母上。
於大の方
ご立派になられて。

感動の再会を果たします。そして、少し話をした後に於大の方が本題に入ります。

於大の方
今川と手を切りなさい。今川は、もうおしまいです。
松平元康
母上。
於大の方
そなたが信長さまに勝てません。しかも、松平と対等に結び、三河をそなたに任せてくれるそうよ。
松平元康
私の妻は、今川の子であり今も妻子が駿府におります。
於大の方
それがなんだと言うのです。つまらぬことです。
松平元康
なんですと?
於大の方
そなたの父もかつて尾張におった、そなたを見捨てました。恨んでおいでか?私は、立派な判断だと思います。主君たるもの妻や子供を平気で捨てなはれ。

あまりにも冷酷なことをいう於大に、元康は腹を立てました。

松平元康
出ていかれよ。今すぐ、出ていけ。
於大の方
そなたを助けておる吉良義昭殿攻めよ。それが信長さまへの返事になる。

そう言い残し、於大の方は足早に出ていきました。

松平元康
わしの敵は、水野じゃ。信長じゃ。わしは今川の家臣じゃ。

停戦交渉は決裂しました。その数日後、酒井忠次が元康を外に連れでます。城下の民の暮らしを見せようと思ったのです。

酒井忠次
百姓はたくましゅうございますな。戦で、親兄弟が死んでも実りとなれば、大はしゃぎ。今年は、特にはりきって刈り込んでいます。なにゆえかわかりますか?

なにも答えない元康に、忠次が続けます。

酒井忠次
今川に搾り取られないと思っておるからです。
松平元康
今川から一人だちしたとは、言っておらぬぞ。
酒井忠次
私が申しました。今川のために戦えと言っても、兵が集まりません。みなそれほどひもじい思いをしてきたのです。まことに恐れ多いですが、我ら三河衆はとうの昔に今川を見捨てております。

そして、頭をこすりつけてお願いします。

酒井忠次
殿ことを思うと、私も涙がでます。されど、されど・・・どうか、どうかご決心ください。
松平元康
何を言ってるのかわかってるのか。嫌じゃ。わしは、駿府に帰るんじゃ。
酒井忠次
左衛門のことを手討ちにしてください。
石川数正
数正も手討ちにしてください。ゆえに、ご決心を。
松平元康
いやじゃ、いやじゃ、いやじゃ。わしは駿府に、妻と子の元に帰るんじゃ。

その数日後、元康軍は吉良義昭の東条城に攻め込みました。

水野信元
ようやく正しい方に張ったな。

そして、吉良義昭を捕らえました。元康は今川氏真に織田方についたことを書状で知らせました。そのことを瀬名はまだ知りません。そこに、たね(豊嶋花)が.慌ててやってきました。

たね
お方様、お方様・・・お富さんたちが連れていかれてしまいました。

今川家は三河衆の人たちを磔にされていました。

瀬名
お富、おふみ、みんな

瀬名が助けようと近寄ると、力づくで取り押さえられてしまいます。三河衆は、磔で串刺しにされました。

水野信元
甥っ子、清州城に一緒に行こう。俺がついてる。怖くはない。

あまりにも残酷な仕打ちでした。どうする家康第3話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第4話のネタバレ,あらすじにつづく。



どうする家康第3話の感想

どうする家康第3話のあらすじでは、家康が周囲の意見を聞き入れ織田方につくことを決めました。この決断がきっかけで、駿府にいる三河の者が処刑されました。

家康の決断は、とても大きなものでした。家康が織田方についたことで、すぐに三河の者が処刑される。そんなことになりました。

 

家康自身は、妻と子どもを駿府に置いているので、駿河に帰りたいと思っていました。氏真の下で、働きたいと本気で願っていました。

しかし、家康の家臣や三河の農民たちはまったく異なる意見でした。もう今川を捨てている。それを喜んでいる現実がありましたね。

 

こうなると、家康がいくら瀬名のために・・・竹千代のためにといってもどうにもなりません。岡崎城の主ですから、辛い選択になってしまいました。

まだ、青年の家康にとってはかなりキツイ選択になったと思います。もし、自分が織田方についたことで瀬名や竹千代が処刑されたらどうしよう。

 

そんな気持ちは、少なからずあったはずです。それでも、岡崎城主としてそういう決断をしました。瀬名には、まだなんのことだかわかっていない。

だから、余計に切なく感じました。他に方法はなかったのかな・・・。あと、於大は印象的です。血も涙もない感じ。

 

戦国時代を生きる妻は、あれぐらい厳しくないといけないのかな。そんなことすら感じました。松嶋菜々子さんのお芝居がピカイチでした。

於大の登場が今後も楽しみになりました。どうする家康第3話の感想はここまで。どうする家康第4話の感想につづく。



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