どうする家康 ネタバレ,あらすじ第45話「二人のプリンス」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第45話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第44話で、徳川家康(松本潤)が征夷大将軍の座を秀忠(森崎ウィン)に譲り、2代目将軍が誕生しました。

 

どうする家康の第45話のあらすじは、家康(松本潤)が古稀を迎えるところからはじまります。どうする家康の第45話タイトルは「二人のプリンス」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第45話

慶長16年、大阪城で宴が行われていました。

茶々
お千、この天下を一つにまとめたのはどなたじゃ。
千姫
亡き太閤殿下でございます。
茶々
そなたのおじいさまは、殿下の家臣として代わりを任されていただけ。秀頼が成長した暁には、天下をお返しいただく約束じゃ。そなたのおじいさまは、盗人ではあるまい。
千姫
おじいさまは、約束を守るお方と存じます。
茶々
なれど、もしその約束を破ったときには戦になっても仕方ないこと。ほしいものは力づくで手にいれる。それが、武士の習わしなんじゃから。

その頃、家康(松本潤)は、将軍を秀忠(森崎ウィン)に譲り大御所になりました。70歳(古稀)を迎えた家康は駿府城から大阪に睨みをきかせていました。

一方の豊臣秀頼(作間龍斗)は、逞しく成長しています。家康が大阪からいなくなった後、関が原で敗れた牢人たちが鉄砲や武器を集め、秀頼のもとにいました。

 

民の間では、徳川と豊臣がぶつかるのではないかと噂でもちきりです。そんな中、秀忠と本多正信(松山ケンイチ)が駿府にやってきました。

秀忠
10年間、天下の政務を行っているのはわれら徳川。徳川が政をすすめるのは、世の安寧のため。
本多正純
もうはっきりさせるべきです。今や徳川が上、豊臣が下であると。秀頼さまには今度こそ膝まづいてもらいましょう。もし従わなければ、力をもって・・・

本多正純(井上祐貴)も、徳川と豊臣の上下を決めるべきだと主張します。

徳川家康
ならん。太閤は、今も多くの心に生きておられる。

そのため、武力行使をすれば民が黙っていない。

本多正信
秀頼様には、二条城に来ていただき大御所さまとお会いしていただく。ただし、その際に上段にお座りいただき、崇めたてまつる。徳川は武家の棟梁。その将軍家が敬うものはなんや。
阿茶局
公家
本多正信
豊臣は、武家ではなく公家ってことにしてしまう。
徳川家康
寧々さまに間に立ってもらおう。

3月に入り、家康は二条城に秀頼を招きます。後陽成天皇譲位があったからです。そこで、秀頼を上座に座らせることを決め、書状を送りました。

正信の言う通り力で上下関係をしめすのではなく、あいまいなままの方が良いことをあらわした書状でした。

 

これは、仲立ちをしてくれた寧々(和久井映見)や加藤清正(淵上泰史)らの説得により大阪側も快諾してくれます。

3月29日、秀頼は大阪をでて二条城に向かいました。上方での秀頼は大変な人気で、秀頼を一目みようと人だかりができます。そして、秀頼は二条城に颯爽とやってきました。

豊臣秀頼
大御所様、わざわざのお出迎えありがたく存じます。豊臣秀頼にございます。

秀頼が先に、笑顔で挨拶をします。

徳川家康
さあ、お入りくだされ。
豊臣秀頼
大御所様からどうぞ。大御所さまは、わが妻のおじい様。なぜ、私が先に入れましょうぞ。

家康は、やむを得ず先に入りました。

 

さらに、秀頼は家康を上座に座らせます。

豊臣秀頼
長らくのご無沙汰、秀頼こころよりお詫び申し上げます。

深々と頭を下げた、秀頼は笑みを浮かべていました。

 

この二条城の対面により、世間では豊臣秀頼が称賛され、逆に家康は無礼者との評判が広がってしまいます。大阪には、ますます牢人が集まります。

家康は、秀頼の後ろであやつる茶々(北川景子)にまんまとはめられてしまったのです。

 

駿府城に戻った家康は、阿茶(松本若菜)に聞かれます。

阿茶局
どうでした?秀頼さまは?
徳川家康
すがすがしい秀吉じゃ。

 

二条城の対面以降に、秀頼は勢いを増していました。豊臣の威光をます一大事業をすすめます。京の方広寺に巨大な大仏を再興します。

これは、秀吉の悲願でもあったことです。秀吉の17回忌に開眼供養としてこぎつけてみせました。諸大名や民が多く集まり、盛大におこなれます。

茶々
日ノ本が新しい船出をすることになろう。

戦の備えを怠らないように、支持します。そして、家康が亡き後は世の中は豊臣のものになると茶々は自信に満ちていました。

一方、駿府城では家康が秀忠のことを叱っていました。

徳川家康
将軍はそなたであろう。いちいち、そのようなことでわしを頼るな。
秀忠
間違いなく、豊臣の威光をしめそうとしております。正信にもそのように申しておるのに・・・

「御所柿は独り熟して落ちにけり木の下に居て拾う秀頼」

世間では、こんな歌が流行っていました。家康は、高齢なのでいずれ豊臣秀頼(作間龍斗)の天下になるというものです。

 

秀忠は、家康が死んだときのことを考えると夜も寝られない様子で、すぐに泣きごとを言います。

徳川家康
そなたは、わしによう似とる。そなたの才能は、弱いところ。それを認めることができるところにある。それは、ずっと大事にせよ。戦を求めるものに天下を返すな。

武をもって治める覇道は、徳をもって治める王道にはかなわぬ。そなたには、それができると信じておる。わしの志を受け継いでくれ。

家康のその言葉に、秀忠の胸に届きました。

 

しかし、家康からすると秀忠のためにも戦乱の火種はなんとか取り除いておきたい。どうすればいいものか。家康が考えていたところに、大きな火種がやってきました。

徳川家康
鐘?

本多正純(井上祐貴)が報告したのは、大仏の巨鐘に刻まれた「国家安康君臣豊来」という銘についてでした。

これは重要な問題で慎重に判断するために、秀忠(森崎ウィン)と本多正信(松山ケンイチ)が駿府城にやってきます。

 

「国家安康君臣豊来」は、家康の文字を頭と胴に切り分けた呪詛です。どうする家康第45話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第46話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第45話の感想

どうする家康第45話のあらすじでは、家康と秀頼が二条城で対面しました。しかし、ここで秀頼が上手に振る舞います。

また、更なる戦の火種として大仏に刻まれた「国家安康君臣豊来」が問題となるというストーリーでした。

 

いよいよ、大阪の陣に進んでいく状況です。どうする家康のクライマックスです。しかし、二条城での秀頼はうまくやりました。

家康は、一本とられてしまいます。秀頼は、最初から考えていたのでしょうね。自分ひとりというよりは、茶々を含めてみんなで考えていたのかもしれません。

 

家康を上手に上座に座らせ、膝間づきました。秀忠のように、豊臣が臣下に下ったって思う人もいますが、民の声が徳川に逆風になってしまいます。

しかも、大仏の「国家安康君臣豊来」です。どちらかというと、喧嘩を売っているのは豊臣方のような気がしますね。

 

一番しんどいのは、板挟みになっている千姫かもしれません。茶々にあれだけプレッシャーをかけられていたら怖くて仕方ない。

秀頼は優しいのですが、厳しい立場ですね。どうする家康のラストを楽しみたいと思います。どうする家康第45話の感想はここまで。どうする家康第46話の感想につづく



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