光る君へ ネタバレ,あらすじ第25話「決意」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第25話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第24話で、まひろ(吉高由里子)は宣孝(佐々木蔵之介)と結婚することを決めました。

 

光る君への第25話のあらすじは、長徳3年(997年)秋からはじまります。光る君への第25話のタイトルは「決意」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第25話

長徳3年(997年)秋、為時(岸谷五朗)はまひろ(吉高由里子)を連れて農家に紙すきの作業を見るために訪れました。

越前の国では、大量の紙が租税として納付されています。しかし、規定量より多く納付されていることを為時は気づきました。

 

為時よりも前の国府は、租税分の紙を都に送って余った分を売却して私腹を肥やしていたのです。宣孝(佐々木蔵之介)もやっていたようなことをまひろは聞いていました。

しかし、為時はまひろが紙1枚ほしいと言っても拒みます。そして、紙すきの作業をとりまとめている村長に余分な紙を送らないように願い出ました。

 

しかし、村長はこれを拒みます。役人の力を借りて都に紙を送っているので、その分余分に送っているから返されても困るというのです。家に帰った為時は、まひろにこぼしました。

藤原為時
わしは、世の中が見えてなかった。宣孝殿は、清濁併せ吞むことがうまくできるがゆえ、大宰府でうまくやっておったのであろう。まひろもそんな宣孝殿に捉えられたのか。
まひろ
まだ捉えられてはおりませぬ。
藤原為時
都に帰って、宣孝殿の気持ちを確かめて見るように。

都の屋敷に帰った、まひろを弟・のぶのり(高杉真宙)といと(信川清順)が出迎えてくれました。まひろの知らない従者・福丸もいました。

のぶのり
いとのいい人

まひろは、それに驚きます。逆に、のぶのりは乙丸(矢部太郎)が同じように、きぬを連れていることに驚きました。

この日の晩、宣孝(佐々木蔵之介)が家に訪ねてきて賑やかな宴になります。

 

年が明け、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が一条天皇(塩野瑛久)の元を訪れ挨拶をします。

安倍晴明
新しい春を迎え、帝の御代はその栄にとどまらず天地の動きにも読み取れまする。

しかし、この安倍晴明の言うことに真実味が感じられない道長(柄本佑)は、安倍晴明を呼び出しました。そこで、道長が聞くと安倍晴明は答えました。

安倍晴明
今後、凶事がつづきます。
藤原道長
凶事とはなんだ。地震か。火事か。疫病か。嵐か。
安倍晴明
さすが左大臣様。そのすべてでございます。たとえ、邪気払いをしたとしても、根本を取り除かないと無駄です。帝をいさめて国を立て直すことができるのは、左大臣様以外におりませぬ。
藤原道長
私にどうしろというのだ。
安倍晴明
良いものをお持ちでないですか。お宝をお使いくださいませ。

意味深な発言をして、安倍晴明はその場を去りました。

 

都に戻った藤原伊周(三浦翔平)は、定子(高畑充希)がいる職御曹司を華やかな場にし、かつての隆盛を取り戻そうと考えます。

そのために、ききょう(ファーストサマーウイカ)が書いている「枕草子」を広めて、宮中に面白い女房がいることをアピールさせようと伊周は思っていたのです。

 

その頃、道長は鴨川の堤防の修繕許可を一条天皇から得ようとしていました。安倍晴明の言葉を気にして、道長はいち早く修理しようと思っていたのです。

しかし、一条天皇は定子の元に入り浸っているため道長は、会うことさえもできません。行成(渡辺大知)は藤原詮子(吉田羊)から一条天皇に進言をしようと考えます。

 

ただ、この行成の考えも詮子の病気が重いためにかないません。仕方なく、行成は職御曹司に行きました。すると、行成は一条天皇に激怒され追い返されてしまいます。

すると、道長が恐れていたことが起きます。大雨で鴨川の堤防が大きく崩れてしまったのです。公卿たちは、定子が職御曹司が入って以来わるいことばかりだと嘆きます。

 

業を煮やして、道長が職御曹司に行きました。そこには、一条天皇の他に定子、ききょう、伊周、公任(町田啓太)が居合わせていました。

藤原道長
大水の影響で、多くの命と田畑が失われました。堤防の修繕の許しを何度もお上に奏上しておりましたが、お目通りなく、お願いしたくてもお上が内裏におらず。

仕方なく修繕に踏み切りますと、時すでに遅く一昨日の大雨でついに大事になりました。私の至らなさゆえに多くの民が失われました。

その罪は重く、このまま左大臣をつづけておくことはできません。

一条天皇
何を申すか。朕を支えるのは、そなたでなくして誰がおろう。朕が悪い。こたびのことは許せ。
藤原道長
この先も、お上が中宮様に心を奪われ、政をおろそかにされるのであれば、私の力ではお支えすることはできませぬ。

この日から、道長は3度の辞表を提出しました。しかし、一条天皇はそれを受理しませんでした。

 

そんなある日、道長のもとを宣孝(佐々木蔵之介)が訪ねます。

藤原宣孝
親戚である藤原為時も越前守として、1年が経過してつつがなく務めております。おかげさまで、為時の娘も夫をもてることになりました。

道長は、動揺を隠して言います。

藤原道長
それは、めでたいことだ。
藤原宣孝
実は、私なのです。為時の娘の夫にございます。

道長は、そのことに驚きを隠せませんでした。

 

その後、宣孝はまひろのもとを訪れます。

藤原宣孝
左大臣様に会ってきた。お前を妻にしたい旨つたえると、つつがなくと仰せであった。
まひろ
なにゆえ、左大臣様にそのようなことを・・・
藤原宣孝
挨拶しておかねば、後で意地悪されても困るからな。

そういう、宣孝に対してまひろは怒って追い返します。それでも、宣孝は笑っていなくなりました。

 

その後、まひろの元に道長から婚礼祝いが届けられました。届けにきたのは、もずひこ(本多力)でした。もずひこも従者を従えていました。

まひろ
偉くなったのね。
もずひこ
長い月日が流れましたので。

婚礼祝いの上に、封筒があり中を見ると型通りの祝いの言葉が書かれていました。それは、道長が書いたものではありませんでした。

この日、まひろは乙丸(矢部太郎)に文を託して、お酒と食事の準備をします。夜になって、宣孝が訪ねてきました。

まひろ
私は不実の女でございますが、それでもよろしいでしょうか。
藤原宣孝
私も不実だ。おあいこだ。

そういって、まひろは宣孝に抱き寄せられました。まひろは宣孝に身をゆだねました。光る君へ第25話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第26話のネタバレ,あらすじにつづく



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