どうする家康 ネタバレ,あらすじ第30話「新たなる覇者」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第30話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第29話で、信長(岡田准一)が本能寺の変で討ち死にしました。家康(松本潤)は、伊賀越えで岡崎城に帰りました。

 

どうする家康の第30話のあらすじは、秀吉(ムロツヨシ)が明智光秀(酒向芳)を討ったことが伝わるところからはじまります。どうする家康の第30話タイトルは「新たなる覇者」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第30話

信長(岡田准一)の仇をとったのは、羽柴秀吉(ムロツヨシ)でした。信長が討たれたことを知った秀吉は、毛利と和睦して3万の兵を連れて京に戻ってきたのです。

徳川家康
秀吉が信長の仇を討つとはな。
酒井忠次
おそるべき速さで、まるで何もかもお見通しだったようですな。
徳川家康
秀吉は?
酒井忠次
信長の仇をふりまわっております。まあ、そう簡単に織田家の天下は揺るがないとおもいますが。
徳川家康
しかし、秀吉だからな。しばらく、秀吉から目を離すな。

明智光秀を討った秀吉は、急激にその地位を高めていきました。そして、織田家の嫡孫・三法師を2歳にもかかわらず当主としました。

織田家のためという名目を利用して、信長の次男・織田信雄(浜野謙太)、三男・織田信孝を政権から切り離しました。

 

そして、尾張で行われた清須会議の結果が家康(松本潤)のもとにも送られてきました。

三法師が大きくなるまでは、秀吉、柴田勝家(吉原光夫)、丹羽長秀(福澤朗)、池田恒興(徳重聡)が政を行っていきます。

 

また、お市(北川景子)は、柴田勝家のもとに嫁ぐことが決まりました。柴田勝家は、仇では後れをとったものの織田家の重臣であった。賢いお市は、秀吉を警戒して先手をうったのです。

徳川家康
秀吉の好きにさせんためじゃ。
榊原康政
それを阻むため、柴田殿はお市様と手を組んだ。いやむしろ、お市様から仕組んだのかもしれませんな。
井伊直政
だとすると、柴田勢と羽柴勢がぶつかるかもしれません。そうなったら、どちらにつきますか?
榊原康政
聞くまでもなかろう。
徳川家康
どうした平八郎。不満そうな顔をして。

しかし、若手はこれに不満をもっていました。本多忠勝(山田裕貴)すぐに出陣していれば明智光秀の首をとれたという思いがあったからです。

そうすれば、秀吉の上に立つことができたと納得いかなかったのです。

徳川家康
今、我らがなすべきことが他にあったからじゃ。
石川数正
我らの目下の難題は隣国じゃ。信長がいなくなって、主のない隣国が3つある。武田家臣であったプライドを捨ててない。例えば、信濃の真田。
徳川家康
我らが急ぎなすことは、甲斐、信濃、上野を北条に渡さないことじゃ。秀吉のことは、お市さまに任せて我らは力を蓄えて揺るぎないものにすることじゃ。

信長の死によって、旧武田領の甲斐、信濃、上野が宙ぶらりんの状態になってしまった。それを真田が狙って動いていました。

その真田を巻き込み、3国を手中に収めようと北条氏政が狙っていました。北条は、関東最大の彦根を根城にする徳川を遥かにしのぐ関東一大勢力です。徳川軍は、浜松城を出立しました。

 

8月に入り、徳川と北条が衝突しました。北条は2万の大軍を率いますが、ながい間戦をしていない兵は徳川の敵ではありませんでした。

そのため、すぐに北条から和睦の話がきます。上野一国をもらえたら甲斐、信濃から手を引くと言う内容です。悪くない取引です。

 

しかし、徳川の臣下に入った真田から領土を取り上げることになります。

井伊直政
恨まれるかと。
徳川家康
やむ得んな。恨まれるのも、わしの役目じゃ。

この判断がやがて、大きな災いのもとになりますがそれはまだ先の話になります。

 

また、北条側は和睦の証として家康の娘を嫁に迎えたいということを条件にしておりました。そのため、お葉(北香那)との次女・おふうが北条氏直(西山潤)に嫁ぎました。

その年の年末、家康に衝撃が走る情報がもたらされます。それは、羽柴秀吉と柴田勝家の戦がはじまったのです。

酒井忠次
羽柴秀吉と柴田勝家の戦がはじまったようです。

織田家の次男・三男を政権から外した秀吉に対して、柴田勝家が三法師と三男・信孝を担いで天下を治めようとします。

そのため、秀吉も次男・信雄を担いで戦をしかけたのです。秀吉と柴田の天下人争いに、信長の2人の息子は巻き込まれた形になりました。

 

この戦は、秀吉に軍配が上がります。秀吉の軍は、柴田勝豊の長浜城を落とし、岐阜城の信孝を降伏させて、三法師を奪還します。

そして、近江・賤ヶ岳の戦いで勝敗は完全に決しました。能登の前田利家が離反したことで、柴田は敗北しました。

 

徳川では、柴田を助けるべきかどうか軍議が開かれていました。軍議では、多くの者が秀吉が戦に強いことを認めつつ、柴田勝家を助けるべきだとの意見が多数でした。

本多正信
やめた方がいいでしょうな。

しかし、本多正信(松山ケンイチ)の言葉で流れが変わります。

本多正信
今や、ほとんどの織田の重臣が秀吉についておる。それこそが、あの男の才覚。百姓民からの人気もあり、敵に回すのはうまくねえ。これはあくまで、織田の戦。決着がつくまで見守ってみて、勝った方におめでとうございます。と言いにいくのが上策かと存じます。

石川数正(松重豊)と酒井忠次(大森南朋)も、本多正信と同じ意見でした。

 

家康は悩みました。柴田勝家から来た書状には、お市は家康の助けを信じて待っていると書かれていたからです。

徳川家康
様子を見る・・・

家康は、助けたい気持ちを抑えて苦渋の決断をしました。

 

そして、その気持ちを於愛(広瀬アリス)に打ち明けました。

徳川家康
古い約束があってな。お相手はずっと覚えておった。なのにわしは、その約束を果たせん。祈ることしかできん。

やがて、北ノ庄城は落ち柴田勝家は自害しました。お市もまた、城をでることを拒否し柴田勝家と共に自害したのです。お市の3人の娘は、秀吉が面倒をみることになります。

豊臣秀吉
愚かな女子だわ。
豊臣秀長
織田家の血筋、残念でしたな。
豊臣秀吉
なんも。3、4年もたてばかわりはおる。

そういって茶々を見る秀吉。

 

柴田勝家とお市が自害したことが、家康の耳に入ります。

井伊直政
申し上げます。北ノ庄城が落城。柴田勝家、お市様は共に自害なされました。

家康は、書いていた書物をぐちゃぐちゃにして立ち上がり外を見ました。

徳川家康
秀吉は、わしが倒す。

どうする家康第30話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第31話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第30話の感想

どうする家康第30話のあらすじでは、秀吉が力をつけて柴田勝家に勝利するというストーリーでした。お市はなんとも切なかったです。

家康の心は、揺れ動いていました。柴田勝家を助けにいくべきなのか。我慢するべきなのか。家臣たちもお市を助けるべき。

 

ここは様子を見守るべきと別れていたので、家康の気持ち一つで決めることはできたと思います。しかし、それをしなかった。

当時、秀吉は勢いに乗っていたので、家康が柴田勝家側についたとしても勝つことは難しかったと思います。

 

実際に、加勢してみないとわからないところはありますが、おそらく秀吉が勝利していたことでしょう。この辺りの判断は、家康は非常に優れています。

本多正信のアドバイスもあったからなのかもしれませんが。私自信は、秀吉が明智光秀を討った後から天下人になったところをあまり知りませんでした。

 

当然、織田家との戦いはあるはずで柴田勝家が一番の強敵です。ここを倒した後に残っているのは、家康と北条ぐらいでしょうか。

秀吉がここから天下人になって、関ヶ原までの間が一番のクライマックスです。楽しみです。どうする家康第30話の感想はここまで。どうする家康第31話の感想につづく



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