どうする家康 ネタバレ,あらすじ第39話「太閤、くたばる」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第39話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第38話で、茶々(北川景子)が第二子を身ごもったことを秀吉(ムロツヨシ)が喜びます。。

 

どうする家康の第39話のあらすじは、秀吉(ムロツヨシ)が活力を取り戻したところからはじまります。どうする家康の第39話タイトルは「太閤、くたばる」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第39話

秀吉(ムロツヨシ)は茶々(北川景子)に第二子を産んだことで活力を取り戻しました。

すぐに大阪に戻った秀吉は、拾(ひろい)と対面しました。そして、抱きかかえた瞬間に恐怖におびえる表情を浮かべます。

豊臣秀吉
この手は、多くの人を殺めてきたで。これに粗相をしたら、誰であろうと成敗してよい。

その後、拾にけがれた人物を近づけるな。些細な粗相も許さないという姿勢になります。関白を継いだ甥の秀次を自害に追い込み、妻子まで皆殺しにします。

拾の邪魔になるものは、どんな人物であっても排除するという姿勢を行動で示していきます。

 

そして、明国との和議の話をします。

豊臣秀吉
この7か条の合意をもって明国との和議とする。

しかし、秀吉がつくった和平案を見て石田三成(中村七之助)らは絶句しました。到底、明国が受け入れることができない内容になっていたからです。

豊臣秀吉
これ以上は、譲ることができぬ。それで進めろ。これにて、余は大阪に戻る。

家康(松本潤)たちは、この和議について話し合っていまいた。

本多忠勝
このような和平は明国が受け入れるでしょうか。
石田三成
きわめて難しいでしょう。されど、なんとしても和議を結ばなければなりませぬ。
徳川家康
治部、新たな政の仕組みがいると申しておった。聞いてみたいと思っていた。
石田三成
力ではなく、知恵。合議で話し合って政を決めていく。そうなれば、天下人を力で争うことがなくなるでしょう。私の夢でございます。
徳川家康
夢を語っているだけでは、実現せぬでござるぞ。

文禄4年冬、家康(松本潤)は京で隠居する酒井忠次(大森南朋)のところに寄りました。70を超える酒井忠次は、目の光を失っていました。

徳川家康
無理を言ってすまんな。秀忠が祝言をあげたから、寄らせた。
秀忠
お久しゅうございます。
酒井忠次
改めまして、おめでとうございます。

秀忠(森崎ウィン)は、家康と於愛(広瀬アリス)の間に生まれた子供です。相手は、茶々の妹で江(マイコ)です。

江は、秀忠よりも年上でしたが秀吉が強く望んで実現した婚姻でした。

酒井忠次
徳川と豊臣のつながりを必死に強めてる様子。ま、悪いことではござらんが。

秀忠の願いで、酒井忠次はえびすくいを披露しました。みなで、えびすくいを踊ります。そして、久しぶりに2人で話します。

徳川家康
かつて信長さまが言っておった。安寧な世をおさめるのは、乱世を鎮めるよりはるかに難しいと。
酒井忠次
まさに。

酒井忠次は、家康を抱きしめて言いました。

酒井忠次
ここまで、よう耐えましたな。辛いこと。苦しいこと。よくぞ乗り越えてこられた。
徳川家康
お主がおらねば、とっくに滅んでおった。
酒井忠次
殿が辛抱強くおったから、徳川は生き延びられたのです。1つだけ願いを言い残してようございますか。天下をおとりなされ。秀吉を見限って、殿がやりなされ。
徳川家康
天下人は、嫌われるばかりじゃ。

その3ヶ月後、酒井忠次は亡くなりました。

 

文禄5年、明国と秀吉は和議を結びました。

豊臣秀吉
余は満足である。

なんと、あの和議を明国が受け入れて和睦したのです。しかし、事実は違っていました。お互い和議を結ぶことが先決ということで、明の国王と秀吉の両方をだましたのです。

それが明るみにでたので、秀吉は怒ります。

徳川家康
小西殿も殿下をおもんばかってのこと。今一度考えなおすべきだと思います。

家康は、すぐに大阪城に行き説得しますが無駄骨におわります。

豊臣秀吉
わしに任しときゃええが。

 

そして、秀吉はすぐに第二次朝鮮出兵をします。

豊臣秀吉
歯向かうものは、皆殺しにせよ。

しかし、朝鮮軍に強い抵抗にあい次第に戦に嫌気がさしていきます。やがて、秀吉に対する不満が高まり京の治安は悪化します。家康は、日々もめごとの裁定に追われました。

本多正信
国の中も外もぐちゃぐちゃ。確実に乱世に戻っておりますなあ。
徳川家康
やめよ。策は無限にあると殿下はおっしゃった。それを信じるのみじゃ。

そういいながら、家康は誰よりも不安を感じていました。

 

その後、拾は5歳で元服し名を秀頼に改めました。そのタイミングで、秀吉が倒れます。秀吉が倒れたことは、瞬く間に世間一般に広がります。

秀吉は、3日間意識を取り戻さず寝ていました。その後、幸いにも意識を取り戻したため、遺言を石田三成に伝えます。

豊臣秀吉
秀頼は、あまりに幼い。わしが死んだあと、誰が天下人になる。
石田三成
天下人は無用と存じます。豊臣家の忠義と知恵ある者で政をすすめるのが最もよきことかと。
豊臣秀吉
わしも同じ考えよ。望みは、余の安寧。民の幸せよ。治部、やってみよ。

石田三成がその形でいくことを家康や前田利家(宅麻伸)らに根回しをしているところ、秀吉は徐々に回復していきました。

そして、家康が安心していたところに秀吉の病状が一気に悪化しました。秀吉が家康と話をどうしてもしたいということで、家康は秀吉のもとに向かいました。

豊臣秀吉
秀頼を頼む。秀頼を頼む。世の安寧など知ったことか。天下などどうでもいい。ただ、秀頼が無事に暮らしていけるなら、それでええ。どんな形でもええ。秀頼だけは頼む。
徳川家康
情けない。それではただの老人ではないか。
豊臣秀吉
ああ天下はどうせ、おめえにとられるんだろうよ。
徳川家康
そんなことはせん。治部殿のことを支えます。
豊臣秀吉
そんなものは、うまくいくはずがねえ。お前もわかっておるだろうが。そんなものは、うまくいかねえって。豊臣の天下は、わし一代で終わりじゃ。あとは、お前がどうにかせえ。
徳川家康
死なさんぞ。まだ死なさんぞ。秀吉。
豊臣秀吉
わしは、おめえさんが好きだったに。信長さまは、ご自身の後を引き継ぐのはお前さんだったと思われる。悔しいがな。
徳川家康
天下を引き継いだのは、そなたである。まことに見事であった。
豊臣秀吉
すまんの。うまくやりなされや。
徳川家康
二度と戦乱の世には戻さん。あとは、任せよ。

そういうやり取りをしたのち、秀吉は死にかけていたところ茶々が言います。

茶々
秀頼は、あなたの子だとお思い?秀頼は、私の子。あとは私に任せよ。猿

そして、秀吉はあの世に旅立ちました。

 

家康はその日、眠れないまま星を見上げていました。そして、酒井忠次に最後に会った日に言われた言葉を思いだします。

徳川家康
信長にも秀吉にもできなかったことをこのわしにできようか。
酒井忠次
殿だからこそできるのです。戦が嫌いな殿だからこそできるのです。嫌われなはれ。天下をとりなされ。

どうする家康第39話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第40話のネタバレ,あらすじにつづく。



どうする家康第39話の感想

どうする家康第39話のあらすじでは、天下人の秀吉が亡くなりました。そのことで、世の中がざわついてきていました。

そんな中、隠居していた徳川の重臣・酒井忠次に会って天下をとるようにアドバイスされます。秀吉は、その言葉が頭から離れなくなるのでした。

 

秀吉の最後は、すごかったですね。認知症なんか、本気なんかよくわからないっていう感じでした。本当に秀頼のことだけを考えてたのかな?

そんなことも感じました。また、茶々が秀吉に秀頼のことを話すところは衝撃的でした。秀吉の子じゃないという言い方はしませんでしたが、あなたの子じゃないって言ってました。

 

その説でいくか~って感じでした。茶々が、なんか裏番的な役割を果たしていますよね。お市を自害に追いやったことで、ずっと秀吉を恨んでたところがありますから。

それが、今度は助けに来なかった家康に向けられそうでちょっと怖いなって気がします。

 

酒井忠次の最後はよかったですね。えびすくいも一緒にやりましたし、本当にかっこいい終わり方でした。

家康に対しても、ちゃんと言いたいことを言っていましたね。家康の頭に残るほどですから・・・徳川家臣一同の願いかもしれません。

 

徳川には、秀忠という家康の跡継ぎもいますからね。その点は、やはり豊臣家より強いところです。秀頼が秀吉が生きている時に大きければ違っていたのでしょうが・・・。

ここから関ヶ原の戦いに向かっていくところを楽しみにしたいですね。今のところ、家康と石田三成の関係は悪くありません。

 

ここからどう変化していくのか。誰かにはめられるのか注目です。どうする家康第39話の感想はここまで。どうする家康第40話の感想につづく



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