どうする家康 ネタバレ,あらすじ第16話「信玄を怒らせるな」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第16話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第15話で、浜松に入った家康(松本潤)は、浜松の娘たちの舞を見ているところに襲われます。

 

どうする家康の第16話のあらすじは、家康が襲われた後からスタートします。どうする家康の第16話タイトルは「信玄を怒らせるな」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第16話

家康(松本潤)は、幸いにもかすり傷ですみました。暗殺を試みた少年は、捕えられて浜松城に連れていかれました。

徳川家康
なぜわしを狙った。
井伊直政
お前のせいで俺の家は、無茶苦茶じゃ。遠江の民はみんな申しておる。裏切者の疫病神は、遠江から出て行け。民の味方、武田様こそが国主にふさわしい。遠江の民は、みんなお前を恨んでおる。

井伊虎松(板垣李光人)は誰かに頼まれて暗殺を狙ったのではなく、自らの意思で刀を向けていたのです。しかし、それが遠江の言葉だと感じた家康は言います。

徳川家康
こやつは、遠江の民の声そのものなんじゃ。この者が、敵となるか味方となるかはわれら次第。

家康は、少年を無罪放免にしました。民にお金を配っている武田信玄(阿部寛)は、遠江にかなり侵略しており、切り取られるかもしれない。家康は、そんな不安にかられました。

徳川家康
えらいこっちゃ。

さっそく、酒井忠次(大森南朋)や石川数正(松重豊)ら重臣を呼び寄せ相談します。戦をしたら、間違いなく負ける。

それだけでなく、信長(岡田准一)からも信玄だけは怒らせないように注意されています。そのため、民の信頼を積み上げていくしかないとの結論に達します。

 

ある日、服部半蔵(山田孝之)が於大(松嶋菜々子)に呼ばれやってきました。

於大の方
本当によう来てくれた。当代随一の忍びと聞いておるぞ。
服部半蔵
私は忍びではなく、真っ当な侍。して、この源三郎というのは?
久松長家
わしと於大の次男じゃ。つまり殿の義理の弟にあたる。
服部半蔵
人質ですか?息災と書いておる。何より。何より。
於大の方
源三郎の身に何かあったのです。ただちに甲斐に入り、源三郎を救いだしてまいれ。
服部半蔵
わが殿に許しを得ねば。
於大の方
無用じゃ。あの子は、武田の顔色をうかがってばかり。そなた達、忍びは銭で動くのじゃろう。早う。さささっと。

そして、様子を見に行った服部半蔵は、人質として渡している義弟・松平源三郎勝俊のことで報告しにきました。

服部半蔵
松平源三郎勝俊殿、甲斐でひどい仕打ちにあっています。今は、お体も心も病んでおられます。いかがいたしましょう。
徳川家康
源三郎は、書状のとおり息災じゃった。母上にはそう伝えよ。

家康は、すぐに救い出したいがそうも簡単にはいかない。一方の武田は、どんどん調略しており奥三河は、どんどん落とされていました。

徳川家康
このままでは、今川の二の舞じゃ。越後の上杉に書状を送ってはどうか?
夏目広次
恐れながら危ういと存じます。間違いなく、信玄を怒らせてしまいます。
徳川家康
内密にことを進める。書状を送るだけじゃ。

しかし、家康は内密に書状を送りましたが、それを途中で千代(古川琴音)に奪われてしまいました。

夏目広次
信玄に渡ったと思われます。殿をなじる書状をほうぼうに送られているようで・・・
大久保忠世
信玄を怒らせましたな。
夏目広次
戦だけは、なんとか避けませぬと・・・
徳川家康
どうせ信玄は遠江は切り取ることを決めている。時期を見ているだけじゃ。
徳川家康
服部半蔵を呼べ。

家康は、半蔵に松平源三郎勝俊を奪還するように命じました。二日後には、半蔵が源三郎が連れて帰りました。

源三郎は、瘦せこけており雪山をはだしで駆けてきたので、指の一部が欠けてしまっていました。

徳川家康
すまぬ。源三郎。わしが悪かった。人質にひどい扱いをするとは、信玄なんたる外道じゃ。

しかし、源三郎は武田家の家臣たちと一緒に訓練をする中で、もっとも丁寧に扱われたことを家康に伝えました。

そして、源三郎は信玄から家康への伝言を伝えます。信玄は、家康が源三郎を奪還しにくることを知っていたのです。

徳川家康
信玄より言伝られた。弱気主君は害悪なり。滅ぶが民のためなり。生き延びたければ、我が家臣となれ。手を差し伸べるのは1度だけぞと。

信玄の伝言は、生き延びたければ家臣となれというものでした。家康は自分一人では決められないことなので、重臣たちを呼び集めます。

徳川家康
わし一人の一存では決められぬ。お主らには、妻子がおり家来がおり所領もある。おのおので決めてよい。
酒井忠次
皆の衆どうする?うちの殿は、この通り頼りないぞ。

そう口火を切ると、家臣たちは口々にああでもない。こうでもないと言います。

本多忠勝
ついてこいと言えんとは・・・情けない。
石川数正
情けない殿の家臣よりは、武田信玄の家臣の家臣の方がマシかもしれんの。
榊原康政
信長とも手が切れますな。代りに、信玄にこびへつらって生きていけばいい。

しかし、家康も家臣たちの本心は知っています。

徳川家康
戦しても、10に9は負けるんじゃぞ。
本多忠勝
10に1つは勝てる。その1つを信長は桶狭間でやりましたぞ。信長はやりましたぞ。
徳川家康
わしは、信玄に何一つおよばん。すべて、足りぬのじゃ。
夏目広次
恐れながら、殿・・・殿には我々家臣がおられるではないですか。一同で力を合わせれば、知恵を出し合えば、きっと信玄に及ぶと思われます。

家康は、家臣たちを見渡しました。そして、家臣一同の決意を見て家康も信玄と戦う覚悟を決めました。その頃、武田信玄(阿部寛)もまた戦の準備を整えていました。

武田信玄
天下を鎮め世に安寧をもたらす。織田信長、その器にあらず。民はいつまで苦しめばいいのか。時は今、この信玄。天下を鎮め都に向かう。敵は織田信長、まずはその前に小石をのけねばならん。これより浜松を目指し、徳川家康を討つ。いざ、風のごとく進め。

一方、家康も戦の準備をしていました。

徳川家康
この地を守り抜き、武田信玄に勝つ。今こそ、我らが桶狭間をなすときぞ。

どうする家康第16話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第17話のネタバレ,あらすじにつづく。



どうする家康の感想第16話

どうする家康第16話のあらすじでは、徳川家康が負けることがわかっている武田信玄と戦をすることを決意しました。

まず、源三郎は武田軍の元で鍛えられていただけだったんですね。てっきり、人質でいじめられていたのかと思いました。

 

それまでもが、武田信玄の狙いだったのにはびっくりしました。さすが、戦国最強武将って言われるだけのことはあります。

この時点では、徳川家康は武田信玄に勝てるわけがないのですが・・・どれだけ致命傷を受けないですむか。それがポイントになりそう。

 

家康が天下人になったのは、退くタイミングがとてもうまく、生き延びたからです。なので、桶狭間のように弱者が勝つと言いますが・・・それは厳しい。

桶狭間で信長が勝ったのは奇跡です。だから、驚きとインパクトを与えたわけであって兵力に差があると、基本的には桶狭間のようにならない。

 

家康がどうやって戦って、どのタイミングでうまく退くのか。この辺りに、注目して三方ヶ原合戦を見たいなって思います。

それにしても武田信玄のキャスト、阿部寛さん迫力あります。どうする家康第16話の感想はここまで。どうする家康第17話の感想につづく



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